臨済宗妙心寺派 大本山妙心寺「法堂 大庫裏」へ
仁和寺の「金堂 五重塔」の拝観を終え「3箇所まわってちょっと一服」のスタンプが3個貯まったので、その特典を受けに妙心寺にある花園会館を目指しました。仁和寺の駐車場から妙心寺の第二駐車場まで、約5分ぐらい10時40分頃に着きました。レストランは11時に開店するので、まだ時間に余裕があります。そこで今年から団体拝観から自由拝観に変更となった臨済宗妙心寺派 大本山妙心寺「法堂 大庫裏」の拝観をすることにしました。
妙心寺では、2021年(令和3年)1月12日より法堂と大庫裏の拝観はガイドの説明が無くなり個人自由拝観に変更となりました。拝観料は700円、拝観時間は9時から12時、13時から16時に。以前は「法堂 明智風呂」が「法堂 大庫裏」に、こちらも変更となっていました。
車は「花園会館」の前にある第二駐車場に止めました。結構広い駐車場には多くの車が止まっています。
花園会館の西側にある、妙心寺境内の東側石畳をゆっくり歩いて行きます。最初に綺麗な朱印を書いて貰える「長興院」を通りましたが、今日は御朱印は休みと書いてありました。そして左手に通常非公開の「衝梅院」、そして突き当たりに「玉鳳院」の前を通りました。そのあと西側の石畳を進むと北側に、こちらも通常非公開の「東海庵」を通り過ぎると、いよいよお目当ての・・・?。
こちらが後程、内部に入る重要文化財に指定されている「法堂」です。受付は、もう少し先にあるのでそちらに向かいます。
法堂の東側を通り抜けて、突き当たりに「唐門」を見た後、左にある「大方丈玄関」をくぐります。
「拝観受付所」は、以前と同じです。ただ団体行動から個人行動に変わったので時間が来るのを待つ必要は無くなりました。僧侶の方から拝観コースの案内と、「法堂と大庫裏は撮影できません」と案内され、先ずは「大方丈」を見学です。
この重要文化財に指定されている「大方丈(おおほうじょう)」は、1654年(承応3年)8月の建立です。
大方丈前の庭園は、一面苔のシンプルな造りです。以前は団体行動だったで、ここに腰を下ろして時間を待つ人が多かったですね。
方丈内のご本尊は、「阿弥陀三尊像」は、元々石清水八幡宮の奥之院に祀られていましたが、明治の神仏分離令により妙心寺で祀られるようになりました。襖絵は狩野探幽と狩野益信の筆によるもの。
次に大庫裏に行かず「法堂」に入りました。入ると直ぐにガードマンさんが出て来られるので拝観券を見せます。ここでも「撮影禁止」を念押しされました。
入母屋造り重層本瓦葺の建築で、1656年(明応2年)の建造。住持の演法や重要な儀式が行われるところです。
天井には一面に板を張った鏡天井とし、お堂を火災から守る龍図が描かれているが通例です。ここのは狩野探幽作「雲龍図」で、八方睨みの龍でした。
法堂内に入って、座って狩野探幽の作「雲龍図」をゆっくり見ていると、ガードマンさんがずっとこちらを見ているですね。監視されてるでしょうけど、凄く嫌な気持ちになりました。あまり気分は良くないですね。法堂の出口付近には国宝の鐘も置いてありました。
国宝「黄鐘調鐘」で、もとは廃寺になった浄金剛院にあったもので、698年(文武天皇2年)の作と伝わります。以前は、テープレコーダーで音色が聞けましたが、今はどうなんでしょう?。
「第47回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開」では、ここから入ったので、こちらだと思い込んで来て見たら違っていました。ちゃんと話しは聞くべきですね。
1528年(享禄元年)の創建で、1653年(承応2年)に改建された重要文化財に指定されている大庫裏は、寺の台所や食堂、そして寺務所の役割を持つ建物です。
もう一度大方丈に戻って、その奥から入ります。大庫裏は、2013年平成25年1月12日以来になるので久しぶりの訪問です。
大庫裏に向かう途中に、こちらも普段は見ることが出来ない「小方丈(こほうじょう)」を見ることができました。こちらは玉鳳院の御殿を移築したものです。
ここから先は「大庫裏」に入るため写真撮影禁止です。法堂のように目つきの悪いガードマンさんは居ませんが、以前に比べて明るいように思えました。
余談ですが、ここでは時代劇の撮影で使われていたようです。映画のスナップ写真が置いてありました。最近は時代劇を見なくなって寂しいですね。
2013年(平成25年)1月に入ったときは暗かった堂内も、外の明かりを取り入れられているので随分見やすくはなりました。ここは僧侶の食生活を支える場所だったみたいです。
ここでは巨大な竈や厨房など、かつて僧侶の食生活をささえていた場所であることが伺えます。
あまり詳しくは覚えてませんが、2012年(平成24年)4月にも入りました。この時は、今日も非公開だった「食堂(じきどう)」を見ることができました。
9年も前のことで、あまり記憶はありませんが、虎と龍の屏風だけ印象に残っています。
大庫裏は、そんなに見るところが無いので、ざっと見て出て来ました。この妙心寺の拝観もボツボツと入って来られますね、私を含めて3組でした。
ここで時計を見ると11時を回ってました。11時から開店のレストランにこれから向かいます。コースは行きと全く同じ石畳を通りました。
【妙心寺 法堂】
妙心寺では、2021年(令和3年)1月12日より法堂と大庫裏の拝観はガイドの説明が無くなり個人自由拝観に変更となりました。拝観料は700円、拝観時間は9時から12時、13時から16時に。以前は「法堂 明智風呂」が「法堂 大庫裏」に、こちらも変更となっていました。
車は「花園会館」の前にある第二駐車場に止めました。結構広い駐車場には多くの車が止まっています。
花園会館の西側にある、妙心寺境内の東側石畳をゆっくり歩いて行きます。最初に綺麗な朱印を書いて貰える「長興院」を通りましたが、今日は御朱印は休みと書いてありました。そして左手に通常非公開の「衝梅院」、そして突き当たりに「玉鳳院」の前を通りました。そのあと西側の石畳を進むと北側に、こちらも通常非公開の「東海庵」を通り過ぎると、いよいよお目当ての・・・?。
こちらが後程、内部に入る重要文化財に指定されている「法堂」です。受付は、もう少し先にあるのでそちらに向かいます。
法堂の東側を通り抜けて、突き当たりに「唐門」を見た後、左にある「大方丈玄関」をくぐります。
「拝観受付所」は、以前と同じです。ただ団体行動から個人行動に変わったので時間が来るのを待つ必要は無くなりました。僧侶の方から拝観コースの案内と、「法堂と大庫裏は撮影できません」と案内され、先ずは「大方丈」を見学です。
この重要文化財に指定されている「大方丈(おおほうじょう)」は、1654年(承応3年)8月の建立です。
大方丈前の庭園は、一面苔のシンプルな造りです。以前は団体行動だったで、ここに腰を下ろして時間を待つ人が多かったですね。
方丈内のご本尊は、「阿弥陀三尊像」は、元々石清水八幡宮の奥之院に祀られていましたが、明治の神仏分離令により妙心寺で祀られるようになりました。襖絵は狩野探幽と狩野益信の筆によるもの。
次に大庫裏に行かず「法堂」に入りました。入ると直ぐにガードマンさんが出て来られるので拝観券を見せます。ここでも「撮影禁止」を念押しされました。
入母屋造り重層本瓦葺の建築で、1656年(明応2年)の建造。住持の演法や重要な儀式が行われるところです。
天井には一面に板を張った鏡天井とし、お堂を火災から守る龍図が描かれているが通例です。ここのは狩野探幽作「雲龍図」で、八方睨みの龍でした。
法堂内に入って、座って狩野探幽の作「雲龍図」をゆっくり見ていると、ガードマンさんがずっとこちらを見ているですね。監視されてるでしょうけど、凄く嫌な気持ちになりました。あまり気分は良くないですね。法堂の出口付近には国宝の鐘も置いてありました。
国宝「黄鐘調鐘」で、もとは廃寺になった浄金剛院にあったもので、698年(文武天皇2年)の作と伝わります。以前は、テープレコーダーで音色が聞けましたが、今はどうなんでしょう?。
「第47回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開」では、ここから入ったので、こちらだと思い込んで来て見たら違っていました。ちゃんと話しは聞くべきですね。
1528年(享禄元年)の創建で、1653年(承応2年)に改建された重要文化財に指定されている大庫裏は、寺の台所や食堂、そして寺務所の役割を持つ建物です。
もう一度大方丈に戻って、その奥から入ります。大庫裏は、2013年平成25年1月12日以来になるので久しぶりの訪問です。
大庫裏に向かう途中に、こちらも普段は見ることが出来ない「小方丈(こほうじょう)」を見ることができました。こちらは玉鳳院の御殿を移築したものです。
ここから先は「大庫裏」に入るため写真撮影禁止です。法堂のように目つきの悪いガードマンさんは居ませんが、以前に比べて明るいように思えました。
余談ですが、ここでは時代劇の撮影で使われていたようです。映画のスナップ写真が置いてありました。最近は時代劇を見なくなって寂しいですね。
2013年(平成25年)1月に入ったときは暗かった堂内も、外の明かりを取り入れられているので随分見やすくはなりました。ここは僧侶の食生活を支える場所だったみたいです。
ここでは巨大な竈や厨房など、かつて僧侶の食生活をささえていた場所であることが伺えます。
あまり詳しくは覚えてませんが、2012年(平成24年)4月にも入りました。この時は、今日も非公開だった「食堂(じきどう)」を見ることができました。
9年も前のことで、あまり記憶はありませんが、虎と龍の屏風だけ印象に残っています。
大庫裏は、そんなに見るところが無いので、ざっと見て出て来ました。この妙心寺の拝観もボツボツと入って来られますね、私を含めて3組でした。
ここで時計を見ると11時を回ってました。11時から開店のレストランにこれから向かいます。コースは行きと全く同じ石畳を通りました。
【妙心寺 法堂】
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