京の萩の名所、梨木神社へ

廬山寺を出て、寺町通りを横断し、お向かいの梨木神社に寄りました。

CIMG1181.jpg車を止めている“清和院駐車場”を出ると、向かいに「一の鳥居」が見えます。ただその奥にはマンションが建っているのでくぐれません。そのため鳥居を見ながら参道を迂回していきます。

CIMG1041.jpgこうしてマンションを迂回します。境内にマンション・・・違和感満載ですが、姉も驚いたました

CIMG1038.jpgマンションを迂回していくと、次に「二の鳥居」があって、ここから北に参道が続いており両側に萩が植わっています。

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その鳥居の足元にあった石碑です。上田秋成は、江戸末期の歌人・茶人として知られ“雨月物語”が有名です。晩年を過ごした邸宅がこの近くにあった縁で石碑が建てられました。「ふみよめば 絵を巻きみれば かにかくに 昔の人のしのばるる」と書かれています。

CIMG1037.jpgこちらは日本人初のノーベル賞受賞者湯川秀樹博士の歌碑です。「千年の昔の園も かくやありし 木の下かげに乱れさく萩」と書かれています。

CIMG1034.jpg参道には萩は咲いてませんが、ホトトギスが咲いています。私も以前栽培していた山野草・・・綺麗です。

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こちらは御神木の「愛の木」で、葉っぱがハートの形をしているので、愛の木と呼ばれているとか。

CIMG1026.jpgCIMG1027.jpgこちらは「手水舎」ですが、千年以上湧き続けている名水の「染井」で、茶の湯に適していると言われています。

CIMG1029.jpgCIMG1017.jpg次に「神門」があります。ここに来てようやく神域内での行事が分かりました。この日は、ここで結婚式を挙げられた・・・挙げられるみたいです。

CIMG1018.jpg次に「拝殿」で、この前で結婚式の写真を撮られていた訳です。写真の邪魔はしたくないけど、お参りはしたいし・・・と迷いました。

CIMG1019.jpgこちらの石碑は「天壌無窮の碑」で、三條實萬(さんじょうさねつむ)公が皇室の弥栄を祈念して刻んだもの。

ここで本殿前に行くかどうか迷っていると、お一人の方が参拝に来られて、新郎新婦親族一同が集まってるなか、気にせず参拝されました。私らもそのあとに続くことにしました。

CIMG1022.jpgCIMG1020.jpg「本殿」「幣殿」と奥に続いてますが、参拝者は「祝詞舎(のりとしゃ)」前でお参りします。

御祭神は、明治維新の大事業に貢献し明治以降の日本の礎を築いた、三條實萬(さんじょうさねつむ)公と三條實美(さんじょうさねとみ)公の二柱が祀られています。

CIMG1024.jpgCIMG1025.jpg9時44分に神門を出ました。式場のカメラマンさんは迷惑だったかも知れませんけど・・・。

1885年(明治18年)久邇宮朝彦親王の綸旨により、幕末に王政復古の大号令を唱え、明治維新の原動力なった三條實美公の功績を称えて創建されました。1915年(大正4年)實美公の御子・實萬公を合祀せよと勅命が下り、翌年に合祀祭が齊行されました。

CIMG1042.jpg9時50分に梨木神社を出て、いよいよ京都御苑の中に入ります。私は「清和院御門」から入りました。

ここから京都迎賓館まで5分もかからないでしょう。でも行ってみることにしました。

【梨木神社】

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