第55回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開 仁和寺「金堂 五重塔」へ
世界文化遺産の仁和寺には、何度も行ってます。有料拝観では「御殿」、「御室桜」に昨年行きました。通常非公開の、仁和寺の本堂にあたる金堂には、2018年(平成30年)12月14日に「仁和寺 秋の特別拝観 金堂裏堂 五大明王壁画」の時に入っています。また、2019年(令和元年)5月24日には、2012年(平成24年)から6年にわたって半解体修理が行われた、「仁和寺観音堂 特別内拝」にも行ってます。
これだけ訪れている仁和寺で重要文化財に指定されている「五重塔」の内部は、まだ見たことがありませんでした。
9時50分に「仁和寺駐車場」に入れました。ここは先払い制で500円です。東を見ると比叡山が見えていますが、この日は黄砂の影響で霞んでいます。
駐車場から近い「東門」から境内に入ります。その前に「京の冬の旅」の看板が出てました。
東門を入った御室会館前に、「染井吉野」が数輪咲いてました。この日は3月17日(水)でしたが、その前日、京都地方気象台は京都市内で桜(ソメイヨシノ)の開花を観測したと発表した。
京都地方気象台が観測を始めた1953年(昭和28年)以降で史上最速の開花となった。同気象台は「冬場の寒さと、つぼみができてからの気温の上昇といった好条件がそろった」としている。これまでで最速の開花は2002年(平成14年)の3月18日だった。平年より12日早く、昨年より6日早い。満開は23日頃からを見込んでいる。
東門から参道を歩きます。途中の霊宝館は3月20日~5月9日「春季名宝展」されますが、今日は閉まってます。それより何処からか賑やかな声が・・・?。
次に、3月20日~5月9日は「御室花まつり2021」と称して、ここから先は500円が必要となります。
以前は、御室桜の咲いている間だけ有料となりましたが、今は咲いても無いのに、それに散ったあとも有料なんですね、これは納得しがたいです。通常非公開の金堂内部の入れるなど付加価値があれば分かりますが・・・。
賑やかな集団は、幼稚園児でした。重要文化財に指定されている「中門」は、帰りに撮ることにします。
遅咲きで知られる「御室桜」ですが、まだ蕾は固そうです。昨年は4月10日で満開でした。
御室のシンボル、重要文化財の「五重塔」です。10時受付開始の時間前だったので先に全景だけ撮りました。五重塔内部が見えないように柵がしてありますね。早い話、お金を払ってない人には内部は見せない・・・分かりやすい柵でした。
五重塔前には拝観受付所が無かったので、多分金堂前でしょう。それで国宝「金堂」に向かいました。
10時前に金堂前に着きました。西側に「拝観受付所」があって、拝観料700円とスタンプラリーのスタンプを押して貰いました。
ここもスマホで予約して行きましたが、大徳寺と同様に見てくれそうにも無かったので、こちからスマホの画面を見て貰いました。受付の人も形式的に見られましたが・・・。それで先に金堂から拝観ですが、「観光バスの団体さんが入られるているから先に五重塔に行ってください」とのことで、金堂は後回しとなりました。
五重塔に行く前に、「御室桜」より、一足早く「御室ツツジ」が綺麗に咲いていたので撮って行きました。
五重塔に行くと、係の人がスタンバイされており拝観券を見せます。そして五重塔の東側に回り込んで、ここで案内を聞きました。ざっと5名ぐらでしょうか拝観者は・・・。
結論から言うと、五重塔の初層の扉が開いているのは東側と南側だけです。初層の内部には入れません。拝観者はガラス越しで内部を覗き込む方式でした。ただ、この日は快晴だったので、ガラスに顔を近づけないと、外の景色が反射して見えません。見るのは少々苦労しましたね。文化財の保護のためでしょうけど、入れないのは分かりますが、ガラス板は外して欲しかったです。内部の撮影は禁止ですが、ガラス板が邪魔で写真は撮れないでしょう。
南側の扉を撮りました。よくよく見ると、東側の扉もそうですが、至る所に落書きがあります。戦後まもないときは、この五重塔の内部には自由に出入りできたのでしょう。
1644年(寛永21年)、江戸幕府3代将軍・徳川家光の寄進によって建立され、国の重要文化財に指定されています。ちなみに国宝の東寺五重塔も同じ年に再建されています。相輪までの高さ約36㍍で各層の屋根がほぼ同じ大きさの細身で優美な姿。 心柱を中心に胎蔵界(たいぞうかい)五仏を安置する初層内部は、一面極彩色の仏画で飾られ、牡丹唐草や菊花文様が美しい。
この図の西側と南側は見られますが、後は見えません。ガイドさんから[入口にQRコードがあるので後程スマホで見てください」と案内されました。今日は眼鏡を持って来て無かったので、スマホの画像は確認できませんでした。帰ってから見ようとしたんですが消してしまって・・・残念です。
ガイドさんから案内されて、初重西側の梵字の額を見ています。この梵字は、大日如来を表した梵字だそうです。
これもガイドさんから案内されたことですが、初層の垂木の上に隅木を必至に支える「邪鬼」が居ることを教えて貰いました。
邪鬼は、初層から降りて外から撮りました。この時間になると団体さんが五重塔に来られたので、私は金堂に向かいます。
国宝「金堂」の内部は、2018年(平成30年)12月14日以来です。この時は「金堂裏堂 五大明王壁画」を見せて貰いました。
この日は、裏堂には行けませんでした。金堂内部も覚えているだけでも、多分4回目だと思います。そのため「阿弥陀三尊像」をざっと見てから出て行きました。
ガイドさんの案内はされてましたが、「裏堂」公開時に僧侶の方から約30分ぐらい案内を聞いているのでスルーさせてもらい出て行きました。
行きに出会した幼稚園児の集団は、何処かに行ってしまいました。それで帰りには重要文化財に指定されている「中門」をゆっくり撮ることができました。
車に戻り、仁和寺の駐車場を10時34分に出て、次の目的地である妙心寺に向かいました。
【仁和寺 五重塔】
これだけ訪れている仁和寺で重要文化財に指定されている「五重塔」の内部は、まだ見たことがありませんでした。
9時50分に「仁和寺駐車場」に入れました。ここは先払い制で500円です。東を見ると比叡山が見えていますが、この日は黄砂の影響で霞んでいます。
駐車場から近い「東門」から境内に入ります。その前に「京の冬の旅」の看板が出てました。
東門を入った御室会館前に、「染井吉野」が数輪咲いてました。この日は3月17日(水)でしたが、その前日、京都地方気象台は京都市内で桜(ソメイヨシノ)の開花を観測したと発表した。
京都地方気象台が観測を始めた1953年(昭和28年)以降で史上最速の開花となった。同気象台は「冬場の寒さと、つぼみができてからの気温の上昇といった好条件がそろった」としている。これまでで最速の開花は2002年(平成14年)の3月18日だった。平年より12日早く、昨年より6日早い。満開は23日頃からを見込んでいる。
東門から参道を歩きます。途中の霊宝館は3月20日~5月9日「春季名宝展」されますが、今日は閉まってます。それより何処からか賑やかな声が・・・?。
次に、3月20日~5月9日は「御室花まつり2021」と称して、ここから先は500円が必要となります。
以前は、御室桜の咲いている間だけ有料となりましたが、今は咲いても無いのに、それに散ったあとも有料なんですね、これは納得しがたいです。通常非公開の金堂内部の入れるなど付加価値があれば分かりますが・・・。
賑やかな集団は、幼稚園児でした。重要文化財に指定されている「中門」は、帰りに撮ることにします。
遅咲きで知られる「御室桜」ですが、まだ蕾は固そうです。昨年は4月10日で満開でした。
御室のシンボル、重要文化財の「五重塔」です。10時受付開始の時間前だったので先に全景だけ撮りました。五重塔内部が見えないように柵がしてありますね。早い話、お金を払ってない人には内部は見せない・・・分かりやすい柵でした。
五重塔前には拝観受付所が無かったので、多分金堂前でしょう。それで国宝「金堂」に向かいました。
10時前に金堂前に着きました。西側に「拝観受付所」があって、拝観料700円とスタンプラリーのスタンプを押して貰いました。
ここもスマホで予約して行きましたが、大徳寺と同様に見てくれそうにも無かったので、こちからスマホの画面を見て貰いました。受付の人も形式的に見られましたが・・・。それで先に金堂から拝観ですが、「観光バスの団体さんが入られるているから先に五重塔に行ってください」とのことで、金堂は後回しとなりました。
五重塔に行く前に、「御室桜」より、一足早く「御室ツツジ」が綺麗に咲いていたので撮って行きました。
五重塔に行くと、係の人がスタンバイされており拝観券を見せます。そして五重塔の東側に回り込んで、ここで案内を聞きました。ざっと5名ぐらでしょうか拝観者は・・・。
結論から言うと、五重塔の初層の扉が開いているのは東側と南側だけです。初層の内部には入れません。拝観者はガラス越しで内部を覗き込む方式でした。ただ、この日は快晴だったので、ガラスに顔を近づけないと、外の景色が反射して見えません。見るのは少々苦労しましたね。文化財の保護のためでしょうけど、入れないのは分かりますが、ガラス板は外して欲しかったです。内部の撮影は禁止ですが、ガラス板が邪魔で写真は撮れないでしょう。
南側の扉を撮りました。よくよく見ると、東側の扉もそうですが、至る所に落書きがあります。戦後まもないときは、この五重塔の内部には自由に出入りできたのでしょう。
1644年(寛永21年)、江戸幕府3代将軍・徳川家光の寄進によって建立され、国の重要文化財に指定されています。ちなみに国宝の東寺五重塔も同じ年に再建されています。相輪までの高さ約36㍍で各層の屋根がほぼ同じ大きさの細身で優美な姿。 心柱を中心に胎蔵界(たいぞうかい)五仏を安置する初層内部は、一面極彩色の仏画で飾られ、牡丹唐草や菊花文様が美しい。
この図の西側と南側は見られますが、後は見えません。ガイドさんから[入口にQRコードがあるので後程スマホで見てください」と案内されました。今日は眼鏡を持って来て無かったので、スマホの画像は確認できませんでした。帰ってから見ようとしたんですが消してしまって・・・残念です。
ガイドさんから案内されて、初重西側の梵字の額を見ています。この梵字は、大日如来を表した梵字だそうです。
これもガイドさんから案内されたことですが、初層の垂木の上に隅木を必至に支える「邪鬼」が居ることを教えて貰いました。
邪鬼は、初層から降りて外から撮りました。この時間になると団体さんが五重塔に来られたので、私は金堂に向かいます。
国宝「金堂」の内部は、2018年(平成30年)12月14日以来です。この時は「金堂裏堂 五大明王壁画」を見せて貰いました。
この日は、裏堂には行けませんでした。金堂内部も覚えているだけでも、多分4回目だと思います。そのため「阿弥陀三尊像」をざっと見てから出て行きました。
ガイドさんの案内はされてましたが、「裏堂」公開時に僧侶の方から約30分ぐらい案内を聞いているのでスルーさせてもらい出て行きました。
行きに出会した幼稚園児の集団は、何処かに行ってしまいました。それで帰りには重要文化財に指定されている「中門」をゆっくり撮ることができました。
車に戻り、仁和寺の駐車場を10時34分に出て、次の目的地である妙心寺に向かいました。
【仁和寺 五重塔】
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