金色に輝く世界文化遺産 金閣寺へ
2月7日(金)は、今シーズン初めて京都では冬日を記録、氷点下0.5℃になったと発表されました。ただ我が家の近くにある温度計は氷点下2℃と表示されるぐらい寒さが厳しい朝で、出掛けるのも億劫になるぐらいでしたが、頑張って朝一番に世界文化遺産 金閣寺に行きました。
今年は記録的暖冬で初雪も1月31日に平年より47日遅く、冬日も最も遅い記録だそうです。ずっと暖冬が続いていたので、この寒さは体に堪えますね
。ここ最近は新型コロナウイルスの報道が連日されています。2月5日の京都新聞の見出しが『新型肺炎で嵐山も金閣寺も「人がいない」京都の観光地、激減』と書いてありました。金閣寺には2011年(平成23年)9月以来、来てません・・・と言うのは、外国人観光客増加や修学旅行生が境内に溢れ、市バスのバス停には人集り、近隣の住民がバスに乗れない始末で、オーバーザツーリズムと最近では言われています。私は、それを敬遠して遠のいていたところ、この記事です。それなら行ってみようと思いついたわけです
。

最近は混雑していた「金閣寺第二駐車場」も8時43分に入れましたが、空いてました。「黒門」から参道を進みますが、やっぱり外国人観光客は目立ちます。


「総門」まで来ると、8時50分でした。先にトイレを済ませて戻ってくると修学旅行生の団体さんが記念撮影されてるなか、私は総門前で並ぶことに。
この時、8時57分でした。団体さんの添乗員さんは先に通用口から入られ、まつこと約3分・・・時計の針がちょうど9時になって開門しました。
開門すると、痛い膝を引き摺って早足で歩きます。目的は金閣寺を撮影するのに絶好のスポットがあるので、そちらに皆さんも向かわれますが、やっぱり学生さんの足は速いです
。
天気も良いし、人も比較的少ないので、金色に輝く舎利殿を撮れました
。外国人観光客は例年に比べたら随分少ないでしょう。


この撮影スポットはすぐに混雑してきたので、早々と出ていきました。これで雪でも積もってくれたら良かったけど、充分でした
。

こちらは通常非公開の「方丈」です。事前通知されないので、なかなか特別公開時に行けないですね。下の写真は、足利義満の盆栽だと伝わる「陸舟の松」です。





方丈前から「舎利殿」ゆっくり撮影しながら回りました。ある地点を過ぎると天気が良かったためか逆光が眩しすぎて・・・それで1枚だけです
。

「鏡湖池」は半周しかできないので、ここで参道を北に進むと突き当たりに売店があって、その奥には「榊雲(しんうん)」があって、春日大神をお祀りして、金閣寺の鎮守社とされてるようです。
その先に、室町幕府3代将軍足利義満公がお茶の水用に使ったといわれている「銀河泉」があります。
次に見るのが足利義満公が手洗いに用いたとされる「厳下水(がんかすい)」です。久しぶり来たので、だんだん思い出してきました
。
こちらは通行できませんが「金閣寺垣」です。小竹垣の代表とされ、両側に背の低い竹垣となっています。
金閣寺垣を過ぎたところにあるのが「龍門瀧」で、鯉が滝を登ると龍になるという“登竜門”にちなんだものです。今にも跳ね上がろうとする龍の姿が、動きのある「石(鯉魚石)」で表されています。


2011年(平成23年)9月の訪問時と比べて綺麗になった石段を登り振り返ると「舎利殿」が見えており、この眺望を「見返り金閣」といいます。ここから先、舎利殿は見えません。
金閣寺の北側の一番高い所にあるのが「安民沢(あんたくみん)」で池の中には西園寺家の鎮守という「白蛇塚」と呼ばれる多宝塔が建っています。

この先には茶室「夕佳亭(せっかてい)」が建っています。余談ですが、この辺りから修学旅行生が増えてきました。ゆっくり静かに見ていたのにね・・・せっかく京都まで来たのに、もう少しゆっくり見ていけば良いのに・・・と思ったのは私だけでしょうか
。
江戸時代の茶道家・金森宗和が好んだ数寄屋造りの茶室です。寛永年間に第108代・後水尾天皇を迎えるために造られたと伝わり、現在の建物は1874年(明治7年)の再建です。

そして、夕佳亭の前には、室町幕府8代将軍・足利義政公遺愛の「富士形手水鉢」がありました。
ここの最後は「貴人橸(きんじんとう)」と言い、昔、高貴な人が座られた腰掛け石を室町幕府が、ここに移設されたものです。


腰掛石を修学旅行生は座って記念撮影されています。それで少しだけ待ちました
。綺麗に整備された石畳を奥に奥に進んでいくと、突き当たりに「不動堂」が見えてきました。有料エリアはここまでですが、少しばかり寄っていく所が・・・。



不動堂の手前に有料の茶席がありました。抹茶のお菓子付きで500円で、寄っていくことに。
お菓子は、銘菓「金閣」でした。和三盆精糖金閣寺納豆入り、千本玉寿軒製で美味しかったです。それで6個入り900円を買って帰りました
。
寒い朝でしたが、外の床几でいただきました。ストープもあって、そんなに寒いとは思いません。室内でもいただけるので、どちらでも空いていたので選べました。


有料エリアを出て、最後に見るのが「不動堂」です。ここまで来たらもう戻ることはできません。この辺りには京都名品展などの土産物店が並んでおり、修学旅行生が楽しそうにお買い物をされてます
。
秘仏石不動明王の御開帳は、毎年2月3日と8月16日で、そのときは、内陣の裏側にある石室まで入れます。今年の2月3日は入れなかったので、8月16日は行ってみたいですね。
久し振りの金閣寺を楽しんで、ここを9時32分に出ていきました。お茶菓子をいただいてるあいだ、あまり人が通られなかったので、やっぱり拝観者は随分少ないでんしょう。
帰りは、第一駐車場を横切りました。観光バス専用ですが4台しか止まってません。新型コロナウイルスの影響で中国人の団体さんが減っているのは事実のようです。第二駐車場に戻って、精算すると9時39分出庫で、料金は300円でした。ここから一度自宅に帰りました。
【金閣寺】

今年は記録的暖冬で初雪も1月31日に平年より47日遅く、冬日も最も遅い記録だそうです。ずっと暖冬が続いていたので、この寒さは体に堪えますね







この時、8時57分でした。団体さんの添乗員さんは先に通用口から入られ、まつこと約3分・・・時計の針がちょうど9時になって開門しました。
開門すると、痛い膝を引き摺って早足で歩きます。目的は金閣寺を撮影するのに絶好のスポットがあるので、そちらに皆さんも向かわれますが、やっぱり学生さんの足は速いです

































ここの最後は「貴人橸(きんじんとう)」と言い、昔、高貴な人が座られた腰掛け石を室町幕府が、ここに移設されたものです。








お菓子は、銘菓「金閣」でした。和三盆精糖金閣寺納豆入り、千本玉寿軒製で美味しかったです。それで6個入り900円を買って帰りました






秘仏石不動明王の御開帳は、毎年2月3日と8月16日で、そのときは、内陣の裏側にある石室まで入れます。今年の2月3日は入れなかったので、8月16日は行ってみたいですね。

帰りは、第一駐車場を横切りました。観光バス専用ですが4台しか止まってません。新型コロナウイルスの影響で中国人の団体さんが減っているのは事実のようです。第二駐車場に戻って、精算すると9時39分出庫で、料金は300円でした。ここから一度自宅に帰りました。
【金閣寺】
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