東大寺の美術と歴史を学ぶ 東大寺ミュージアムへ

「正倉院 正倉」を出て、そのまま南に下がります。次は東大寺大仏殿を目指しますが、2週間に入ってるので目的地は別ですが・・・

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歩いていると、左手に大きな礎石が見えました。この時は何か分かりませんでしたが、調べると「東大寺講堂跡」のようです。礎石は天平時代が残っているとか。

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そのまま南へ下がって行くと、初めて東大寺大仏殿の北面を見ました。このあと大仏殿の西側を下がって行くと、人並みに飲み込まれそうな人混みに出会います。

2週間前も混雑してましたが、この日もそうでした。真っ直ぐ歩けないのは、やっぱり鹿ですよね。外国人観光客や修学旅行生が鹿に餌をやって、それを撮影するからどうしても参道を塞いでから仕方ないですね。それで東大寺の入口に立つ南大門の手前(北から南に移動したから)に東大寺ミュージアムが右手に見えてきました。

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この日、奈良国立博物館が混雑していたら、こちらにと考えてました。入館料は600円で、大仏殿とのセット割引もありましたが、今日はここだけです。

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入口には、大仏さんのレプリカが置いてあります。ここには、看板にある仏像を見に来たわけで楽しみです。

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ここに来たのは2週間前に「東大寺 三昧堂四月堂)」に行ったとき、ここに安置されてた「千手観音菩薩立像」(重文)が、今は東大寺ミュージアムに安置されてると聞いたからです。

他には、「持国天立像」「多聞天立像」が。また、先程訪れた「東大寺戒壇院 戒壇堂」に書いてあった「銅造釈迦如来」も、ここ東大寺ミュージアムにあると伺ったので来て見ました。最近、仏像好きになったのか、ここでもじっくり拝見されてもらいゆっくり回りました。

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「東大寺の歴史と美術」展をゆっくり鑑賞させてもらったあと、少し休憩されてもらいました。ここで汗を拭い、次の目的まで時間があるので、相当ゆっくりしたあとは・・・。

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休憩所の向かいには、「大仏蓮弁の線刻画」が展示されてました。多分・・・本物じゃないでしょうね・・・。

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あとは、大仏殿の模型や、法華堂(三月堂)に伝わる「大絵馬」が展示されていました。ここで疲れを取って次へと向かうことに。

ここを出たから、目の前が「南大門」です。2週間前も、運慶快慶作の仁王像は見せてもらいましたが、撮り忘れがあったので寄ってみました。

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前途したとおり、この南大門から大仏殿に至る参道は、多くの観光客で賑わっています。この時、10時52分でしたが南大門の全景が撮れなかったので2週間前の写真を使いました。

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ご覧のように、外見は二重門ですが、上を見上げると上層の屋根裏まで吹き抜けになっていることが分かります。

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あまり知られていませんが南大門の北側には一対の「石獅子像(重文)」が置かれています。鎌倉時代のもので、東大寺復興に携わった宋の工人によって造られたものです。

外国人観光客や修学旅行生は感心ないのかスルーされます。私も2週間前はそうでした。まさか仁王像の裏側に、このようなものがあるとは知らなかったです。

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2週間前もじっくり見てますが、やっぱり見過ごすことが出来ないのが、運慶・快慶らによる「国宝・金剛力士(仁王)像」で、何度も見ても凄い迫力に圧倒されます。

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その南大門から南を見ています。ご覧のように外国人観光客や修学旅行生が多いです。遠方から来られた人は天気が良かって何よりです。

ここから道を渡り、この日の目的地であった「奈良国立博物館」に向かいましたが、もうとっくに諦めています

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9日まで開催中でした、特別展「国宝の殿堂 藤田美術館展」の中で、曜変天目茶碗を見たかったけど、内部でも行列でしょうし、諦めた次第です。

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この博物館前から、次に向かう奈良ホテルに電話し、12時の予約を11時30分に変更しました。二つ返事でOKでしたので、そちらに向かいます。

膝が痛むので、そんなに歩けませんが、ここかから頑張って奈良ホテルへ向かいました。この時、11時を少し回った程度でした。

【東大寺ミュージアム】



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