世界文化遺産 仁和寺の御殿修復工事が完了
仁和寺御室桜エリアを出て、次に世界文化遺産 仁和寺 御殿に向かいました。昨年も御室桜との共通券で来てますが、残念ながら御殿は工事中でした。今年はどうかなぁ・・・と・・・外から見る限り工事は終わってるようで・・・。
御殿東塀沿いにも御室桜が咲いています。それを見ながら拝観入口にあたる「本坊表門」(重要文化財)から入りました。
本坊表門をくぐって、正面に見えている「大玄関」から上がります。靴は袋に入れて持ち歩き、御室桜エリアで購入したチケットを見せ入りました。
チケットを見せて奥に入ると、工事はすっかり終わっていました。最初に入るのは「白書院」ですが、そこから見る「宸殿」は綺麗に修復されたようです。
先ずは「白書院」の室内を見ていきます。襖絵は、1937年(昭和12年)に福永晴帆画伯によって、松を主題にした景色が描かれました・・・ただ真ん中の部屋の襖絵が破れているのには驚きました。
「南庭」から「勅使門」を見ています。ここも昨年は、庭に降りることができましたが、綺麗に整備されました。
「宸殿」前の「右近の橘」も、工事が終わったあと、新しく植えられたようです。前のように成長するのは数年はかかりますね。
「右近の橘」と「白書院」を綺麗に捉えることができました。外国人観光客居なくなって、修学旅行生も来なくなった・・・京都です。
こちらは「左近の桜」と「南庭」を見ています。桜は既に見頃が過ぎていますし、新しく植えられましたね。
最後に「南庭」と「白書院」を撮りました。こうして桜の時期に誰も居ないのは、寂しい光景です。
そして、宸殿の南側から東側を回り込んで北側に出て見ると、この御殿で一番美しい光景が広がります(個人的感想です)。それは「宸殿北庭」と呼ばれる池を配した庭園です。
昨年までは、せり出した所から見ていましたが、やっぱりここから見る庭園が一番綺麗です。
「北庭」には、池越しに「五重塔」や「霊明殿」が見えますし、流れ落ちる滝も見えます。しばらくゆっくり眺めたい庭園ですね。修復工事が終わって何よりです。
写真上から、「下段の間」「中段の間」「上段の間」です。最初の「下段の間」では、昨年10月23日~24日に「第32期竜王戦」が行われたようです。
「宸殿」の次は「霊明殿」に向かいます。ここでお一人で出会ったので、けっか御殿では3名の方しか出会いませんでした。
「霊明殿」の内部には歴代門跡の尊牌が安置され、ご本尊は薬師如来座像ですが秘仏です。そしてここから宸殿も見渡せます。
霊明殿から次に向かうのは「黒書院」です。渡り廊下を降りてきて、最後にもう一度「宸殿北庭」を見たら、小さな「坪庭」もありました。ずっと工事されていたので新たに造られたのでしょう。
「黒書院」に入り、最初の部屋である「柳の間」では、2名の方がビデオ鑑賞されてたので写真はありません。次が「松の間」「上段の間及び秋草の間」と続きます。下の写真は黒書院からみた宸殿です。
黒書院を出ると、あとは白書院を通って大玄関まで戻るだけです。写真は白書院から見た「黒書院」です。
前途したとおり、白書院を通って大玄関から9時41分に出ました。仁和寺は高校生以下は無料で入れます。通常ならタクシーの運転手さんに連れられて多くの学生が来てるのに・・・皆無です。
帰りも「二王門」から出ず「東門」から出ました。ちょうど本坊表門を出たら向こうから僧侶の方が歩いて来られました。御室桜とセットで撮ってみました。ちょうどぼやけけと良いアングルとなりました。
京都でも、新型コロナウイルスの蔓延で多くの感染者が出ています。京都市長さんからは京都観光の自粛を記者会見で発表されました。普段は混雑している清水寺や祇園も閑散としているみたいです。嵐山も人の数は減りましたが、私の実感ですが車は減ってないですね。土日は少しばかり渋滞するから・・・です。今日は晴れたり雨が降ったりで変な天候でしたが、これで帰りました。
追記、4月17日から緊急事態宣言に伴い、御殿や霊宝館名宝展の拝観を停止。駐車場は閉場となりました。
【仁和寺 御殿】
御殿東塀沿いにも御室桜が咲いています。それを見ながら拝観入口にあたる「本坊表門」(重要文化財)から入りました。
本坊表門をくぐって、正面に見えている「大玄関」から上がります。靴は袋に入れて持ち歩き、御室桜エリアで購入したチケットを見せ入りました。
チケットを見せて奥に入ると、工事はすっかり終わっていました。最初に入るのは「白書院」ですが、そこから見る「宸殿」は綺麗に修復されたようです。
先ずは「白書院」の室内を見ていきます。襖絵は、1937年(昭和12年)に福永晴帆画伯によって、松を主題にした景色が描かれました・・・ただ真ん中の部屋の襖絵が破れているのには驚きました。
「南庭」から「勅使門」を見ています。ここも昨年は、庭に降りることができましたが、綺麗に整備されました。
「宸殿」前の「右近の橘」も、工事が終わったあと、新しく植えられたようです。前のように成長するのは数年はかかりますね。
「右近の橘」と「白書院」を綺麗に捉えることができました。外国人観光客居なくなって、修学旅行生も来なくなった・・・京都です。
こちらは「左近の桜」と「南庭」を見ています。桜は既に見頃が過ぎていますし、新しく植えられましたね。
最後に「南庭」と「白書院」を撮りました。こうして桜の時期に誰も居ないのは、寂しい光景です。
そして、宸殿の南側から東側を回り込んで北側に出て見ると、この御殿で一番美しい光景が広がります(個人的感想です)。それは「宸殿北庭」と呼ばれる池を配した庭園です。
昨年までは、せり出した所から見ていましたが、やっぱりここから見る庭園が一番綺麗です。
「北庭」には、池越しに「五重塔」や「霊明殿」が見えますし、流れ落ちる滝も見えます。しばらくゆっくり眺めたい庭園ですね。修復工事が終わって何よりです。
写真上から、「下段の間」「中段の間」「上段の間」です。最初の「下段の間」では、昨年10月23日~24日に「第32期竜王戦」が行われたようです。
「宸殿」の次は「霊明殿」に向かいます。ここでお一人で出会ったので、けっか御殿では3名の方しか出会いませんでした。
「霊明殿」の内部には歴代門跡の尊牌が安置され、ご本尊は薬師如来座像ですが秘仏です。そしてここから宸殿も見渡せます。
霊明殿から次に向かうのは「黒書院」です。渡り廊下を降りてきて、最後にもう一度「宸殿北庭」を見たら、小さな「坪庭」もありました。ずっと工事されていたので新たに造られたのでしょう。
「黒書院」に入り、最初の部屋である「柳の間」では、2名の方がビデオ鑑賞されてたので写真はありません。次が「松の間」「上段の間及び秋草の間」と続きます。下の写真は黒書院からみた宸殿です。
黒書院を出ると、あとは白書院を通って大玄関まで戻るだけです。写真は白書院から見た「黒書院」です。
前途したとおり、白書院を通って大玄関から9時41分に出ました。仁和寺は高校生以下は無料で入れます。通常ならタクシーの運転手さんに連れられて多くの学生が来てるのに・・・皆無です。
帰りも「二王門」から出ず「東門」から出ました。ちょうど本坊表門を出たら向こうから僧侶の方が歩いて来られました。御室桜とセットで撮ってみました。ちょうどぼやけけと良いアングルとなりました。
京都でも、新型コロナウイルスの蔓延で多くの感染者が出ています。京都市長さんからは京都観光の自粛を記者会見で発表されました。普段は混雑している清水寺や祇園も閑散としているみたいです。嵐山も人の数は減りましたが、私の実感ですが車は減ってないですね。土日は少しばかり渋滞するから・・・です。今日は晴れたり雨が降ったりで変な天候でしたが、これで帰りました。
追記、4月17日から緊急事態宣言に伴い、御殿や霊宝館名宝展の拝観を停止。駐車場は閉場となりました。
【仁和寺 御殿】
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