国宝「観智院 客殿」での映像「飛翔鷲図」展示

東寺 灌頂院を出て、境内を北に進み北門を出ます。そして、最近は通常拝観となった観智院がその先に見えて来ます。

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ここには、2011年(平成23年)5月20日以来、来てなかったです。この訪問のあと修復工事をされ、庭園も以前と比べて変わったとは聞いてました。

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久し振りの観智院の「山門」には13時20分に着きました。この山門をくぐるのは8年振りですが、この前は何度か通っているので、久々感はないですね。

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山門を入ると、以前は右手の“客殿”から入りましたが、通常拝観からでしょうか、左手の「庫裏」から入るコースに変わってました。

2017年(平成29年)に、国宝「客殿」を修復され特別公開時にしか入れなかったのが、通常拝観に変わりました。そのため何度か来る予定にしてましたが、いつでも行けると思ったてら今日になってしまった次第です。

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庫裏を入ると、靴を下駄箱に入れて上がります。上がる前から気がついたことですが、随分綺麗になりました。上がると拝観受付があって、ここも500円を納めます。

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受付を通って、最初に見るのが「四方正面の庭」(桃山時代)で、創建当時から残る庭園です。

このあと、以前は“五大の庭”があった客殿前の庭園ですが、修復工事のあと「涅槃禄の庭」に生まれ変わりました。

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2017年(平成29年)に生まれ変わった新しい枯山水庭園です。この中に真言密教の無限の宇宙観と涅槃寂静の境地を表しているとか。

以前、“五大の庭”は、1977年(昭和52年)に作庭された庭園で、空海が唐より帰国するときを描いたものでした。この日、新しい庭園を目にすることができ、また、サツキが綺麗に咲いており来て見て良かったです。

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この観智院でも「東寺 曼荼羅EXHIBITION」が開催されています。こちらでデジタルアートを見ることが出来ました。それは何故か・・・

この本堂で安置されている、五大虚空坐像(重要文化財)や愛染明王像も、この日は東京出張中で不在です。それで、この部屋の一室で趣向を凝らされてたのでしょうけど、ここに来てる人は誰も見てなかったですね。

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客殿では、宮本武蔵が描いた障壁画があって、少しばかりガイドをされます。私はスルーして、再び“四方正面の庭”に戻って、奥の書院まで行ってみました。

奥の書院では、有料でお抹茶のお菓子をいただけますが、今日は一人で来ているで、内部を覗いただけで、奥の茶室「楓泉亭」に行ってみることに・・・。

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室町時代に、足利家や上流武士が楽しんだ書院風の茶室で、貴人口をもつ本席と奥の席からなり、露地庭園には紫陽花が咲いていました。

狭い、茶室に数名で入ったので、混雑してました。皆さん写真を撮られるので、それで少々混雑してましたが、久し振りに見ましたが、すっかり忘れてましたね。

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前途したとおり、バスの時間があるので、ここでもゆっくりしました。最後に客殿裏の「羅城の間」と「控えの間」を見た後、ここを出ることにしました。

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13時36分に庫裏から出て行きました。前途したとおりバスの時間は13時50分ですので、まで時間があります。

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最後に、山門の正面に見えていた「静観堂」に寄って行きました。それにしても、この日はも暑かったですね、もう汗だくです。

ここからゆっくり歩いて、東寺の境内を横切り東寺東門前のバス停から、市バスに乗り太秦天神川駅まで行き、そこで用事を済ませて帰りました。新しくなった観智院をやっと行けたのが良かったですが、暑さで疲れました。

【観智院 涅槃禄の庭】



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