鳥羽天皇の中宮・待賢門院の名を冠した「待賢門院桜」を見に法金剛院へ
3月29日(月)は、前日の雨も上がり予報では晴れでしたが、低い雲が広がる空模様でした。天気はイマイチでしたが、春の期間のみ公開された法金剛院に行きました。
法金剛院は、新型コロナウイルスの感染が広がると通常拝観から拝観を停止されました。ただ法金剛院は関西花の寺で知られており、特に蓮が咲く頃は「観蓮会(かんれんえ)」を開催され、毎年多くの方が訪れます。それで蓮の花が咲く時期の7月11日(土)~8月2日(日)に開門され、私も2020年(令和2年)7月13日に行きました。そして桜の咲く時期に公開されるのかなぁ・・・と思っていたら、3月27日(土)~4月11日(日)の9時30分~16時30分に開門されると知り来て見た訳です。
9時46分に、ここの駐車場に入れました。なお、駐車場は丸太町通りから入ります。西側は閉鎖されてました。なお料金は無料です。
丸太町通り沿いにある山門は閉鎖されたままです。駐車場から案内にしたがって進むと臨時の「拝観受付所」ができてました。受付で案内にしたがって、手をかざすと体温が表示され、消毒液が出てきます。
通常拝観されていた門は閉鎖されています。拝観料は500円で、使い捨てのスリッパを貰いました。これで「仏殿に入ってください」と案内されました。
「観蓮会」のときは「仏殿」とトイレは閉鎖されてました。この日は「仏殿」には入れましたが、トイレは閉鎖されたままでした。
9時30分が開門だったので、既に10数名が来られてました。桜は見事な満開です。
こちらがお目当ての、この寺を創建した第74代鳥羽天皇の中宮・待賢門院の名を冠した「待賢門院桜(たいけんもんいんざくら)」で、ほぼ満開でした。
天気がイマイチを除けば、剪定されたのかなぁ?と思いました。2018年(平成30年)3月31日や2017年(平成29年4月6日では、このように咲いてました。
「礼堂」から奥にある「仏殿」に入れますが、数名が上がられたので後程入ります。先ずは庭園内を散策します。
平安時代に作庭された庭園の作者は不明だそうでが、何度も来ている庭園をゆっくり見て回ります。先ずは、苔むした「石仏」を見て、さらに奥の「石仏群」を見ています。
これから「苑池」を一周しますが、ここには桜だけじゃなく、「木瓜」も綺麗に咲いていました。
その前に、以前TVで放送された石碑を忘れていたので少し戻りました。百人一首の中で一番エロチックな内容ということで「長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は ものをこそ思へ」(待賢門院堀河)と書かれています。
その奥に、特別名勝「青女の滝(せいじょのたき)」があります。ここは外せません。平安時代の貴重な庭園で残る遺構で、巨石を並べた雄大な造りとなっています。
ここで、「苑池」に浮かぶ中島「鶴島」に石橋を通って渡りました。その先は怖いので、ここまでです。
「苑池」を散策しながら一周しました。長らく閉門されていたので、桜見に来られる人も少なかったです。このあと「仏殿」に行きます。
「礼堂」から上がる時に、受付で貰った使い捨てのスリッパを履きます。別にスリッパ無くても良かったけどね。
堂内には丈六のご本尊阿弥陀如来坐像(国宝・平安時代作)で院覚(いんかく)作。また、地蔵菩薩(重要文化財・平安時代作)や僧形文殊菩薩(重要文化財・平安時代作)、十一面観世音菩薩(重要文化財・鎌倉時代作)、厨子(重要文化財・鎌倉時代作)が静かに安置されています。私も静かに手を合わせてきました。
通常拝観なら、次に「地蔵堂」に向かいますが、扉が閉まっており立入禁止でした。内部には「丈六の地蔵菩薩坐像」(重文・平安時代)が安置されています。
「仏殿」から出てくると、庭園内の人が減ってました。いつの間にか私を含めて3名でしたね。皆さん帰られたようです。
最後の1枚は、やっと晴れてくれたので急いで撮りました。ここに来て青空は出てくれなかったのが残念です。
境内に人は少なくなりましたが、これ以上粘っても晴れてくれそうになかったので、10時14分に駐車場まで戻りました。
なお、天気予報では今日から明後日にかけて、日本列島を黄砂が襲うそうです。それも相当濃い黄砂がやって来るとか・・・この日は近くの愛宕山が見えてましたし、東山の比叡山も見えてましたが、明日は・・・?。
【法金剛院】
法金剛院は、新型コロナウイルスの感染が広がると通常拝観から拝観を停止されました。ただ法金剛院は関西花の寺で知られており、特に蓮が咲く頃は「観蓮会(かんれんえ)」を開催され、毎年多くの方が訪れます。それで蓮の花が咲く時期の7月11日(土)~8月2日(日)に開門され、私も2020年(令和2年)7月13日に行きました。そして桜の咲く時期に公開されるのかなぁ・・・と思っていたら、3月27日(土)~4月11日(日)の9時30分~16時30分に開門されると知り来て見た訳です。
9時46分に、ここの駐車場に入れました。なお、駐車場は丸太町通りから入ります。西側は閉鎖されてました。なお料金は無料です。
丸太町通り沿いにある山門は閉鎖されたままです。駐車場から案内にしたがって進むと臨時の「拝観受付所」ができてました。受付で案内にしたがって、手をかざすと体温が表示され、消毒液が出てきます。
通常拝観されていた門は閉鎖されています。拝観料は500円で、使い捨てのスリッパを貰いました。これで「仏殿に入ってください」と案内されました。
「観蓮会」のときは「仏殿」とトイレは閉鎖されてました。この日は「仏殿」には入れましたが、トイレは閉鎖されたままでした。
9時30分が開門だったので、既に10数名が来られてました。桜は見事な満開です。
こちらがお目当ての、この寺を創建した第74代鳥羽天皇の中宮・待賢門院の名を冠した「待賢門院桜(たいけんもんいんざくら)」で、ほぼ満開でした。
天気がイマイチを除けば、剪定されたのかなぁ?と思いました。2018年(平成30年)3月31日や2017年(平成29年4月6日では、このように咲いてました。
「礼堂」から奥にある「仏殿」に入れますが、数名が上がられたので後程入ります。先ずは庭園内を散策します。
平安時代に作庭された庭園の作者は不明だそうでが、何度も来ている庭園をゆっくり見て回ります。先ずは、苔むした「石仏」を見て、さらに奥の「石仏群」を見ています。
これから「苑池」を一周しますが、ここには桜だけじゃなく、「木瓜」も綺麗に咲いていました。
その前に、以前TVで放送された石碑を忘れていたので少し戻りました。百人一首の中で一番エロチックな内容ということで「長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は ものをこそ思へ」(待賢門院堀河)と書かれています。
その奥に、特別名勝「青女の滝(せいじょのたき)」があります。ここは外せません。平安時代の貴重な庭園で残る遺構で、巨石を並べた雄大な造りとなっています。
ここで、「苑池」に浮かぶ中島「鶴島」に石橋を通って渡りました。その先は怖いので、ここまでです。
「苑池」を散策しながら一周しました。長らく閉門されていたので、桜見に来られる人も少なかったです。このあと「仏殿」に行きます。
「礼堂」から上がる時に、受付で貰った使い捨てのスリッパを履きます。別にスリッパ無くても良かったけどね。
堂内には丈六のご本尊阿弥陀如来坐像(国宝・平安時代作)で院覚(いんかく)作。また、地蔵菩薩(重要文化財・平安時代作)や僧形文殊菩薩(重要文化財・平安時代作)、十一面観世音菩薩(重要文化財・鎌倉時代作)、厨子(重要文化財・鎌倉時代作)が静かに安置されています。私も静かに手を合わせてきました。
通常拝観なら、次に「地蔵堂」に向かいますが、扉が閉まっており立入禁止でした。内部には「丈六の地蔵菩薩坐像」(重文・平安時代)が安置されています。
「仏殿」から出てくると、庭園内の人が減ってました。いつの間にか私を含めて3名でしたね。皆さん帰られたようです。
最後の1枚は、やっと晴れてくれたので急いで撮りました。ここに来て青空は出てくれなかったのが残念です。
境内に人は少なくなりましたが、これ以上粘っても晴れてくれそうになかったので、10時14分に駐車場まで戻りました。
なお、天気予報では今日から明後日にかけて、日本列島を黄砂が襲うそうです。それも相当濃い黄砂がやって来るとか・・・この日は近くの愛宕山が見えてましたし、東山の比叡山も見えてましたが、明日は・・・?。
【法金剛院】
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