「旧 雲龍図」鈴木松年画伯筆が特別公開中の天龍寺 大方丈へ
天龍寺塔頭 弘源寺を出て、お墓参りを済ませたあと、車に戻ろうとしましたが、やっぱり天龍寺大方丈内で特別公開中の「旧 雲龍図」鈴木松年(すずきしょうねん)画伯筆のが見たくて、入ることにしました。

この時、10時00分でしたが観光客は格段に増えています。お堂の拝観は「庫裏」の中にあって、拝観料は先に庭園を見ているので300円で済みました。
靴を下駄箱に預けるときに気づいたことですが、外国人観光客を数組見ましたね、何処から来られたのでしょうか?。



真っ先に「大方丈」に向かいました。普段は入れない室内に入れるのも魅力です。ただ私は2度目でしたが
。
「旧 雲龍図」鈴木松年画伯筆 2021年(令和3年)2月6日~2月28日までの公開が、4月11日(日)まで延長されてました。




現在の法堂の「雲龍図」は、1997年(平成9年)に「天龍寺開山夢窓国師650年遠諱記念事業」として日本画家加山又造画伯により描かれたもので、それ以前に描かれていたのでしょう。見た所損傷が激しいですね。
1899年(明治32年)に再建された天龍寺で最大の建物で、本尊は重要文化財に指定されている釈迦如来坐像です。普段とは違う所から見てますが、ここからも見えないです
。

こちらの「雲龍図」は、富岡鉄斎の孫弟子にあたる若狭物外画伯筆によるもの。今日は天気が良かったので、外の曹源池庭園の緑が写り込んでます。
「大方丈」から見た曹源池庭園です。今、10時過ぎになったので、1時間30分前に下から庭園を見ていた訳です。


曹源池は、あとでゆっくり見ることにして、先ずは「多宝殿」に向かいます。途中の「小方丈」も、あとで見ることにして渡り廊下を進みます。

多宝殿へ上る廊下の右手にある茶室「祥雲閣(しょううんかく)」「甘雨亭(かんうてい)」が見えて来ます。こちらも2016年(平成28年)の「アメリカ人禅僧 トーマス・カーシュナー師とめぐる天龍寺の特別拝観」で内部を見せて貰いました。

多宝殿に着く手前のソメイヨシノが綺麗に咲いてました。ここでは2013年(平成25年)の「観桜会」で、祇園の舞妓さんと一緒に記念写真を撮ったりお点前をして貰いました
。

「多宝殿」に着くと、さっそく堂内の「後醍醐天皇像」を撮りました。ただ、堂内を見ているのは私だけ・・・皆さん無関心と言うか、やっぱり桜がお目当てのようです
。



この時、10時10分でした。先程、庭園側から見事な桜を見ていたのが、8時30分頃・・・格段に人が増えています。

人も多いので、「多宝殿」を出て「大方丈」に戻ります。今日は天気が良くて晴天に綺麗な桜色が映えますね。余談ですが、このあと日本列島は黄砂に襲われることになります・・・。

渡り廊下から見た「多宝殿」前の枝垂れ桜です。ここから見てもピンク色に染まっているのが分かります。




渡り廊下を通って「小方丈」まで戻って来ました。桜見の観光客は、ますます増えて来ました。



帰りは「小方丈」で、座って休憩しました。なお、寝そべり禁止です
。ここから障子を額縁に見立てて曹源池庭園を撮ってみました
。





最後に「大方丈」で、腰を下ろして綺麗な庭園を見ました。数え切れないほど来てますが、何度来ても綺麗な庭園は見てて飽きません。
10時23分に、天龍寺の庫裏を出て来ました。ここから駐車場に戻ると観光バスは止まってません。以前のように外国人観光客が観光バスに乗って大挙押し寄せていた頃はオーバーツーリズムでした。今日も、結構な観光客が来られてましたが、これぐらいが良いですね。
【天龍寺 大方丈】









「旧 雲龍図」鈴木松年画伯筆 2021年(令和3年)2月6日~2月28日までの公開が、4月11日(日)まで延長されてました。














































10時23分に、天龍寺の庫裏を出て来ました。ここから駐車場に戻ると観光バスは止まってません。以前のように外国人観光客が観光バスに乗って大挙押し寄せていた頃はオーバーツーリズムでした。今日も、結構な観光客が来られてましたが、これぐらいが良いですね。
【天龍寺 大方丈】
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