第44回 京の夏の旅 文化財特別公開 杉本家住宅へ
9月20日(金)は、ディナーを予約しているので、15時頃に自宅を出て市バスに乗り西洞院でバスを降ります。天気予報では夜から雨と出ていたので、折りたたみの傘は持参してきましたが、バスに乗っている間に降り始めて、降りたら本降りでした。そこから歩いて5分程度で、「京の夏の旅」で公開された杉本家住宅に着きました。
四条西洞院通りを下り、綾小路通りを東に入ると、ほどなく杉本家住宅が見えて来ます。
綾小路通り沿いに建つ杉本家住宅。ビジネス街のど真ん中にあるため交通量は多いです。また、この日は雨が降っているので外観の写真を撮るのも、車が怖かったです。
「表戸口」を入って、「玄関庭」に出ます。さらに奥に進むと受付がありました。その時、バスガイドさんとすれ違ったので、何だか嫌な予感が・・・。
受付にて800円を払います。すると写真撮影についての注意を聞きました。指定された三ヵ所のみOKで、カメラも携帯及びスマホのみOKでした。私のコンパクトデジカメは不可とのこと。でも最近のスマホのカメラ機能は、私のカメラ以上なんですけどね。少々可笑しな話だと思いながら奥を見ると団体さんが話を聞いてます。そのため室内は、人で一杯の状態です。
今、入っても話も聞けないし、と思いベンチに座ってましたが、この先の予定もあるので主玄関から上がってみると・・・。
団体さんの話は終わってて、受付で聞いた“庭園はOK”の写真を撮ってると、ここは撮影禁止と注意されました。撮影できるのは3ポイントで、立て札があるそうです。知らずに撮った写真・・・貴重です。アップはしませんが・・・。それで、そのガイドさんを捕まえて話しを聞きました。私を含めて2組でしたね、話を聞いてたのは。
案内の前に、先に写真を撮った「仏間庭」(カニのいる庭)です。写真を撮るには狭いので、空いてる間に撮りました。
杉本家は、1743年(寛保3年ョに「奈良屋」の屋号で呉服商を創業し、京呉服を仕入れて関東地方で販売する“他国店持京商人”として繁昌した杉本家の住宅で、間口約30㍍、奥行約52㍍の敷地に建つ市内最大規模の町家。祇園祭前祭で「伯牙山(はくがやま)」のお飾り場となる現在の建物は1870年(明治3年)の再建。「表屋造(おもてやづくり)」の形式を備え、京格子に出格子、犬矢来、虫籠窓など、昔ながらの京町家の佇まいを残す大店の貴重な建築遺構として2010年(平成20年)に国の重要文化財に指定され、同年には、露地庭、座敷庭、坪庭など、趣向を凝らした庭園は名勝に指定されました。200年間代々当主が書き継いだ『歳中覚(さいちゅうおぼえ)』に基づくしきたりや献立を伝え、風情ある暮らしを営んできた旧家の夏の室礼から、京町衆の伝統的な暮らしの文化に触れることができます。
最後の撮影ポイントは「露地庭」(ウサギがいるお庭)です。受付で撮影OKと聞いた庭園は、ここでした。
多分、京都定期観光バスの団体さんだと思いますが、時間が来たようです出て行かれます。あと残ったのは10名程度、こらならゆっくり見られます。
1893年(明治26年)に増築された「八畳の間」から見る“露地庭”には井戸や石彫の兎が二羽配されていました。
雨に濡れた苔が綺麗な庭園です。ここから隣接する茶室も見えます。
団体さんも出られたので、ガイドさんの案内のもと、「茶室」「格子の間」「洋間」「台所・走り庭」を見て回りました。“格子の間”では、綾小路通りに面して小さな格子がはめられていますが、内側から外の様子が分かりますが、外からは家の中が見えない、京町家独特情緒を醸し出しています。また、“台所”は焚き口が4つある、おくどさんが。天井は2階まで火袋という吹き抜けになっていました。
ここには15時20分に入って、16時5分に出て行きました。見所が多い京町屋ですのでゆっくり見せて貰いました。このあと傘をさして綾小路通りを東に進みます。
【杉本家住宅】
四条西洞院通りを下り、綾小路通りを東に入ると、ほどなく杉本家住宅が見えて来ます。
綾小路通り沿いに建つ杉本家住宅。ビジネス街のど真ん中にあるため交通量は多いです。また、この日は雨が降っているので外観の写真を撮るのも、車が怖かったです。
「表戸口」を入って、「玄関庭」に出ます。さらに奥に進むと受付がありました。その時、バスガイドさんとすれ違ったので、何だか嫌な予感が・・・。
受付にて800円を払います。すると写真撮影についての注意を聞きました。指定された三ヵ所のみOKで、カメラも携帯及びスマホのみOKでした。私のコンパクトデジカメは不可とのこと。でも最近のスマホのカメラ機能は、私のカメラ以上なんですけどね。少々可笑しな話だと思いながら奥を見ると団体さんが話を聞いてます。そのため室内は、人で一杯の状態です。
今、入っても話も聞けないし、と思いベンチに座ってましたが、この先の予定もあるので主玄関から上がってみると・・・。
団体さんの話は終わってて、受付で聞いた“庭園はOK”の写真を撮ってると、ここは撮影禁止と注意されました。撮影できるのは3ポイントで、立て札があるそうです。知らずに撮った写真・・・貴重です。アップはしませんが・・・。それで、そのガイドさんを捕まえて話しを聞きました。私を含めて2組でしたね、話を聞いてたのは。
案内の前に、先に写真を撮った「仏間庭」(カニのいる庭)です。写真を撮るには狭いので、空いてる間に撮りました。
杉本家は、1743年(寛保3年ョに「奈良屋」の屋号で呉服商を創業し、京呉服を仕入れて関東地方で販売する“他国店持京商人”として繁昌した杉本家の住宅で、間口約30㍍、奥行約52㍍の敷地に建つ市内最大規模の町家。祇園祭前祭で「伯牙山(はくがやま)」のお飾り場となる現在の建物は1870年(明治3年)の再建。「表屋造(おもてやづくり)」の形式を備え、京格子に出格子、犬矢来、虫籠窓など、昔ながらの京町家の佇まいを残す大店の貴重な建築遺構として2010年(平成20年)に国の重要文化財に指定され、同年には、露地庭、座敷庭、坪庭など、趣向を凝らした庭園は名勝に指定されました。200年間代々当主が書き継いだ『歳中覚(さいちゅうおぼえ)』に基づくしきたりや献立を伝え、風情ある暮らしを営んできた旧家の夏の室礼から、京町衆の伝統的な暮らしの文化に触れることができます。
最後の撮影ポイントは「露地庭」(ウサギがいるお庭)です。受付で撮影OKと聞いた庭園は、ここでした。
多分、京都定期観光バスの団体さんだと思いますが、時間が来たようです出て行かれます。あと残ったのは10名程度、こらならゆっくり見られます。
1893年(明治26年)に増築された「八畳の間」から見る“露地庭”には井戸や石彫の兎が二羽配されていました。
雨に濡れた苔が綺麗な庭園です。ここから隣接する茶室も見えます。
団体さんも出られたので、ガイドさんの案内のもと、「茶室」「格子の間」「洋間」「台所・走り庭」を見て回りました。“格子の間”では、綾小路通りに面して小さな格子がはめられていますが、内側から外の様子が分かりますが、外からは家の中が見えない、京町家独特情緒を醸し出しています。また、“台所”は焚き口が4つある、おくどさんが。天井は2階まで火袋という吹き抜けになっていました。
ここには15時20分に入って、16時5分に出て行きました。見所が多い京町屋ですのでゆっくり見せて貰いました。このあと傘をさして綾小路通りを東に進みます。
【杉本家住宅】
この記事へのコメント