黄砂で煙る満開の桜 教王護国寺(東寺)へ

3月30日(火)は、朝から濃い黄砂に包まれてました。いつもなら見える東山がまったく見えませんし、天気が良いのに愛宕山が見えないほどです。この日は、当初予定していたとおり世界文化遺産教王護国寺(東寺)に行きましたが・・・。先週の金曜日に満開になったと情報が入ってきたので、この日にしましたが、この濃い黄砂で出掛けるのを少し躊躇ったのも事実です。ただ、いつもなら掛けない眼鏡をして行ったりして黄砂そして花粉の防御を万全したんですが・・・

IMG_2852.jpgここは8時開門で、8時25分に入りました。朝から濃い黄砂の影響で、太陽も霞んでいます。

以前は会社から近かったので、よく昼休みに歩いて来てました。今日は車で来ましたが駐車料金は600円でした。ただし2時間以内です。そして拝観受付所で拝観料500円を「そうだ 京都、行こう。」の会員特典割引で350円を納めました。なお、3月19日~4月18日まで「夜桜ライトアップ」をされてます。4月29日~5月25日は「五重塔初層特別公開」があります。

IMG_2769.jpg入ると直ぐに「不二桜」を見てみました。2016年(平成28年)に鴉の被害から剪定されて6年・・・徐々に回復しているようですね。

IMG_2771.jpgIMG_2773.jpg東寺も満開でした。少し散り始めているようですが、絶好の日で良かったですが・・・黄砂だけ余計でした

IMG_2776.jpgIMG_2779.jpgIMG_2781.jpgIMG_2783.jpgIMG_2785.jpgIMG_2787.jpg満開の桜を見ながら国宝五重塔」を目指しました。東寺境内の南東角にあるので、どうしても逆光になってしまいます。

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高さ55㍍は、木造の塔としては日本一の高さ誇る。現在の五重塔は、徳川家光の寄進により1644年(寛永21年)に再建した、五代目です。

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先の「京の冬の旅」で仁和寺の五重塔内部が公開され、3月17日に行きました。その時、ガイドさんより邪鬼の存在を聞きました。そして東寺の五重塔にも、あるかなぁ・・・と探した結果が、これです

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今日は五重塔初層の公開は無いので、五重塔の周りを散策し、次に瓢箪池越しに五重塔を撮影しました。

IMG_2816.jpgIMG_2817.jpgこのあと庭園入口の「不二桜」まで戻って来ました。ただ、ここから外に出ません。まだ「講堂」「金堂」に入って無いからです。

IMG_2819.jpgIMG_2821.jpgさほど遠くない「京都タワー」も、黄砂で霞んでいます。これだけ濃い黄砂の襲来は久し振りでしょう。

IMG_2822.jpgIMG_2825.jpgIMG_2824.jpg最初に、重要文化財に指定されている「講堂」に入ります。こちらでは圧巻の仏像群を見ることになります。

こちらの中央に、重要文化財に指定されている「大日如来坐像」が安置されています。この講堂内は、仏像による立体曼荼羅の世界観があり、こちらの方が圧巻です。大日如来の東側に菩薩身である「五大菩薩」で全て国宝に指定されています。また、西側には不動明王を中心にした「五大明王」を安置。こちらも全て国宝に指定されています。

IMG_2823.jpgIMG_2827.jpg次に、国宝に指定されている「金堂」に入ります。こちらの仏像群も見逃せません。

堂内の中央には、重要文化財の「薬師如来坐像」、その左右に脇侍の「日光菩立薩」「月光菩立薩」が安置されており、ともに重要文化財に指定されています。また、薬師如来坐像の台座の周囲には重要文化財に指定されている「十二神将像」が配しされています。


IMG_2828.jpgIMG_2830.jpgIMG_2831.jpgIMG_2832.jpgIMG_2833.jpgIMG_2835.jpgIMG_2836.jpgIMG_2841.jpgIMG_2842.jpgIMG_2845.jpgIMG_2846.jpgIMG_2849.jpgIMG_2851.jpg綺麗な桜をゆっくり鑑賞して、9時5分に出ました。満開の桜を充分、楽しめました・・・が、黄砂が濃い一日でした。

IMG_2853.jpgIMG_2854.jpgIMG_2856.jpg家族がトイレを済ませている間に、「北大門」まで来て見ました。そこから見る国宝「五重塔」も黄砂で霞んでいます。

今日は、これだけで帰りました。通勤時に毎日見ていたけど、久し振りの東寺は懐かしかったです。ただ、これだけ濃い黄砂の襲来は困ったもんですね。ここからイオンで買い物を済ませて帰路に着きました。

【教王護国寺(東寺)】

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