相国寺「秋期特別拝観」へ
相国寺の境内を10時20分頃に歩いていると、お昼をいただくにしても時間が早いこともあって、秋期特別拝観の相国寺に寄って行こうと思いました。何度も来ているので、あくまで時間潰しで来たようなものです。拝観時間は20分以内を目指します
。

2日前の25日から始まった特別拝観の模様は、ニュース映像でも流れてました。何気なく見てたんですが、まさか行くことになるとは・・・
。
拝観料は800円で、納めると先に「法堂」に行くように強く言われます。何度か来てるので、パスしたかったんですが、先にお参りするように言われたので・・・本当は、方丈から法堂に行きたかったんですが・・・仕方ないですね。


法堂内では、案内は聞かず、先にお参りをして、それから天井の「蟠龍図(狩野光信作)」の前で手を叩きます。すると反響音を聞くためです。その反響音から“鳴き龍”とも呼ばれています。
現在の法堂は、1605年(慶長10年)豊臣秀頼の再建で「無畏堂(むいどう)」とも呼ばれてて、現存する禅宗寺院の法堂では最大規模を誇っています。
ここは臨済宗ですから、ご本尊は釈迦如来像です。でも、お参りは堂外でも出来るので、お参りだけなら拝観料は必要ないです。なお堂内は撮影禁止でした・・・以前と同じです
。
法堂を直ぐに出て、次に受付の前を通って「方丈」に向かいます。この日は平日でしたが、拝観者は多かったです。
方丈に上がる前に、“花頭窓”から庭園が見えました。白砂を敷き詰めただけの南庭は上がってから見てみると・・・。


方丈前に広がる「南庭」です。法堂が借景となってますね。石も植物も無い、ただただ平凡な庭は、禅の悟りを表しているとか。
方丈は、1807年(文化4年)の再建で、近年修復工事をされました。東南には唐破風の玄関が付いており、室内には江戸初期の絵師・原在中(はらざいちゅう)による「補陀落図」「群仙図」「琴棋(きんき)書画図」が描かれています。また室中間には遠塵齋(えんじんさい)加藤信清筆の「観音菩薩画像」が掛かっています。これは“法華経”の経文によって描かれたものです。
次に、方丈の北側に向かいます。白砂だけの南庭を過ぎると、一転して苔むした庭園を目にします。



「方丈裏庭園」は、人工的に平地に盛土をして造られた枯山水庭園です。こちらは苔が綺麗で趣があり、心落ち着きます。
急いで廻っていますが、最後に訪れたのは2016年(平成28年)12月8日で、紅葉がそこそこ綺麗でした。確か会社の先輩と昼から訪れたように記憶しています。

“方丈裏庭園”を見たあと、方丈の東側に出てみると前回に無かった・・・多分・・・小さな「坪庭」を見つけました。
方丈を軽く一周したあと、ここを出て次に「開山堂」に向かいます。ここも紅葉が綺麗な庭園がありますが、この日はもちろんまだ色づきさえしてないはずです
。
開山堂の入口で、チケットを見せて入ります。相国寺開山の夢想国師の像が祀られているお堂の前に庭園があるので早速写真を撮りました。



さほど広くない開山堂にも多くの参拝者が来られてました。まだ秋の観光シーズンには早いこの時期にも来られるんですね。
相国寺開山の夢想国師の像が祀られている開山堂は、相国寺にとって最も重要な建物です。1807年(文化4年)桃園天皇の皇后恭礼門院の黒御殿を移し、仏殿に改造したもの。庭園は「開山塔庭園」と呼ばれ、かつて皇居へと流れる用水が通ってました。その水路が開山塔庭園では「龍淵水(りゅうえんすい)」と呼ばれ「相国寺十境」に数えられました。
この庭園は、堂内の西側にあったものです。この前に臨時の受付があって、ここでチケットを見せて入る訳です。
ここには10時40分頃に出て行きました。ここから急いで車を止めているコインパーキングに行き、精算するとちょうど60分の400円でした。私の勘違いで、30分200円と思っていたところ40分200円でした。もう少し、ゆっくり見られたと・・・思っても遅かったです
。
【相国寺】



2日前の25日から始まった特別拝観の模様は、ニュース映像でも流れてました。何気なく見てたんですが、まさか行くことになるとは・・・

拝観料は800円で、納めると先に「法堂」に行くように強く言われます。何度か来てるので、パスしたかったんですが、先にお参りするように言われたので・・・本当は、方丈から法堂に行きたかったんですが・・・仕方ないですね。


法堂内では、案内は聞かず、先にお参りをして、それから天井の「蟠龍図(狩野光信作)」の前で手を叩きます。すると反響音を聞くためです。その反響音から“鳴き龍”とも呼ばれています。
現在の法堂は、1605年(慶長10年)豊臣秀頼の再建で「無畏堂(むいどう)」とも呼ばれてて、現存する禅宗寺院の法堂では最大規模を誇っています。
ここは臨済宗ですから、ご本尊は釈迦如来像です。でも、お参りは堂外でも出来るので、お参りだけなら拝観料は必要ないです。なお堂内は撮影禁止でした・・・以前と同じです






方丈は、1807年(文化4年)の再建で、近年修復工事をされました。東南には唐破風の玄関が付いており、室内には江戸初期の絵師・原在中(はらざいちゅう)による「補陀落図」「群仙図」「琴棋(きんき)書画図」が描かれています。また室中間には遠塵齋(えんじんさい)加藤信清筆の「観音菩薩画像」が掛かっています。これは“法華経”の経文によって描かれたものです。





急いで廻っていますが、最後に訪れたのは2016年(平成28年)12月8日で、紅葉がそこそこ綺麗でした。確か会社の先輩と昼から訪れたように記憶しています。


方丈を軽く一周したあと、ここを出て次に「開山堂」に向かいます。ここも紅葉が綺麗な庭園がありますが、この日はもちろんまだ色づきさえしてないはずです






相国寺開山の夢想国師の像が祀られている開山堂は、相国寺にとって最も重要な建物です。1807年(文化4年)桃園天皇の皇后恭礼門院の黒御殿を移し、仏殿に改造したもの。庭園は「開山塔庭園」と呼ばれ、かつて皇居へと流れる用水が通ってました。その水路が開山塔庭園では「龍淵水(りゅうえんすい)」と呼ばれ「相国寺十境」に数えられました。

ここには10時40分頃に出て行きました。ここから急いで車を止めているコインパーキングに行き、精算するとちょうど60分の400円でした。私の勘違いで、30分200円と思っていたところ40分200円でした。もう少し、ゆっくり見られたと・・・思っても遅かったです

【相国寺】
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