本堂&霊光殿の拝観を再開された等持院へ
2017年(平成29年)6月7日から臨済宗 天龍寺派 等持院は、本堂・霊光殿・茶室「清漣亭」を修復工事されていましたが、2020年(令和2年)7月末日で終了しました。そこで、8月1日から通常通り参拝を再開された訳です。
9時31分に「表門」前に着きました。長らく工事中を知らせる看板が出てましたが、無くなってましたね。
先般8月4日、施餓鬼に行ったとき、和尚さんに聞くと「8月1日から再開しました」と聞いたので、今日来てみました。
拝観受付所は、丸に二つ引きの足利家の紋章が入っている雄大な「庫裏」の中にあります。
拝観料も300円から500円と、元に戻りました。この庫裏を入るとチャイムが鳴るので中から人が出て来られる方式です。
等持院は、いつ来ても空いています。この日は朝から暑かった(最低気温が27.3℃、最高気温が38.7℃)こともあって、誰も来られて無いようです。
この風景を見るのは、2017年(平成29年)6月3日以来です。白砂も入替られたのでしょうね、随分綺麗になりました。
「方丈(本堂)」内も、綺麗になりました。随分痛んでましたが、それに以前は見えなかったご本尊もはっきり拝めるようになっていました。
畳み、襖、それにご本尊全て綺麗になっていました。以前は撮影可能でしたが、撮影禁止の文字が。それでご本尊の写真はありません。以前はOKでしたので、そこは残念ですね。
次に、こちらも修復工事をされた「霊光殿」に向かいます。渡り廊下も新調されたようです。霊光殿の内部は、以前から撮影禁止でした。ここには、実物大の足利将軍の木像かがあるので、以前から必ず寄ってました。
霊光殿内には、江戸幕府初代将軍・徳川家康(東照大権現)坐像を始め、室町幕府初代将軍・足利尊氏(等持院殿)坐像、2代将軍・義詮(よしあきら)(宝筐院殿)坐像、3代将軍・義満(鹿苑院)坐像、4代将軍・義持(勝定院殿)坐像、6代将軍・義教(普広院殿)坐像、7代将軍・義勝(慶雲院)坐像、8代将軍・義政(慈照院)坐像、9代将軍・義尚(よしひさ)(常徳院)坐像、10代将軍・義稙(よしたね)(恵林院殿)坐像、11代将軍・義澄(よしずみ)(法住院殿)坐像、12代将軍・義晴(萬松院)坐像、13代将軍・義輝(光源院)坐像、15代将軍・義昭(霊陽院)坐像が安置されています。 なお、5代将軍・義量(よしかず)(長得院殿)、14代将軍・義栄(よしひで)(光徳院)は、ありません。
霊光殿内部も綺麗になりました。この木像・・・修復工事中は、九州に出張されてたと聞きました。その時のポスターでしょうね、貼ってありました。
「霊光殿」で、久し振りの木像をゆっくり鑑賞されて貰って外に出ました。そこから見た「本堂」と前庭です。ともに綺麗になりました。
「本堂」の裏側から見た庭園です。この高さから見る庭園は久し振りとなります。このとき9時38分ですが、もう既に暑いです。
それでも、「書院」から庭園に降りることにします。暑いので、あっさり見て戻ってくる予定ですが・・・。
ここでスリッパに履き替えますが、このスリッパ、滅茶苦茶熱いです。先ずは芙蓉池を巡ります。
以前、和尚さんに「本堂」と同時期に茶室「清漣亭」も公開すると言われてましたが、まだ結界がありますね。
「芙蓉池」周りには、芙蓉の花が咲き誇りますが、まだ少し早いようです。それでも数輪咲いていたのでアップで撮りました。
やっぱり残念ながら結界があるので、茶室「清漣亭」の内部は見られませんでした。以前、畳が張り替えてない・・・と言われてたので、まだなのかなぁ・・・。
この猛暑のなか、次に「心字池」を回ってみます。暑いからさっと見て、「書院」に戻ってくる予定ですが・・・。
「心字池」を回る前に、本堂裏にある「足利尊氏公のお墓」に寄りました。ここは外せません。室町幕府初代将軍の墓とされる宝篋印塔です。
これは前回訪れた時に気づいたことで、台座の正面に延文三年四月の文字がみられますが、これは1358年・・・尊氏の亡くなった年と一致しまするらしいです。今日も近づいて見てみました。
この時期は、「心字池」周りには花は咲いていません。ただただ一周するつもりで歩いていき、「蓬莱島」の入口まで来ました。
いつもなら、渡りますが暑いからスルーです。この島にはかつて「妙音閣」がありましたが、1950年(昭和25年)にジェーン台風により倒壊し、今は礎石しか残っていません。
「妙音閣」を出て、再び「心字池」を巡ります。そして次に足利家15代の供養塔という「十三重塔」などの前を通って「本堂」裏まで戻りました。
「本堂」裏を通り、「書院」に上がりお茶を飲みました。張り紙には"飲酒禁止"と書いてありましたが、水分補給をしないと熱中症になってしまいます。
「書院」で水分を補給し休憩したあと、また「霊光殿」に入りました。久し振りに見る足利将軍の木像をじっくり鑑賞し出て行きました。
そして「本堂前前庭」を見ながら腰を下ろして、自然の風にあたり汗を拭い、ここを出て行きました。
ここを出る時、10時でした。朝から、こんなに暑いので誰も来られませんでしたね。
「鐘楼」も修復されて綺麗になっています。ここだけ写真に撮り、車に乗り込むと・・・車内が猛烈に暑いのでエンジンをかけエアコンを付けると・・・。
等持院は、車で来るには少々分かりづらいです。でも、これだけ来るともう覚えました。ここはサツキが有名ですが、芙蓉も綺麗です・・・が、少し早かったようです。
【等持院】
9時31分に「表門」前に着きました。長らく工事中を知らせる看板が出てましたが、無くなってましたね。
先般8月4日、施餓鬼に行ったとき、和尚さんに聞くと「8月1日から再開しました」と聞いたので、今日来てみました。
拝観受付所は、丸に二つ引きの足利家の紋章が入っている雄大な「庫裏」の中にあります。
拝観料も300円から500円と、元に戻りました。この庫裏を入るとチャイムが鳴るので中から人が出て来られる方式です。
等持院は、いつ来ても空いています。この日は朝から暑かった(最低気温が27.3℃、最高気温が38.7℃)こともあって、誰も来られて無いようです。
この風景を見るのは、2017年(平成29年)6月3日以来です。白砂も入替られたのでしょうね、随分綺麗になりました。
「方丈(本堂)」内も、綺麗になりました。随分痛んでましたが、それに以前は見えなかったご本尊もはっきり拝めるようになっていました。
畳み、襖、それにご本尊全て綺麗になっていました。以前は撮影可能でしたが、撮影禁止の文字が。それでご本尊の写真はありません。以前はOKでしたので、そこは残念ですね。
次に、こちらも修復工事をされた「霊光殿」に向かいます。渡り廊下も新調されたようです。霊光殿の内部は、以前から撮影禁止でした。ここには、実物大の足利将軍の木像かがあるので、以前から必ず寄ってました。
霊光殿内には、江戸幕府初代将軍・徳川家康(東照大権現)坐像を始め、室町幕府初代将軍・足利尊氏(等持院殿)坐像、2代将軍・義詮(よしあきら)(宝筐院殿)坐像、3代将軍・義満(鹿苑院)坐像、4代将軍・義持(勝定院殿)坐像、6代将軍・義教(普広院殿)坐像、7代将軍・義勝(慶雲院)坐像、8代将軍・義政(慈照院)坐像、9代将軍・義尚(よしひさ)(常徳院)坐像、10代将軍・義稙(よしたね)(恵林院殿)坐像、11代将軍・義澄(よしずみ)(法住院殿)坐像、12代将軍・義晴(萬松院)坐像、13代将軍・義輝(光源院)坐像、15代将軍・義昭(霊陽院)坐像が安置されています。 なお、5代将軍・義量(よしかず)(長得院殿)、14代将軍・義栄(よしひで)(光徳院)は、ありません。
霊光殿内部も綺麗になりました。この木像・・・修復工事中は、九州に出張されてたと聞きました。その時のポスターでしょうね、貼ってありました。
「霊光殿」で、久し振りの木像をゆっくり鑑賞されて貰って外に出ました。そこから見た「本堂」と前庭です。ともに綺麗になりました。
「本堂」の裏側から見た庭園です。この高さから見る庭園は久し振りとなります。このとき9時38分ですが、もう既に暑いです。
それでも、「書院」から庭園に降りることにします。暑いので、あっさり見て戻ってくる予定ですが・・・。
ここでスリッパに履き替えますが、このスリッパ、滅茶苦茶熱いです。先ずは芙蓉池を巡ります。
以前、和尚さんに「本堂」と同時期に茶室「清漣亭」も公開すると言われてましたが、まだ結界がありますね。
「芙蓉池」周りには、芙蓉の花が咲き誇りますが、まだ少し早いようです。それでも数輪咲いていたのでアップで撮りました。
やっぱり残念ながら結界があるので、茶室「清漣亭」の内部は見られませんでした。以前、畳が張り替えてない・・・と言われてたので、まだなのかなぁ・・・。
この猛暑のなか、次に「心字池」を回ってみます。暑いからさっと見て、「書院」に戻ってくる予定ですが・・・。
「心字池」を回る前に、本堂裏にある「足利尊氏公のお墓」に寄りました。ここは外せません。室町幕府初代将軍の墓とされる宝篋印塔です。
これは前回訪れた時に気づいたことで、台座の正面に延文三年四月の文字がみられますが、これは1358年・・・尊氏の亡くなった年と一致しまするらしいです。今日も近づいて見てみました。
この時期は、「心字池」周りには花は咲いていません。ただただ一周するつもりで歩いていき、「蓬莱島」の入口まで来ました。
いつもなら、渡りますが暑いからスルーです。この島にはかつて「妙音閣」がありましたが、1950年(昭和25年)にジェーン台風により倒壊し、今は礎石しか残っていません。
「妙音閣」を出て、再び「心字池」を巡ります。そして次に足利家15代の供養塔という「十三重塔」などの前を通って「本堂」裏まで戻りました。
「本堂」裏を通り、「書院」に上がりお茶を飲みました。張り紙には"飲酒禁止"と書いてありましたが、水分補給をしないと熱中症になってしまいます。
「書院」で水分を補給し休憩したあと、また「霊光殿」に入りました。久し振りに見る足利将軍の木像をじっくり鑑賞し出て行きました。
そして「本堂前前庭」を見ながら腰を下ろして、自然の風にあたり汗を拭い、ここを出て行きました。
ここを出る時、10時でした。朝から、こんなに暑いので誰も来られませんでしたね。
「鐘楼」も修復されて綺麗になっています。ここだけ写真に撮り、車に乗り込むと・・・車内が猛烈に暑いのでエンジンをかけエアコンを付けると・・・。
等持院は、車で来るには少々分かりづらいです。でも、これだけ来るともう覚えました。ここはサツキが有名ですが、芙蓉も綺麗です・・・が、少し早かったようです。
【等持院】
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