紅葉の名所「天龍寺塔頭 宝厳院」にも桜が咲く
天龍寺の曹源池庭園を出て、法堂前に止めている車に戻らず、そのまま南に歩いて行きます。
すると、この看板が出ていました。このまま南に歩いて行くと大堰川に出て、嵐山の桜が見えるでしょうけど、次の目的地はこの看板でした。
天龍寺塔頭 宝厳院は、秋の紅葉の名所で知られています。京都屈指と言って良いでしょう。しかし、桜も少ないですけど少しは咲いている筈です。
桜の時期は、福知山在住の会社の先輩を連れてきた2017年(平成29年)4月6日以来だと思います。
入口で拝観料を納めるとき、「弘源寺との共通券ありますけど」と言われ思わず共通券を買ってしまいました。宝厳院と弘源寺の共通券900円を納めました
。

入ったのが9時10分だったので、まだそんなに人は入ったないようです。綺麗な砂紋も、そのまま残ってました。
何度も来てるので順路は知ってます。先ずは左の遠路から。最初にみるは「苦海」と呼ばれる小石が敷き詰められた海です


この苦海を石の舟で渡り、対岸の釈迦如来を三尊石で表しており、釈迦の説法を獣たちが聞きに行く様子を表現しています。

先程の天龍寺曹源池庭園とは対照的に人が少ないので、ゆっくり散策できそうです。さほど庭園は広く無いのでね。



次に苑路右側には「ラッパ水仙」が綺麗に咲いてます。なお、この庭園には巨石がゴロゴロしており、名前が付けられているものは紹介していきます。
その左手を見ると、「迎え松」と書かれた立て札がありましたが、由来は不明です
。



苑路を奥に進むと「破岩の松」に出会います。この不思議な松は現在、枯死してしますが、岩の割れ目から松の種が芽を吹き、成長とともに岩を砕いて樹高が10㍍近くになったといいます。
順路にしたがって「茶席」と「本堂」に向かいます。茶席は、新型コロナウイルスの感染予防から休止されたままです。


宝厳院では、「本堂」に入るのに別途500円が必要です。私は、一度入ったので行きません。田村能里子画伯筆の襖絵を見るのにね・・・?。


「本堂」を見た後、「無礙光堂」や茅葺きの「茶席」を通って、元の苑路に戻ってきました。私が見た所、拝観者は5名程度でしょう、空いてます。

本堂を見て苑路に戻ると、前方に「碧岩」と呼ばれる巨石が見えて来ます。こんな巨石が何処から流れてきてのか不思議ですね。
「碧岩」を違う角度から見てみました。側のは桜だと思ったですが、よくよく見ると違うようで・・・?。
次に立て札があるのが「豊丸垣」と呼ばれる竹を利用した独特の垣根で、豊丸とは茶人の名前だそうです。
苔むした園内にあった巨石で名前はありません。何だか獅子に似ているなぁ・・・と思い撮りました。

次の巨石が正真正銘、獅子に似た「獅子岩」で、まるで獅子が吠えてるように見えます。


通常非公開の「書院」も、2015年(平成27年)の「京の夏の旅」では、室内から庭園を見ることができました。ただ、凄く暑い日でしたね。

こちらは「座禅石」です。天龍寺は臨済宗ですから、ここで座禅をされたのでしょう。
ここにも綺麗な砂紋がありました。後ろの嵐山に桜が咲いているのが分かります。ここで暫く休憩しました。
ここから遠くに「羅漢像」が見えたのでズームで撮りましたが、書院近くにあったのを見逃してました
。

何度か来てて、気づかなかったことで、これは大堰川に架かる「旧渡月橋親柱」でしたね。




出口付近には「宝厳院垣」や、非公開の茶席「青嶂軒(せいしょうけん)」があって、元のスタート地点に戻ってきます。

9時31分に、ここを出て行きました。共通券を買ったので、次に「弘源寺」に向かいます。
弘源寺に向かう途中に、「パンとエスプレッソと嵐山庭園」に寄ってみましたが、10時開店でした。知っていたけど、目的地の途中だったから来て確かめただけです。
【天龍寺塔頭 宝厳院】


天龍寺塔頭 宝厳院は、秋の紅葉の名所で知られています。京都屈指と言って良いでしょう。しかし、桜も少ないですけど少しは咲いている筈です。

入口で拝観料を納めるとき、「弘源寺との共通券ありますけど」と言われ思わず共通券を買ってしまいました。宝厳院と弘源寺の共通券900円を納めました













その左手を見ると、「迎え松」と書かれた立て札がありましたが、由来は不明です




































弘源寺に向かう途中に、「パンとエスプレッソと嵐山庭園」に寄ってみましたが、10時開店でした。知っていたけど、目的地の途中だったから来て確かめただけです。
【天龍寺塔頭 宝厳院】
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