神秘と謎を秘めた最古の神社 奈良県桜井市 大神神社へ
8月25日(火)は、奈良県の古社を巡ったり古代の遺跡を散策したりしてきました。ただ先週の天気予報から大きく外れて今週も猛暑が続いてて、この日も猛烈に暑かったですね。早朝6時に友人が迎えに来てくれて出発。京奈和自動車道を経由して奈良県桜井市三輪にある大神(おおみわ)神社に着きました。
1984年(昭和59年)に昭和天皇の親拝と在位60年を記念して建立された「大鳥居」前の無料駐車場に8時ちょうどに着きました。
朝の8時過ぎに着いて、ここから歩いて行きます。それにしても今日も暑いです・・・奈良県も変わらない暑さで、この先が思いやられます。
暑いなか歩いて行き、8時5分に「二の鳥居」前に着きました。左には「大神神社」と書かれた社号標が、また扁額には「三輪明神」と書かれています。
この鳥居をくぐると空気が変わります。鬱蒼とした木々の間を砂利道の参道をゆっくり歩いていくと目の先に大宮川に架かる「御手洗橋」が見えて来ました。
「御手洗橋」を渡ると左手に末社「祓戸神社」があって、祭神が瀬織津姫神(せおりつひめのかみ)、速秋津姫神(はやあきつひめのかみ)も、気吹戸主神(いぶきどぬしのかみ)、速佐須良姫神(はやさすらひめのかみ)の四柱です。
穢れを祓う祓戸の四柱を祀り、この神社を参拝するにあたり、清浄を期することが大切で、心身ともに清らかにするため、最初にここへ参拝することと書いてありました。
次に左手に「夫婦岩」が見えてきます。2つの岩が仲良く寄り添っている岩で、古くは信仰の対象であった磐座でした。縁結び、夫婦円満を願う人々から信仰されています。
次に左手に「手水舎」が見えてきます。新型コロナウイルスの感染予防から柄杓はありません。大物主大神(おおものぬしのおおかみ)の別の姿といわれる蛇神を思わせる蛇の彫刻があります。
その背後には御神木として信仰されていた「志るしの杉」の根元が残っています。三輪の七本杉の一つでもありました。
8時11分に重要文化財の「拝殿」に着きました。裏にはある三輪山自体がご神体としており、そこに鎮まる大物主大神(おおものぬしのおおかみ)を、この拝殿から拝みます。
「拝殿」前で2人揃って参拝させてもらいました。この時間ではボツボツとお参りに来られる程度でしたね、空いてました。
境内の中央にある「巳の神杉」で、江戸時代より雨乞い杉としてお参りされていました。根元に蛇が棲みだので、巳の神杉と呼ばれるようになったとか。
このとき、まだ8時12分で授与所も閉まったままです。8時30分からと書いてあったので摂社・末社を巡ります。こちせは境内南側にあった「手水舎」です。
最初は末社「天皇社」で、暑いのに石段をあがらなければなりません。祭神は第10代崇神天皇(御眞木入日子印恵命・みまきいりひこいにえのみこと)です。
次に石段を降りて末社「神宝神社(かんだからじんじゃ)」に行きました。祭神は、家都御子神(けつみこのかみ)、熊野夫須美神(くまのふすみのかみ)、御子速玉神(みこはやたまのかみ)の熊野三山の神々が祀られています。神職さんが清掃中のため近づきませんでした。
次に末社「成願稲荷神社(じょうがんいなりじんじゃ)」で、祭神は宇伽御魂神(うかのみたまのかみ)で、稲荷の神様をまつり、商売繁盛・心願成就の霊験あらたかとか。
再び境内に戻って、「参集殿」に行きました。授与所は8時30分からですが、それまでは、ここで朱印が貰えるかもと訪れました。
このとき8時22分でしたが、ここで御朱印をいただきました。ただコロナウイルスの感染予防から書き置きのみ対応だと言われました。理由を尋ねると、「誰がウイルスを持っているか分からないのでと」と言うことで「伊勢神宮もそうされてます」と、何が怒らせたのか知りませんが、少し逆ギレ気味で言われたのには驚きました。別に朱印帳に書いてくれなんか一言も言ってなんいですけどね。友人は、ここで御守りをいただいていました。
ここを出て、友人はトイレ休憩に、私は奥にある「祈祷殿・儀式殿・参集殿」に出てきました。せっかく遠方までやって来たので奥の摂社まで行く予定です。
その向かいにあるのが「宝物収蔵庫」です。ここも入りたかったんですが、新型コロナウイルスの感染予防から、ずっと閉館されています。
拝殿もそうですが、ここも東向きに建っているので思い切り逆光です。1997年(平成9年)に竣工された社殿で、日々の祈祷や結婚式などに使われてるみたいです。
朝から暑いので体力が持つかどうか心配でしたが、ここまで来たので頑張って向かいます。ここから「くすりの道」と呼ばれる参道を歩いて行きます。
「くすりの道」を抜けると看板が出ていて、これから「狭井神社」に向かいます・・・と、その前に、少し戻ります。
こちらは摂社「活日神社(いくひじんじゃ)」で、崇神天皇の時代に大神神社の゜掌酒(さかびと)を務めた名人・高橋活日命が祀られています。杜氏の祖先神として酒造関係者からの信仰が篤い。
石段を降りて、再び奥に歩いていくと、次に摂社「磐座神社」が右手に現れます。ご神体は磐座で、薬の神様少彦名命(すくなひこなのみこと)が祀られています。
それで8時34分に摂社「狭井神社」に着きました。ここの境内は狭いのに多くの家族連れが居ます。それは後程理由が分かりました。
暑いので、これからは体力勝負です。500㍉のペットボトル2本・・・スポーツドリンクを持参してきましたが、もう一本が無くなりかけてます。やっぱり、今はコロナより熱中症が怖いので準備はしてきたつもりですが・・・つづく。
【大神神社】
1984年(昭和59年)に昭和天皇の親拝と在位60年を記念して建立された「大鳥居」前の無料駐車場に8時ちょうどに着きました。
朝の8時過ぎに着いて、ここから歩いて行きます。それにしても今日も暑いです・・・奈良県も変わらない暑さで、この先が思いやられます。
暑いなか歩いて行き、8時5分に「二の鳥居」前に着きました。左には「大神神社」と書かれた社号標が、また扁額には「三輪明神」と書かれています。
この鳥居をくぐると空気が変わります。鬱蒼とした木々の間を砂利道の参道をゆっくり歩いていくと目の先に大宮川に架かる「御手洗橋」が見えて来ました。
「御手洗橋」を渡ると左手に末社「祓戸神社」があって、祭神が瀬織津姫神(せおりつひめのかみ)、速秋津姫神(はやあきつひめのかみ)も、気吹戸主神(いぶきどぬしのかみ)、速佐須良姫神(はやさすらひめのかみ)の四柱です。
穢れを祓う祓戸の四柱を祀り、この神社を参拝するにあたり、清浄を期することが大切で、心身ともに清らかにするため、最初にここへ参拝することと書いてありました。
次に左手に「夫婦岩」が見えてきます。2つの岩が仲良く寄り添っている岩で、古くは信仰の対象であった磐座でした。縁結び、夫婦円満を願う人々から信仰されています。
次に左手に「手水舎」が見えてきます。新型コロナウイルスの感染予防から柄杓はありません。大物主大神(おおものぬしのおおかみ)の別の姿といわれる蛇神を思わせる蛇の彫刻があります。
その背後には御神木として信仰されていた「志るしの杉」の根元が残っています。三輪の七本杉の一つでもありました。
8時11分に重要文化財の「拝殿」に着きました。裏にはある三輪山自体がご神体としており、そこに鎮まる大物主大神(おおものぬしのおおかみ)を、この拝殿から拝みます。
「拝殿」前で2人揃って参拝させてもらいました。この時間ではボツボツとお参りに来られる程度でしたね、空いてました。
境内の中央にある「巳の神杉」で、江戸時代より雨乞い杉としてお参りされていました。根元に蛇が棲みだので、巳の神杉と呼ばれるようになったとか。
このとき、まだ8時12分で授与所も閉まったままです。8時30分からと書いてあったので摂社・末社を巡ります。こちせは境内南側にあった「手水舎」です。
最初は末社「天皇社」で、暑いのに石段をあがらなければなりません。祭神は第10代崇神天皇(御眞木入日子印恵命・みまきいりひこいにえのみこと)です。
次に石段を降りて末社「神宝神社(かんだからじんじゃ)」に行きました。祭神は、家都御子神(けつみこのかみ)、熊野夫須美神(くまのふすみのかみ)、御子速玉神(みこはやたまのかみ)の熊野三山の神々が祀られています。神職さんが清掃中のため近づきませんでした。
次に末社「成願稲荷神社(じょうがんいなりじんじゃ)」で、祭神は宇伽御魂神(うかのみたまのかみ)で、稲荷の神様をまつり、商売繁盛・心願成就の霊験あらたかとか。
再び境内に戻って、「参集殿」に行きました。授与所は8時30分からですが、それまでは、ここで朱印が貰えるかもと訪れました。
このとき8時22分でしたが、ここで御朱印をいただきました。ただコロナウイルスの感染予防から書き置きのみ対応だと言われました。理由を尋ねると、「誰がウイルスを持っているか分からないのでと」と言うことで「伊勢神宮もそうされてます」と、何が怒らせたのか知りませんが、少し逆ギレ気味で言われたのには驚きました。別に朱印帳に書いてくれなんか一言も言ってなんいですけどね。友人は、ここで御守りをいただいていました。
ここを出て、友人はトイレ休憩に、私は奥にある「祈祷殿・儀式殿・参集殿」に出てきました。せっかく遠方までやって来たので奥の摂社まで行く予定です。
その向かいにあるのが「宝物収蔵庫」です。ここも入りたかったんですが、新型コロナウイルスの感染予防から、ずっと閉館されています。
拝殿もそうですが、ここも東向きに建っているので思い切り逆光です。1997年(平成9年)に竣工された社殿で、日々の祈祷や結婚式などに使われてるみたいです。
朝から暑いので体力が持つかどうか心配でしたが、ここまで来たので頑張って向かいます。ここから「くすりの道」と呼ばれる参道を歩いて行きます。
「くすりの道」を抜けると看板が出ていて、これから「狭井神社」に向かいます・・・と、その前に、少し戻ります。
こちらは摂社「活日神社(いくひじんじゃ)」で、崇神天皇の時代に大神神社の゜掌酒(さかびと)を務めた名人・高橋活日命が祀られています。杜氏の祖先神として酒造関係者からの信仰が篤い。
石段を降りて、再び奥に歩いていくと、次に摂社「磐座神社」が右手に現れます。ご神体は磐座で、薬の神様少彦名命(すくなひこなのみこと)が祀られています。
それで8時34分に摂社「狭井神社」に着きました。ここの境内は狭いのに多くの家族連れが居ます。それは後程理由が分かりました。
暑いので、これからは体力勝負です。500㍉のペットボトル2本・・・スポーツドリンクを持参してきましたが、もう一本が無くなりかけてます。やっぱり、今はコロナより熱中症が怖いので準備はしてきたつもりですが・・・つづく。
【大神神社】
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