真言宗総本山 東寺 別格本山 観智院へ

東寺を出て、次に向かったのが共通券を購入した観智院で、昨年の2019年(令和元年)6月11日に来ています。

IMG_6598.jpgIMG_6636.jpgIMG_6635.jpg14時5分に来て見ると、洛南高校生の集団が出てきます。ちょうど下校の時間だったようですね、でも8月6日・・・いつもの年だったら夏休みだったでしょう。

IMG_6601.jpg山門」を入り拝観受付所のある「庫裏」から堂内に入ります。昨年来て、拝観コースが変わったことを知りました。

IMG_6602.jpg靴を脱いで下駄箱に入れ、上がると正面に僧侶の方が座られてて、共通券を見せます。すると由緒書きを貰ったら拝観の開始です。

IMG_6603.jpgIMG_6604.jpg案内にしたがって進むと、最初に見るのは客殿の正面の背後にある「羅城(らじょう)間」のです。

IMG_6605.jpgIMG_6606.jpgIMG_6607.jpg次いで武者隠しの「控えの間」がお隣にあります。そして、次の間にはビデオが流れてて多分、宮本武蔵のアニメのようでした。ただ暑いので座って見る気がしません。

そして、次が「上段の間」「次の間」でしょうけど、先客がガイドさんの話を聞いてます。その先客が終わるのを待って、部屋に入りました・・・が、締め切ってるので汗が噴き出してきます。汗が畳みに落ちるのも仕方ないですね。

IMG_6612.jpgIMG_0664.jpgこの「上段の間」には宮本武蔵筆の「鷲図」および「竹図」の障壁画がありますが、掠れて殆ど分かりません。それに案内を聞いても真意は分からないみたいですね。吉岡一門との決闘のあと、ここに匿われてて、その間に描いたようですが・・・。

IMG_6611.jpgIMG_6608.jpgIMG_6610.jpg2017年(平成29年)に生まれ変わった新しい「涅槃禄長者の庭~」徒呼ばれる枯山水庭園です。この中に真言密教の無限の宇宙観と涅槃寂静の境地を表しているとか。

IMG_6609.jpgIMG_6613.jpg次に「四方正面の庭」を挟んだ「本堂」に入ります。ここは撮影禁止のため写真はありません。内陣には本尊の「五大虚空蔵菩薩像」(重要文化財)が祀られており、右手には「愛染明王像」が祀られています。

2019年(令和元年)6月11日に来た時は、ご本尊が出張中のためお参りすることはできませんでした。ですから久し振りでしたね、お参りできたのは。

IMG_6614.jpgこの「四方正面の庭」(桃山時代)は、創建当時から残る庭園。その奥に「書院」があって、襖絵は浜田泰介画伯の「四季の図」がありますが、撮影禁止です。写真はありませんが、「春の朝」「初夏の芽」「秋の音」「新雪」と題された作品が見られます。

IMG_6618.jpgIMG_6617.jpg書院」と「本堂」との間にも、中庭があって可愛いお地蔵さんが置いてありました。その書院から「客殿」を見ています。

IMG_6620.jpgこのあと廊下にでたあと右奥に進むと、茶室楓泉亭」があるので最後に見ていきます。その前に「四方正面の庭」を見てから行きました。なお、茶室内は撮影禁止のため写真はありません。

IMG_6628.jpgIMG_6626.jpgIMG_6625.jpgIMG_6624.jpgIMG_6627.jpg室町時代に、足利家や上流武士が楽しんだ書院風の茶室で、貴人口をもつ本席と奥の席からなり、露地庭園には獅子落としも見えます。

ここから再び「拝観受付所」に戻りました。汗だくの姿を見られたのでしょう、ここの僧侶の方が冷風の場所を教えていただいて、そこに立つと、いっぺんに汗が引きました。涼しいかったので有難かったです。「何処から来られましたか?」と聞かれたので、「市内です」と。「今日は空いてますね」と尋ねると「梅雨が明けて、暑くなったら、さっぱり来られ無くなりました」と。コロナ渦で参拝者が減り、この猛暑で追い打ちをかけたようです。

IMG_6629.jpgここでゆっくりさせてもらい汗が引いたので、14時27分に出て行きました。東寺と観智院暑いけど楽しめました

IMG_6630.jpgIMG_6631.jpgIMG_6632.jpgIMG_6633.jpg最後に、山門の正面に見えていた「静観堂」に寄って行きました。内部には弘法大師像が祀られています。

IMG_6634.jpgIMG_6637.jpgIMG_6638.jpgIMG_6639.jpgIMG_6641.jpg14時30分頃に、東寺駐車場まで戻ってきました。車で来て良かったですね、これだけ暑いなか歩いて帰れば熱中症になってしまいます

南区を去るのは来週ですが、昼休みにも度々きていた東寺に最後、来られて良かったです。良い思い出になりました。

【観智院】

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