うろこ雲が秋の深まりを告げる元離宮二条城へ
10月7日(水)は、今年で4回目の登城となる元離宮二条城に行きました。今年は緊急事態宣言解除後の5月22日(金)、通常非公開の西南隅櫓エリアのアジサイを見に6月15日(月)に、国宝二の丸御殿内の「黒書院三の間」に特別入室できた8月3日(月)に登城してました。そのとき、京都府民限定の年間パスポートを購入したので2回行けば元が取れます。それで早々と元を取りに来た次第です。
9時35分頃、車で元離宮二条城の駐車場に入れようとしたら、観光バスが4台の後ろになりました。コロナ禍のあと観光バスを見ることが稀でしたが・・・。そのため入庫は9時42分になったので少し時間はかかりました。観光バスは奥に、自家用車は手前に入れるので私の方が早く出て行くことに。
受付で、先般買った年間パスポートを見せて入ると前方に「東大手門」が見えてきます。今日は、この東大手門で何かを探します。
関西ローカルの番組ですが、関西テレビ「横山由依(AKB48)がはんなり巡る 京都いろどり日記」の中で、"世界遺産二条城の謎巡り"を横山結いさんがされました。その謎の一つが、ここ東大手門にありました。この東大手門に鳥が一羽隠されています。それが何処か・・・。
答えは、東大手門の北側の下側に小さな「千鳥」が隠れています。何故、ここに千鳥があるのかは、今も謎だそうです。
その話の中で、この東大手門は3代目と言う話がありました。初代東大手門は、1603年(慶長8年)に造られあと、1626年(寛永3年)第108代後水尾天皇が二条城に行幸された際、上から天皇を見下ろすことがないように取り壊さ作り直されました。そのあと、再び取り壊され1662年(寛文2年)に再建されたのが現在の東大手門です。
千鳥を確認したあと、ここをくぐりました。現在は非公開ですが、2017年(平成29年)4月8日「東大手門修復記念」の際に内部に入れました。
次に、重要文化財に指定されている「唐門」です。次の謎は、ここに隠されていますが、唐門を入った裏側にあります。
この豪華絢爛な唐門には、未来永劫に徳川の繁栄を願ったのでしょう、鶴や松竹梅縁などの縁起ものの彫刻が施されています。
裏側に回り込むと、ほぼ中央に「仙人」の彫刻があります。この仙人の年齢を当てる・・・と言うのがクイズでした。
答えは、15000歳でした。その仙人が乗っている亀は、3000年に一度現れる伝説の亀です。その亀に、その仙人は5度乗ったと伝わり、つまり15000歳と言うことです。前途したとおり、徳川家の威厳を見せつけ繁栄を願ったものでしょう。また、私が疑問に思ったことで、この唐門には皇室の菊花紋があって、徳川家の三つ葉葵はありません。多分、明治維新時に取り替えられたのでしょうね。
このあと、国宝「二の丸御殿」に入りました。入る前に、ここで車椅子が使えるかどうか確認しました。貸し出しもあるそうですが・・・。
答えは、車椅子は使えます。この御殿内で、車椅子が使えるかどうか確認しました。御殿内も、いくつか段差はあります。1人で押すのは無理があるかもおもいますが、係の方が居るので頼んだら良いでしょう。今日は、その確認で来ました・・・次は車椅子を持参で来たいと思っています。余談ですが、修学旅行生も車椅子で来られてましたね、生徒さんが同級生を押してましたが・・・コロナ禍で京都に来られたので、良い思い出を作って欲しいものです。
「二の丸御殿」を出て、次に「二の丸庭園」に向かいました。車椅子では、この入口の段差が気になりますね。
以前、テレビでみたんですが・・・ここに後水尾天皇の行幸御殿が建っていたんですね、それも立派な御殿で、来られたあと「行幸御殿」は上皇となった後水尾院の御所に移築、その他多くの建物が解体撤去されました。
今朝の京都市内は、最低気温が平年を1・5℃下回る14・2℃となり、今秋最も冷え込んだそうです。肌寒い朝を迎えた京都市内の空には「うろこ雲」が広がりました。二条城の空にも秋の深まりを告げるように青と白の美しいコントラストを描いてます。
小堀遠州が作庭した「二の丸庭園」は、何度来ても良いですね。修学旅行生はここまでは来ないみたいで、ここは空いてました。
「二の丸庭園」内は、遊歩道が整備されているので、入口を覗いて車椅子でも大丈夫だなぁ・・・と確認できました。それで次に本丸への入口が見えてきました。
今日は、「本丸」に通じる「本丸櫓門」を渡らず、本丸庭園には入りません。もう何度も行っている甘味処を目指します。
最近は、元離宮二条城に来る度に寄っている「和楽庵 茶房 前田」の入口に着きました。看板には「Go To トラベル」の地域クーポンが使えるにシールが貼ってありました。
ここは開店が9時30分からで、着いたのが10時5分。既に開門してました・・・が、中を覗くとまだ誰も居ないようです。
ここから「清流園」を見ています。上空の「うろこ雲」と、昭和になって作庭された綺麗な庭園とマッチしてますね。
ここに入って手指消毒をして、床几に腰を下ろしてもお店の方が、なかなか出て来られないので先に庭園の写真を撮ってました。
注文したのが「クリームあんみつ」。家ではなかなか食べる機会がないので、これにしましたが、少し量が多かったです。でも美味しかったです。
私が食べているときに、1組2名の方が入って来られ、どうもGo To トラベルのクーポンを使われるようなことが聞こえてきました。京都も観光客が着実に戻って来ているようです。
前回きたのが8月3日(月)で、猛烈に暑い日でした。あれから2ケ月、汗だくだった気候が、薄手のジャンパーを着てるように、季節も着実に進んでいます。
「和楽庵 茶坊 前田」を出て「清流園」を見ながら、東大手門を目指します。綺麗に刈り込まれた芝生の模様が綺麗でした。
こちらは「北大手門」ですが、10月14日(水)から始まる「アートアクアリウム城 ~京都・金魚の舞~」の準備作業で、ここから車で出入りを頻繁に見ました。
「アートアクアリウム城 ~京都・金魚の舞~」は、■開催期間 10月14日(水)~12月7日(月)。■開催時間 17時~22時。■入場料 一般3000円。
年間パスポートを持っていれば、無料で入れる「収蔵庫」も今日は、お休みでした。残念でしたが仕方ないですね。
帰りも、重要文化財に指定されている「唐門」を通りました。絢爛豪華で極彩色の彫刻を、じっくり鑑賞して出て行くことに。
10時52分に、「東大手門」から出て行きました。年間パスポートを持っているので、また何回か登城します。
駐車場に戻ると、修学旅行生を乗せていた観光バスは無くなっていました。多分、二の丸御殿だけ見て出て行かれたのでしょう。この駐車場を10時57分に1050円支払って、出ていき帰路に着きました。
【元離宮二条城】
9時35分頃、車で元離宮二条城の駐車場に入れようとしたら、観光バスが4台の後ろになりました。コロナ禍のあと観光バスを見ることが稀でしたが・・・。そのため入庫は9時42分になったので少し時間はかかりました。観光バスは奥に、自家用車は手前に入れるので私の方が早く出て行くことに。
受付で、先般買った年間パスポートを見せて入ると前方に「東大手門」が見えてきます。今日は、この東大手門で何かを探します。
関西ローカルの番組ですが、関西テレビ「横山由依(AKB48)がはんなり巡る 京都いろどり日記」の中で、"世界遺産二条城の謎巡り"を横山結いさんがされました。その謎の一つが、ここ東大手門にありました。この東大手門に鳥が一羽隠されています。それが何処か・・・。
答えは、東大手門の北側の下側に小さな「千鳥」が隠れています。何故、ここに千鳥があるのかは、今も謎だそうです。
その話の中で、この東大手門は3代目と言う話がありました。初代東大手門は、1603年(慶長8年)に造られあと、1626年(寛永3年)第108代後水尾天皇が二条城に行幸された際、上から天皇を見下ろすことがないように取り壊さ作り直されました。そのあと、再び取り壊され1662年(寛文2年)に再建されたのが現在の東大手門です。
千鳥を確認したあと、ここをくぐりました。現在は非公開ですが、2017年(平成29年)4月8日「東大手門修復記念」の際に内部に入れました。
次に、重要文化財に指定されている「唐門」です。次の謎は、ここに隠されていますが、唐門を入った裏側にあります。
この豪華絢爛な唐門には、未来永劫に徳川の繁栄を願ったのでしょう、鶴や松竹梅縁などの縁起ものの彫刻が施されています。
裏側に回り込むと、ほぼ中央に「仙人」の彫刻があります。この仙人の年齢を当てる・・・と言うのがクイズでした。
答えは、15000歳でした。その仙人が乗っている亀は、3000年に一度現れる伝説の亀です。その亀に、その仙人は5度乗ったと伝わり、つまり15000歳と言うことです。前途したとおり、徳川家の威厳を見せつけ繁栄を願ったものでしょう。また、私が疑問に思ったことで、この唐門には皇室の菊花紋があって、徳川家の三つ葉葵はありません。多分、明治維新時に取り替えられたのでしょうね。
このあと、国宝「二の丸御殿」に入りました。入る前に、ここで車椅子が使えるかどうか確認しました。貸し出しもあるそうですが・・・。
答えは、車椅子は使えます。この御殿内で、車椅子が使えるかどうか確認しました。御殿内も、いくつか段差はあります。1人で押すのは無理があるかもおもいますが、係の方が居るので頼んだら良いでしょう。今日は、その確認で来ました・・・次は車椅子を持参で来たいと思っています。余談ですが、修学旅行生も車椅子で来られてましたね、生徒さんが同級生を押してましたが・・・コロナ禍で京都に来られたので、良い思い出を作って欲しいものです。
「二の丸御殿」を出て、次に「二の丸庭園」に向かいました。車椅子では、この入口の段差が気になりますね。
以前、テレビでみたんですが・・・ここに後水尾天皇の行幸御殿が建っていたんですね、それも立派な御殿で、来られたあと「行幸御殿」は上皇となった後水尾院の御所に移築、その他多くの建物が解体撤去されました。
今朝の京都市内は、最低気温が平年を1・5℃下回る14・2℃となり、今秋最も冷え込んだそうです。肌寒い朝を迎えた京都市内の空には「うろこ雲」が広がりました。二条城の空にも秋の深まりを告げるように青と白の美しいコントラストを描いてます。
小堀遠州が作庭した「二の丸庭園」は、何度来ても良いですね。修学旅行生はここまでは来ないみたいで、ここは空いてました。
「二の丸庭園」内は、遊歩道が整備されているので、入口を覗いて車椅子でも大丈夫だなぁ・・・と確認できました。それで次に本丸への入口が見えてきました。
今日は、「本丸」に通じる「本丸櫓門」を渡らず、本丸庭園には入りません。もう何度も行っている甘味処を目指します。
最近は、元離宮二条城に来る度に寄っている「和楽庵 茶房 前田」の入口に着きました。看板には「Go To トラベル」の地域クーポンが使えるにシールが貼ってありました。
ここは開店が9時30分からで、着いたのが10時5分。既に開門してました・・・が、中を覗くとまだ誰も居ないようです。
ここから「清流園」を見ています。上空の「うろこ雲」と、昭和になって作庭された綺麗な庭園とマッチしてますね。
ここに入って手指消毒をして、床几に腰を下ろしてもお店の方が、なかなか出て来られないので先に庭園の写真を撮ってました。
注文したのが「クリームあんみつ」。家ではなかなか食べる機会がないので、これにしましたが、少し量が多かったです。でも美味しかったです。
私が食べているときに、1組2名の方が入って来られ、どうもGo To トラベルのクーポンを使われるようなことが聞こえてきました。京都も観光客が着実に戻って来ているようです。
前回きたのが8月3日(月)で、猛烈に暑い日でした。あれから2ケ月、汗だくだった気候が、薄手のジャンパーを着てるように、季節も着実に進んでいます。
「和楽庵 茶坊 前田」を出て「清流園」を見ながら、東大手門を目指します。綺麗に刈り込まれた芝生の模様が綺麗でした。
こちらは「北大手門」ですが、10月14日(水)から始まる「アートアクアリウム城 ~京都・金魚の舞~」の準備作業で、ここから車で出入りを頻繁に見ました。
「アートアクアリウム城 ~京都・金魚の舞~」は、■開催期間 10月14日(水)~12月7日(月)。■開催時間 17時~22時。■入場料 一般3000円。
年間パスポートを持っていれば、無料で入れる「収蔵庫」も今日は、お休みでした。残念でしたが仕方ないですね。
帰りも、重要文化財に指定されている「唐門」を通りました。絢爛豪華で極彩色の彫刻を、じっくり鑑賞して出て行くことに。
10時52分に、「東大手門」から出て行きました。年間パスポートを持っているので、また何回か登城します。
駐車場に戻ると、修学旅行生を乗せていた観光バスは無くなっていました。多分、二の丸御殿だけ見て出て行かれたのでしょう。この駐車場を10時57分に1050円支払って、出ていき帰路に着きました。
【元離宮二条城】
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