世界文化遺産 比叡山延暦寺 横川エリアへ
世界文化遺産 比叡山延暦寺西塔エリアを出て、比叡山ドライブウェイに戻り横川エリアを目指します。東塔エリアや西塔エリアと違い、横川エリアは随分離れているので、途中から奥比叡ドライブウェイに変わります。途中、比叡山峰道レストランがある展望台があるので友人に寄って貰いました。
ここには2006年10月9日に来ていて、眺望が良かったので事前に寄ってくれるようにお願いしてました。
この時、10時10分でしたが、まだ雲海が取れないので琵琶湖が霞んで見えます。さすがに比叡山山頂ですね、紅葉が進みつつあります。


ここから比良山が見えています。登山に詳しい友人が教えてくれました。参考までに比良山系の最高峰は、標高1214㍍もあります。
ここには巨大な「伝教大師尊像」があります。伝教大師は最澄ですよね、天気が良かったので望遠でも綺麗に撮れました
。
10時5分に西塔エリアを出て、奥比叡ドライブウェイを経由して、次の目的である横川エリアの駐車場に10時18分に着きました。

横川エリアに来るのは2004年5月22日以来です。殆ど覚えてないので、この案内図を見てから入ることにしました。
「拝観受付所」で、東塔エリアで購入した共通券を、ここでも見せたら、良いだけでした。

この横川エリアのメインは横川中堂で、そちらに向かう途中に「龍が池」と「弁財天」がありました。


この横川エリアの本堂にあたるのが「横川中堂」です。清水の舞台を思わせる外観をみながら石段をあがって、正面から入ります。入ると先に御朱印をお願いしました。
横川中堂は、台造りで全体的に見て船が浮かんでいる姿に見えるのが特徴です。お堂の中央部が2㍍程下がっていて、そこに本尊として慈覚大師作と伝えられる聖観音菩薩が祀られています。現在の建物は1971年(昭和46年)に鉄筋コンクリートで再興された建物です。
お堂の中から僧侶の読経が聞こえてますが、姿が見えません。友人と二人で探したんですが、テープでしょうかね。ここは紅葉の名所です。まもなく真っ赤に染まるでしょう。
帰り朱印帳を受け取って、ここを出て行きました。堂内に入って、「この柱、木製じゃないよね」と言って友人と柱を叩いてみると金属音がしたので、鉄筋コンクリート製だと分かりました
。
横川中堂の入口横にあったのが「護法石」です。鹿島明神、赤山明神神影向へ古記・靈跡 影向石に曰く両明神供に比叡山延暦寺の守護神である。特に赤山明神は比叡山東麓の守護神日吉山王に対して西麓の守護神である。と案内版には書いてありましたが、私には理解が・・・
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「横川中堂」を出て正面を見ると、台風で倒壊した「一念寺跡」があって、その先の石段を登れば「赤山宮」があります。
慈覚大師円仁和尚が勅許を得て、入唐留学の時、中国の赤山に於て、新羅明神を留学中仏法研究の守護神とし、勧請自らの呪命神として受持し、その功徳によって10年間修行が無事終わったので、帰国後この地に祀られました。以来全国の寺院では、慈覚大師を天台法義伝承の大師と仰ぎ、赤山新羅明神を天台仏法守護神として祀っています。御利益は除災延寿と方除の神として、赤山明神と拝唱し、地蔵菩薩の化身でもあります。


このあと石段を降りて、「四季講堂(元三大師堂)」に向かいます。歩いて行くも、先が見えませんが地図では、そんなに離れてないかと思いますが・・・。


山道を歩くこと、約7分で「四季講堂(元三大師堂)」の表門前に着きました。さすがに少々お疲れ気味です
。

堂内は撮影禁止でした。ここでは靴を脱いで上がります。堂内に入ると左手に納経所があったので、先に朱印帳を出しました。
慈恵大師(良源)(元三大師)の住居跡と伝えられる元三大師堂は、967年(康保4年)、第62代・村上天皇の勅命によって四季に法華経が論義されたことから四季講堂とも呼ばれています。現代のおみくじの形は、元三慈恵大師良源が考え出したと言われており、この元三大師堂はおみくじ発祥の地となります。ここでは、角大師(つのだいし)のお姿を授与していて、魔除けの護符になっています。





お堂を出ると左に「雞足院潅室」が、右に「舊惠雲院」と書かれた石碑があって読んだんですが・・・。

「四季講堂(元三大師堂)」を出て正面に見えていた「箸塚辨財天」に寄りました。ここは西塔エリアにあった、「箕淵弁財天」と東塔の「無動寺弁天堂」と同様に、比叡山三大弁財天とされる一つです。
「伝教大師 ご出家得度1200年奉賛記念」の宝篋印塔で、兵庫県浜坂町の相應峰寺が奉納されたもの。



11時3分頃に、ようやく横川エリアの駐車場が見えて来ました。久しぶりに横川に来ましたが、まだまだ奥もあるので広いですね。
比叡山延暦寺をすべと見るには、一日中かかりますね。今日は割愛して見て回りましたがアップダウンもあるので疲れます。時間があれば山頂の比叡山ガーデンミュージアムにも行く予定でしたが、ここから滋賀県大津市の坂本に降りることにしました。
【比叡山延暦寺 横川中堂】








10時5分に西塔エリアを出て、奥比叡ドライブウェイを経由して、次の目的である横川エリアの駐車場に10時18分に着きました。








横川中堂は、台造りで全体的に見て船が浮かんでいる姿に見えるのが特徴です。お堂の中央部が2㍍程下がっていて、そこに本尊として慈覚大師作と伝えられる聖観音菩薩が祀られています。現在の建物は1971年(昭和46年)に鉄筋コンクリートで再興された建物です。








慈覚大師円仁和尚が勅許を得て、入唐留学の時、中国の赤山に於て、新羅明神を留学中仏法研究の守護神とし、勧請自らの呪命神として受持し、その功徳によって10年間修行が無事終わったので、帰国後この地に祀られました。以来全国の寺院では、慈覚大師を天台法義伝承の大師と仰ぎ、赤山新羅明神を天台仏法守護神として祀っています。御利益は除災延寿と方除の神として、赤山明神と拝唱し、地蔵菩薩の化身でもあります。









慈恵大師(良源)(元三大師)の住居跡と伝えられる元三大師堂は、967年(康保4年)、第62代・村上天皇の勅命によって四季に法華経が論義されたことから四季講堂とも呼ばれています。現代のおみくじの形は、元三慈恵大師良源が考え出したと言われており、この元三大師堂はおみくじ発祥の地となります。ここでは、角大師(つのだいし)のお姿を授与していて、魔除けの護符になっています。













比叡山延暦寺をすべと見るには、一日中かかりますね。今日は割愛して見て回りましたがアップダウンもあるので疲れます。時間があれば山頂の比叡山ガーデンミュージアムにも行く予定でしたが、ここから滋賀県大津市の坂本に降りることにしました。
【比叡山延暦寺 横川中堂】
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