かつて「南都随一の名園」と謳われた庭園 名勝旧大乗院庭園へ

東大寺ミュージアムから、奈良国立博物館の前を通って、11時12分に奈良ホテルの入口に着きました。

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天気が良かったので暑かったのと、まだまだ膝が痛むので、これだけ歩いたらやっぱり痛んできました。ここで地図を確認すると・・・。

この日やって来たのは、奈良ホテルの南側に隣接する「名勝 旧大乗院庭園」で、2017年(平成29年)7月1日より一般公開が始まりました。

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家で、この庭園の入口を探しました。庭園の南側から入るようですが、ここの地図を見ると、庭園の北側からも入れるみたいで、この階段を降りてみます。

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そしたら、庭園の北西側に庭園入口がありました。入口の扉に注意事項が書いてあり、入園料は200円を料金箱に入れるシステムになっていました。

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園内は空いてました・・・が、結婚披露宴用の写真撮影でしょうか、カメラマンが撮影されています。

旧大乗院は、1087年(寛治元年)に創建され、平安時代から江戸時代に栄えた門跡寺院のひとつです。1180年(治承4年)平重衡による南都焼討による焼失後、現在地に移りましたが、明治の廃仏毀釈の影響により廃寺となりました。庭園は、室町時代の徳政一揆で荒廃しましたが、室町時代の名作庭家善阿弥によって改造され、明治初頭まで南都随一の名園と称えられていました。

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庭園の南側には、「名勝大乗院庭園文化館」があります。11時30分に食事を予約しているので入りませんでしたが、時間があれば寄ってみたかったです

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この庭園は、一時テニスコートやパターゴルフ場が設置されたこともありましたが、戦後その一部が整備され、1958年(昭和33年)国の名勝に指定されました。

ここには11時23分に出てきました。2010年(平成22年)平城京遷都1300年祭を記念して公開が始まったそうで、今度はゆっくり園内を散策したいと思います。

【名勝旧大乗院庭園】



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