半夏生が色づく等持院へ
半夏生とは、水辺に高さ60㌢ほどに生え、半夏(7月2日頃)の頃だけ、頂の葉の下半分が白くなり、白い穂状の花が咲く、どくだみ科の多年生植物のこと。京都では建仁寺塔頭 両足院が有名です。等持院にも半夏生があって、心字池の湖畔に群生しているので、2014年(平成26年)6月18日に一度、見に来てます。
6月29日(月)は、梅雨の谷間で朝から青空が広がりました。湿気も少なく比較的しのぎやすい気候で、この日は最初から半夏生を見に等持院に行くことを決めていたので、朝用事が済み次第等持院に向かいました。

「表門」j前に9時33分に着くと、一組の方が入って行かれました。普段から空いているので、平日で拝観者がいること自体以外でしたね
。
等持院は、2017年(平成29年)6月7日より本堂・霊光殿・茶室「清漣亭」の修復工事を入られ、茶室「清漣亭」は完成しています。本堂と霊光殿も、以前和尚さんに聞いた話では、既に終わっているはずなんですが・・・それを確かめにと、半夏生を見に来た訳です。
拝観料は、まだ300円でした。見たところ工事は完成しているようですが、受付の方に聞いてみると・・・。
懇意にしている和尚さんは不在でしたが、聞いてみると工事は完成しているが、新型コロナウイルスの影響でご本尊の開眼供養の日程が決まらないみたいです。もう少しお待ち下さいと言われましたが・・・。
受付を済ませて、書院を通り庭園に出ます。本堂前は行けないので仕方ありませんけど・・・。
先に入られた方が初めて来られてたようで、その方より先に庭に降り、「芙蓉池」越しに茶室「清漣亭」を撮りました。
この芙蓉池のサツキもすっかりありません。その代わりに桔梗が咲いていました。前回は菖蒲の花でしたが・・・。
その先の「足利尊氏公のお墓」は必ず寄って行きます。室町幕府初代将軍の墓とされる宝篋印塔で、台座の正面に延文三年四月の文字がみられますが、これは1358年・・・尊氏の亡くなった年と一致します。

それかより、その反対側にある「霊光殿」の修復工事も、ほぼ終わっているようです。堂内には、足利歴代の将軍の木像も戻っているようですね、再開が楽しみです
。
次に、いよいよ「心字池」に移動します。ここには今が見頃の半夏生が植わっているのを知っているので、どのように色づいているのか楽しみです。






「建仁寺塔頭 両足院」ほどではありませんが、こちらの「半夏生」も綺麗です
。少し見頃過ぎだったかも知れませんが、これで充分です。
このあと「心字池」を巡ります。ここから本堂は見えませんが、修復された「霊光殿」の背部は見えています。



この辺りは、秋には真っ赤に染まるほど紅葉が綺麗なエリアです。心字池に浮かび上がる紅葉は絶品ですね。ほどなくすると「心字池」に突き出た「蓬莱島」が見えてきます。


ここで「蓬莱島」に渡りました。いつも来てますが、ここにはかつて「妙音閣」がありましたが、1950年(昭和25年)にジェーン台風により倒壊し、今は礎石しか残っていませんが、初めて礎石があることを今日知りました。


「妙音閣」の礎石が残っていたんですね、何度か来てて初めて知りました。早々に「蓬莱島」を出て、足利家15代の供養塔という「十三重塔」などの前を通って「心字池」を出て行きます。
少し石段を上がって、茶室「清漣亭」の近くまで来ましたが、まだ本堂にて開眼供養を行われていないので、まだ内部の見学はできません。ただ、「等持院形灯籠」は見えますが、「司馬温公形手水鉢」は見ることができません。


長らく修復工事をされてた「本堂」も、綺麗になりました。コロナ渦で公開は遅れてますが、まもなくでしょう。等持院庭園を一周して元に戻ってきました。



最後に「芙蓉池」の湖畔に咲いていた「桔梗」を撮りました。庭園を一周してきて、桔梗はここだけでした。





庭園を一周し、「書院」に上がって暫く座って休憩しました。ここは人が少ないので落ち着いてゆっくり出来るのが良いです
。

本来なら本堂へ行ける廊下を進むと、結界があって進めません。奥を覗いてみると「本堂前庭」が垣間見えました。

ここは10時前に出て行きました。帰りも先に入られた方と同じでしたね
。出る前に本堂を見ると、綺麗に修復されました。

こちらは「鐘楼」ですが、鐘楼も長らく修復工事で、内部は見えませんでした。
修復された鐘楼を見てから、車で出て行きました。次は本堂や霊光殿の公開が再開されたら再訪したいですね。今日は、ここだけで帰りました。
【等持院】

6月29日(月)は、梅雨の谷間で朝から青空が広がりました。湿気も少なく比較的しのぎやすい気候で、この日は最初から半夏生を見に等持院に行くことを決めていたので、朝用事が済み次第等持院に向かいました。



等持院は、2017年(平成29年)6月7日より本堂・霊光殿・茶室「清漣亭」の修復工事を入られ、茶室「清漣亭」は完成しています。本堂と霊光殿も、以前和尚さんに聞いた話では、既に終わっているはずなんですが・・・それを確かめにと、半夏生を見に来た訳です。

懇意にしている和尚さんは不在でしたが、聞いてみると工事は完成しているが、新型コロナウイルスの影響でご本尊の開眼供養の日程が決まらないみたいです。もう少しお待ち下さいと言われましたが・・・。
受付を済ませて、書院を通り庭園に出ます。本堂前は行けないので仕方ありませんけど・・・。
















































修復された鐘楼を見てから、車で出て行きました。次は本堂や霊光殿の公開が再開されたら再訪したいですね。今日は、ここだけで帰りました。
【等持院】
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