比叡山延暦寺・日吉大社の門前町の坂本にある元里坊 旧竹林院へ
「本家 鶴㐂そば」を出て、真っ先に向かったのが「元里坊 旧竹林院」です。8月28日に、日吉大社に行ったとき、この 旧竹林院の前を通りました。目立つ看板が出ていたので「拝観してるんだ」と、その時思ったので友人にお願いして、ここまで連れて来て貰った次第です。
庭園の美しさで知られているので、ここは楽しみにしていました。ここの駐車場に車を止めて、この目立つ看板がある門から入ります。

門をくぐって、正面にある「拝観受付所」に行き、拝観料330円を払います。そしたら係の方より拝観の説明がありました。
「先ずは室内を見て下さい。2階にも上がれます。そして見終わったら、ここから出て庭園を散策して下さい」と案内していただきました。
この玄関から靴を脱いで上がりました。 旧竹林院とあったので寺院かなぁ・・・と思って朱印帳は持参して来たんですが・・・
。
比叡山坂本はかつて三塔十六谷、三千坊と言われた比叡山延暦寺の台所を預かる門前町として古来からおおいに栄えてきました。その一帯は国の重要伝統的建造物郡保存地区に選定されています。なかでも里坊は、歴史の街・坂本ならではの町並みをつくっています。里坊は延暦寺の僧侶の隠居所で、今も数多く残されています。旧竹林院は、こうした里坊のひとつで邸内には主屋の南西に約3300㎡の庭園が広がり、2棟の茶室と四阿があります。八王子山を借景にした庭園は、地形をたくみに利用しながら滝組と築山を配し、四季折々の風情をかもし出しています。
主屋入ると、いきなり綺麗な庭園が見渡せます。数組の方が見学されていますが、写り込みを注意しながら撮影です
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京都の庭を見慣れているので、何か物足りなさを感じました。あとで庭を散策できるので、そのとき、じっくり鑑賞します。
主屋の部屋を隅々まで見ていくと、何故か「山王神輿 牛尾宮」がありました。ここから近い日吉大社の牛尾宮ですよね。
ここには見学者が次々と入って来られます。空いてる間を狙って写真を撮ってますが、次は2階に上がります。上がると1組2名の先客が、その方も降りられたので、ほんのちょっと誰も居なくなりました。




1階の主屋と2階には、黒光りする座卓が置いてあります。インスタで人気のリフレクション(反射)撮影用でしょう。ここでは誰も居なかったので、撮れることは撮れましたが。
2階から見る庭の見所は無かったです。リフレクション(反射)撮影も、この時間帯が悪かったのか、あまり綺麗に撮れそうにも無かったので、早々に諦めて、次は庭を散策することに。
玄関を出て、靴を履いて順路にしたがって庭を巡ります。主屋の南西に広がる庭園ですが、紅葉はまだ早いようですね。


庭園に入ると、最初に「藤袴」を見ます。そして案内板により右手をみると八王子山を借景に庭園が造られていることが分かります。その山頂には日吉大社の奥宮が鎮座している訳です。
園内には、珍しい灯籠も数多くありました。これから石段を登ります。どうも「四阿」があるみたいですが・・・。


石段を上がりきると「四阿」がありましたが、ここで座ることは出来ません。立入禁止でした・・・残念。

「四阿」の前には、苔むした「蹲踞」があります。蹲踞の先には・・・当然、茶室がありますよね。

少し下った先に「茶室」がありました。見た所、内部に上がるのは禁止のようです。
「茶室」の前には、苔むした「蹲踞」と「織部灯籠」がありました。古田織部ゆかりの灯籠で、マリア像がくっきり分かります。

「茶室」(大津市指定文化財)は、主人の両脇に客人が並ぶ、珍しい間取で、「天の川席」と呼ばれているます。全国的にも武者小路千家東京道場以外、例のないそうですね。
このあと、2つ目の「茶室」に向かいました。こちらも内部には入れないようですし、内部も見られるかどうか・・・
。


こちらの「茶室」(広間・蓬莱)は、有料で利用できるようです。ただ、詳細は何も書いてないので分かりませんし、近くにも寄れませんでした。






二つの茶室を見たあと、主屋の前を通って庭園を出て行きました。ここも秋が深まれば紅葉で赤く染まるのでしょう。


帰りは、旧「表門」から出てみました。かつての里坊の面影を残していますね。ただ、こちらからは駐車場に戻れません
。
戻れ無いことはありませんが、すごく遠回りとなるからです。12時27分に駐車場に戻ってきたので、これから坂本エリアのもう一箇所寄って行きます。
【旧竹林院】




「先ずは室内を見て下さい。2階にも上がれます。そして見終わったら、ここから出て庭園を散策して下さい」と案内していただきました。


比叡山坂本はかつて三塔十六谷、三千坊と言われた比叡山延暦寺の台所を預かる門前町として古来からおおいに栄えてきました。その一帯は国の重要伝統的建造物郡保存地区に選定されています。なかでも里坊は、歴史の街・坂本ならではの町並みをつくっています。里坊は延暦寺の僧侶の隠居所で、今も数多く残されています。旧竹林院は、こうした里坊のひとつで邸内には主屋の南西に約3300㎡の庭園が広がり、2棟の茶室と四阿があります。八王子山を借景にした庭園は、地形をたくみに利用しながら滝組と築山を配し、四季折々の風情をかもし出しています。







ここには見学者が次々と入って来られます。空いてる間を狙って写真を撮ってますが、次は2階に上がります。上がると1組2名の先客が、その方も降りられたので、ほんのちょっと誰も居なくなりました。





2階から見る庭の見所は無かったです。リフレクション(反射)撮影も、この時間帯が悪かったのか、あまり綺麗に撮れそうにも無かったので、早々に諦めて、次は庭を散策することに。































戻れ無いことはありませんが、すごく遠回りとなるからです。12時27分に駐車場に戻ってきたので、これから坂本エリアのもう一箇所寄って行きます。
【旧竹林院】
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