「左義長まつり」「八幡まつり」の火祭りで知られる日牟禮八幡宮へ

ラ コリーナ近江八幡を9時31分に出て、ほどなくして日牟禮八幡宮に着きました。有名な近江八幡の水郷巡りは、ここから出ているんですね、初めて知りました。ここもゆっくり散策する必要がありそうです。車は日牟禮八幡宮の楼門前に9時38分に置きました。雨が止んでいたので傘を持たず出ましたが、これか・・・。

IMG_7682.jpgこの「楼門」の左側を歩いて直ぐの所に八幡山ロープウェイの乗り場があります。前途したとおり天候不良のため今日は断念しました。

IMG_7680.jpgIMG_7681.jpg楼門を入ると正面に見えるのが「拝殿」です。お隣がロープウェイ乗り場のためか、ここは人が結構居ました。

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石段を上がって「本殿」まで来ると、雨が本降りになってきました。折りたたみ傘を車に置いた・・・ままです

御祭神は、譽田別尊(ほむだわけのみこと)、息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)、比賣神(ひめがみ)の三柱。伝記によれば、草創は神話の時代の131年、第13代成務天皇が即位する際に、現在のこの地に地主神の大嶋大神を祀られたのが始まりという。その後991年(正暦2年)に第66代一条天皇の勅願で宇佐八幡宮を勧請し、御祭神に譽田別尊(ほむだわけのみこと)、息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)、比賣神(ひめがみ)八幡三神を迎え、近江商人などの信仰を集めました。

IMG_7659.jpgIMG_7667.jpgIMG_7668.jpgIMG_7669.jpgここは八幡宮でしたね、神の使いである鳩が安置されていたので撮りました。由緒にも宇佐八幡宮を勧請しとありました。

IMG_7670.jpg「本殿」の左には「岩戸神社」があって、祭神は、橦賢木之御魂命(つきさかきいつのみたまのみこと)、天疎向津姫命(あまさかるむかひつひめのみこと)でした。

IMG_7664.jpgここ日牟禮八幡宮は、「二つの火祭り」で知られています・・・と言っても、ここに来て由緒を読んで知ったことでした。

3月の「左義長まつり」と4月の「八幡まつり」は、ともに火祭りで国の選択無形民速文化財に指定されています。「左義長まつり」安土城下での祭事が移ってきたもので、織田信長が異粧華美な姿で踊った故事に習い、踊り子が仮装して左義長と呼ばれる飾られた三角鍾の松明を担いで町内を練り歩き、最後に火除け・厄除けを祈って奉火するお祭りです。「八幡まつり」は応神天皇を住民が松明で案内したという故事に習い、初日に葦と菜種がらで作った松明に奉火し、二日目に大太鼓を宿入りさせる。どちらも炎が赤々と燃え上がるのが勇壮で、遠方から多くの観光客が訪れる。

IMG_7662.jpgIMG_7663.jpg雨が降ってきたので、本殿より右側を少しだけ歩いただけで、引き返しました。あとで調べたら何社か末社があったようですが・・・。

IMG_7647.jpgIMG_7648.jpg本殿の左側は散策します。入口には「本殿屋根鬼瓦」が展示されていました。これは2018年(平成30年)9月4日に襲った台風21号による強風で落下したと書いてありました。

IMG_7650.jpgIMG_7651.jpgこちらの末社は、名前が書いてないので不明です。横には神牛が鎮座してますが・・・。

IMG_7652.jpg右から「宮比神社」で、祭神が天宇受賣命(あめのうずめのみこと)。「天満宮」で、祭神が菅原道真公。「常盤神社」で、祭神が天照大神、豊受大神、熱田大神、津嶋大神でした。

IMG_7672.jpgIMG_7675.jpg参拝を済ませてたら、雨宿りを兼ねて「授与所」にて、御朱印をいただきました。なお、向かいの工事中の建物は「能舞台」のようでした。

IMG_7673.jpg朱印を書いていただいてる間少しだけ散策。ここは「絵馬殿」で、毎年4月の「八幡まつり」で使われる松明が展示されていました。

IMG_7676.jpgIMG_7677.jpg「授与所」の前には「手水舎」もありました。雨が降りそうな空模様だったので、急いで本殿に行ったので気づかずでした。

IMG_7679.jpgIMG_7683.jpg9時47分に、「楼門」前に止めていた友人の車まで戻ってきました。雨降りで気温は高く無かったかも知れませんが蒸し蒸しした天気です。

車に戻り水分を補給して、出発しました。日牟禮八幡宮は初めて来ましたが、ここでの火祭りも始めて知りました。このあともう少し近江八幡市内を散策します。

【日牟禮八幡宮】

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