菖蒲の花咲く等持院へ
5月18日(月)は久しぶりに等持院に行きました。その日までに京都市内ではサツキがボチボチ咲いてて、サツキといえば等持院が有名で、それなら行って見ようと思い立った次第です。
5月18日では、京都の緊急事態宣言は解除になってませんが、前週の15日には北海道や首都圏、関西圏を除いて解除されました。それでも段階的に京都では自粛が解除され始め、二条城もこの日から入城が始まったかと思います。等持院は天龍寺の境外塔頭ですが、天龍寺や等持院は緊急事態宣言化でも拝観を停止されていませんでした。
ここの「表門」前に、12時30分に着きました。本当は午前の方が日光の当たり具合が良いのは分かってましたが、このあと病院に行く予定があったので、この時間となりました。
2017年(平成29年)から、本堂と霊光殿の修復工事をされてて、予定ではまもなく終了するかと思いますが、この表門前に工事車両がたくさん止まっています。いつもなら遠慮する表門前に車を止めるしかなかったです。
拝観受付は、「庫裏」の中にありますが、前途したとおり工事関係者が出入りされるので少し待ってから庫裏に入りました。
庫裏に入るとチャイムが自動的に鳴るので、奥から従業員の皆さんが出て来られます。懇意している和尚さんはどうも不在のようでしたね、それで拝観料300円を久しぶりに納めさせてもらいました。
受付で「庭園しか見られませんよ」と言われましたが、何度も来ているので知ってます。さっそくスリッパに履き替えて庭に降りてみます。
お目当てのサツキはチラホラ咲きでした。ただ予想外の黄色の菖蒲が綺麗でした。菖蒲はノーマークでしたね。
ただ、長らく本堂前を通れなかったのが通れるようになっていました。工事用の足場が取り除かれて、工事もまもなく終わるように思えました。まもなくです。
この風景は、長らく見られなかったポジションから撮影しました。
その先の「足利尊氏公のお墓」は、必ず寄って行きます。真意は分かりませんが、ここに歴史上の人物の墓があるのかと思います。
「霊光殿」も姿が見えてきました。今日は和尚さんとお会いしてないので詳細は分かりませんが、九州に出張中の歴代将軍の木像はお帰りになっているのでしょうか。
ここから「心字池」の周りを巡ります。ここもサツキはイマイチでしたが、黄色の菖蒲綺麗に咲いていました。
心字池の周りを、ゆっくり歩いて行くと、池の向こうにアオサギが止まっています。このアオサギ全然動かない。
この日は湿気が多く、曇っていたし傘が要らない程度の雨が時々降ってきます。これぐらい離れても、あのアオサギは動きません。
心字池を向こう側まで歩いて行き、ここで「蓬莱島」に渡ります・・・と言っても、心字池に突き出た島なんですけど・・・。
この島には以前、「妙音閣」がありましたが、1950年(昭和25年)にジェーン台風により倒壊し、今は礎石しか残っていません。
蓬莱塔から元に戻り歩いて行くと、足利家15代の供養塔という「十三重塔」があります。この塔は室町時代の作と伝わり、下部に基礎石がその上に一重の笠石。さらに12枚の笠石がのり、最上部に相輪が乗る構造となっています。
その十三重塔の右横の句碑は、香川県小豆島の俳人 赤松柳史の句碑 「煩悩はたえず 南瓜を両断す」と書かれいます。
また、十三重塔の左横には、赤松柳史の高弟 青山柳為の句碑「芙蓉池に風あるやなし 落下舞ふ」と書かれています。こちらは新しいので読めました。
さらに左横には、「中興天龍牧翁和尚大禅師」と書かれた文字と、臨済宗天龍寺派管長の関牧翁の胸像がありました。
現在の天龍寺管長さんは、佐々木容道師です。その前が平田精耕師、そして、その前が関牧翁(せきぼくおう)師でした。前途したとおり等持院は、天龍寺の境外塔頭寺院です。現在の和尚さんも天龍寺から来られています・・・多分。
少し石段を上がって、茶室「清漣亭」までやって来ましたが、まだ近づけません。和尚さんの話では、開眼供養のときから解放されるそうです。その本堂も工事は終わりつつあるようです。
書院まで戻って少し休憩したあと、再び庭園を巡ることにしました。そしたら黒猫がいました。近づくと逃げられましたね。
もう一周したのは、さきほど工事関係者のために行けなかった芙蓉池の畔に行くためです。行ってみると、そこには半夏生が生長してました。まもなく色づきそうです。
芙蓉池を進むと、先程アオサギが居ましたが、近づくと飛んで行きました。微かに飛んでいくアオサギが写っています。
書院に再び戻ってきて、椅子に座って庭を眺めてました。次の予定の時間には、まだ早かったからです。それにしても誰も来ないですね。
ここには13時10分頃に出て行きました。広々とした駐車場も工事関係の車両が止まっているので、出ていくのも一苦労です。
昨年の11月13日以来の等持院でしたが、サツキは残念でした。ただ予想外の菖蒲を見られましたが。まもなく工事が終わりそうなので、その時にでも訪れようと思っています。
【等持院】
5月18日では、京都の緊急事態宣言は解除になってませんが、前週の15日には北海道や首都圏、関西圏を除いて解除されました。それでも段階的に京都では自粛が解除され始め、二条城もこの日から入城が始まったかと思います。等持院は天龍寺の境外塔頭ですが、天龍寺や等持院は緊急事態宣言化でも拝観を停止されていませんでした。
ここの「表門」前に、12時30分に着きました。本当は午前の方が日光の当たり具合が良いのは分かってましたが、このあと病院に行く予定があったので、この時間となりました。
2017年(平成29年)から、本堂と霊光殿の修復工事をされてて、予定ではまもなく終了するかと思いますが、この表門前に工事車両がたくさん止まっています。いつもなら遠慮する表門前に車を止めるしかなかったです。
拝観受付は、「庫裏」の中にありますが、前途したとおり工事関係者が出入りされるので少し待ってから庫裏に入りました。
庫裏に入るとチャイムが自動的に鳴るので、奥から従業員の皆さんが出て来られます。懇意している和尚さんはどうも不在のようでしたね、それで拝観料300円を久しぶりに納めさせてもらいました。
受付で「庭園しか見られませんよ」と言われましたが、何度も来ているので知ってます。さっそくスリッパに履き替えて庭に降りてみます。
お目当てのサツキはチラホラ咲きでした。ただ予想外の黄色の菖蒲が綺麗でした。菖蒲はノーマークでしたね。
ただ、長らく本堂前を通れなかったのが通れるようになっていました。工事用の足場が取り除かれて、工事もまもなく終わるように思えました。まもなくです。
この風景は、長らく見られなかったポジションから撮影しました。
その先の「足利尊氏公のお墓」は、必ず寄って行きます。真意は分かりませんが、ここに歴史上の人物の墓があるのかと思います。
「霊光殿」も姿が見えてきました。今日は和尚さんとお会いしてないので詳細は分かりませんが、九州に出張中の歴代将軍の木像はお帰りになっているのでしょうか。
ここから「心字池」の周りを巡ります。ここもサツキはイマイチでしたが、黄色の菖蒲綺麗に咲いていました。
心字池の周りを、ゆっくり歩いて行くと、池の向こうにアオサギが止まっています。このアオサギ全然動かない。
この日は湿気が多く、曇っていたし傘が要らない程度の雨が時々降ってきます。これぐらい離れても、あのアオサギは動きません。
心字池を向こう側まで歩いて行き、ここで「蓬莱島」に渡ります・・・と言っても、心字池に突き出た島なんですけど・・・。
この島には以前、「妙音閣」がありましたが、1950年(昭和25年)にジェーン台風により倒壊し、今は礎石しか残っていません。
蓬莱塔から元に戻り歩いて行くと、足利家15代の供養塔という「十三重塔」があります。この塔は室町時代の作と伝わり、下部に基礎石がその上に一重の笠石。さらに12枚の笠石がのり、最上部に相輪が乗る構造となっています。
その十三重塔の右横の句碑は、香川県小豆島の俳人 赤松柳史の句碑 「煩悩はたえず 南瓜を両断す」と書かれいます。
また、十三重塔の左横には、赤松柳史の高弟 青山柳為の句碑「芙蓉池に風あるやなし 落下舞ふ」と書かれています。こちらは新しいので読めました。
さらに左横には、「中興天龍牧翁和尚大禅師」と書かれた文字と、臨済宗天龍寺派管長の関牧翁の胸像がありました。
現在の天龍寺管長さんは、佐々木容道師です。その前が平田精耕師、そして、その前が関牧翁(せきぼくおう)師でした。前途したとおり等持院は、天龍寺の境外塔頭寺院です。現在の和尚さんも天龍寺から来られています・・・多分。
少し石段を上がって、茶室「清漣亭」までやって来ましたが、まだ近づけません。和尚さんの話では、開眼供養のときから解放されるそうです。その本堂も工事は終わりつつあるようです。
書院まで戻って少し休憩したあと、再び庭園を巡ることにしました。そしたら黒猫がいました。近づくと逃げられましたね。
もう一周したのは、さきほど工事関係者のために行けなかった芙蓉池の畔に行くためです。行ってみると、そこには半夏生が生長してました。まもなく色づきそうです。
芙蓉池を進むと、先程アオサギが居ましたが、近づくと飛んで行きました。微かに飛んでいくアオサギが写っています。
書院に再び戻ってきて、椅子に座って庭を眺めてました。次の予定の時間には、まだ早かったからです。それにしても誰も来ないですね。
ここには13時10分頃に出て行きました。広々とした駐車場も工事関係の車両が止まっているので、出ていくのも一苦労です。
昨年の11月13日以来の等持院でしたが、サツキは残念でした。ただ予想外の菖蒲を見られましたが。まもなく工事が終わりそうなので、その時にでも訪れようと思っています。
【等持院】
この記事へのコメント