世界文化遺産 比叡山延暦寺 東塔エリアへ
この日の目的は、世界文化遺産 比叡山延暦寺での特別公開を見に行くことでした。赤山禅院から白川通りに出て、車は山中超え(下鴨大津線)をぐんぐん登って行きます。大津から京都市内に入る対向車線は随分渋滞してますが、大津方面は空いていて順調に登って行き、田の谷峠にさしかかると、そこからは「比叡山ドライブウェイ」に入りました。ここから有料道路ですが出口で料金を支払うシステムで、事前に割引クーポンは持参してました
。
比叡山ドライブウェイに入って、徐々に登って行く途中に「登仙台」にさしかかると、綺麗な眺望が見えたので友人に止まってくれるようにお願いしました。

この展望台から、京都市街地と大津市街地が見えます。この日の朝は、冷え込みました。それで京都市も大津市も霧が発生し、雲海が見られた感激でした
。


雲海は綺麗でした。東塔エリアに8時30分に行きたかったんですが、この雲海を見たので間に合わないですね。ここ「登仙台駐車場」を8時32分に出て行きました。
8時41分に「比叡山延暦寺 東塔エリア駐車場」に着きました。車は数台止まっているなか、拝観受付所に急ぎます。
なお、駐車場は無料です。拝観受付所の前にあった「登叡成仏」の大きな石碑があって、開山した最澄の直筆が四国の石に刻まれたもの。「比叡山に一歩踏み入れただけで成仏に一歩近づきますよ」と。
「拝観受付所」で、拝観料を納めますが、今年の3月1日から値上がって、「東塔 西塔 横川 共通券」で1000円でした。


受付を済ませて参道を歩くと、最初に見るのは「大講堂」(重要文化財)です。1956年(昭和31年)に焼失したため、1964年(昭和39年)に山麓坂本の讃仏堂を移築し再建されました。
ここのメインは根本中堂ですが、最初に寄って行きました。1634年(寛永11年)の建築で、内陣中央にご本尊の大日如来像が祀られており、内陣の左右には、比叡山で修行した各宗派の宗祖の木像が祀られています。例えば、法然上人、親鸞聖人、良忍上人、道元禅師、栄西禅師、智証大師など。お参りのあと、ここの御朱印をいただいて出て行きました。

次に「開運の鐘 世界平和の鐘」を通りました。先に来られた方が、鐘を鳴らされていたので、帰りに寄って鳴らしました。支納金50円で、連打禁止です。




「大講堂」から、ゆっくり歩いて石段を降りていくと、国宝「根本中堂」が見えて来ました。ただ、2016年(平成28年)から10年をかけて大改修中です。
先に時間がかかるので、「納経所」で御朱印をお願いしてから国宝「根本中堂」に入りました。

工事中でも内部に入れます。それと工事中ですが撮影禁止は変わりません。友人と二人、靴を脱いで堂内に入って行きました。
山内最大の仏堂にて総本堂にあたります。788年(延暦7年)に比叡山に最澄が創建した一乗止観院(いちじょうしかんいん)のあった地に建つ。何度焼失し、現在のは徳川家光の命により1642年(寛永19年)の再建。本尊は秘仏の薬師如来立像で、お前立ちが立つ。本尊厨子の前に3つの釣灯籠が下がり、そこに灯るのが「不滅の法灯」です。
堂内は、神秘的な雰囲気がありますね、厳かな空気が漂います。2015年(平成27年)6月24日のお参りですが、何度来ても良いですし、ここは外せません。
次に急な石段を登る前に、「伝教大師童形像」を見に来ました。1937年(昭和12年)、比叡山開祖1150年を記念して建立されたもの。

ここの石段は急で、膝に持病があるので堪えます。登り切ると正面に国宝「根本中堂」の全景が見えます。しかし、現在は工事中で見えないですね
。


高低差20㍍、52段の急な石段を登り切ると「文殊楼」があって、比叡山延暦寺の総門の役割を担っています。
ここも内部は見られます。ただ階段がほぼ垂直で、一度は登っているので今回はスルーし、友人だけが登りました。階上には「文殊菩薩坐像」が祀られています。
「漢俳日」(比叡山賛)。この碑は、比叡山開祖1200年にあたり、比叡山と1200年あまり友好を重ねてきた中国仏教を代表して贈られたものて。

「文殊楼」から石段を一段づつ降りて、「納経所」に行き朱印帳を受取ました。先の大講堂、ここの根本中堂も以前いただいていますが・・・。
ここからゆっくり石段を登って駐車場に向かいました。今日は時間の都合で、「阿弥陀堂」「法華総持院東塔」「戒壇院」には行ってません。そこで前回の写真を使いました。
「阿弥陀堂」は、1937年(昭和12年)に建立された、檀信徒の先祖回向の道場で、本尊は丈六の阿弥陀如来です。
「法華総持院東塔」は、1980年(昭和55年)の再興。本尊は大日如来をはじめとする五智如来が祀られており、塔の上層部には仏舎利と法華経が安置されています。
「戒壇院」(重要文化財)。僧侶が大乗戒(規律)を受ける比叡山中で最も重要なお堂。年に一度扉は開かれます。
出口近くまでくると「国宝館」があったので、友人に入るかどうか聞いてみました。ここは別途500円いるので・・・スルーです。館内では「比叡山の不動明王展」をやっていました。
9時16分に「東塔エリア」を出てきました。本当は「西塔エリア」に9時ちょうどに入りたかったんですが・・・。
ここからトイレ休憩をしてから車に戻り、出て行きました。拝観券は共通になっているので今日は全て回ります。次が今日のメインの西塔エリアです。
【比叡山延暦寺 東塔エリア】


比叡山ドライブウェイに入って、徐々に登って行く途中に「登仙台」にさしかかると、綺麗な眺望が見えたので友人に止まってくれるようにお願いしました。












ここのメインは根本中堂ですが、最初に寄って行きました。1634年(寛永11年)の建築で、内陣中央にご本尊の大日如来像が祀られており、内陣の左右には、比叡山で修行した各宗派の宗祖の木像が祀られています。例えば、法然上人、親鸞聖人、良忍上人、道元禅師、栄西禅師、智証大師など。お参りのあと、ここの御朱印をいただいて出て行きました。










山内最大の仏堂にて総本堂にあたります。788年(延暦7年)に比叡山に最澄が創建した一乗止観院(いちじょうしかんいん)のあった地に建つ。何度焼失し、現在のは徳川家光の命により1642年(寛永19年)の再建。本尊は秘仏の薬師如来立像で、お前立ちが立つ。本尊厨子の前に3つの釣灯籠が下がり、そこに灯るのが「不滅の法灯」です。
堂内は、神秘的な雰囲気がありますね、厳かな空気が漂います。2015年(平成27年)6月24日のお参りですが、何度来ても良いですし、ここは外せません。







ここも内部は見られます。ただ階段がほぼ垂直で、一度は登っているので今回はスルーし、友人だけが登りました。階上には「文殊菩薩坐像」が祀られています。



ここからゆっくり石段を登って駐車場に向かいました。今日は時間の都合で、「阿弥陀堂」「法華総持院東塔」「戒壇院」には行ってません。そこで前回の写真を使いました。





ここからトイレ休憩をしてから車に戻り、出て行きました。拝観券は共通になっているので今日は全て回ります。次が今日のメインの西塔エリアです。
【比叡山延暦寺 東塔エリア】
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