遅咲きの梅と春の花が咲き誇る「京都府立植物園」へ

京都府立植物園では、早咲きの桜が咲いている「桜林」の東に「梅林」もあります。例年だったらこの時期にはまだ梅は咲いている筈です。園内MAPの看板で確認し向かいました。

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この梅林には、花梅を中心に約60品種、150本がここに栽培されています。ただ時期的に花吹雪が舞ってましたね。

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最初は「色玉垣」からで別名「飛梅」と言います。案内には「東風吹かば にほひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」と書かれてました

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こちらは「茶青」と書かれていました。白梅ですが、少し青みがかっているように思えました。一重咲きです。

IMG_1411.jpgIMG_1413.jpgこちらは、1つの枝に白、淡い紅色、紅色、絞りの花がつく「思いのまま」です。野梅系・野梅性の八重咲きの中輪。

IMG_1414.jpgIMG_1416.jpgこちらは「道知辺」で、野梅性の早咲きの品種です。 初めは淡紅色でそののち紫紅色に変わる、一重咲きの大輪花を咲かせます。

IMG_1419.jpg名前が分かっているのは「鶯宿」まで。こちらは古来からある在来種の品種ようです。

IMG_1420.jpgIMG_1421.jpgIMG_1422.jpgこちらの梅には名前の記載はありませんでした。少し散り始めていましたが綺麗な白梅でした。

IMG_1423.jpgこちらの梅には、まだ蕾が残っています。遅咲きの「紅梅」ですね。ただ、こちらも品種は分かりません。

IMG_1425.jpg写真では写らないけど、風が吹くと花びらが舞ってます。花吹雪も綺麗でしたが、やっぱり梅はイマイチでした。

IMG_1424.jpgIMG_1426.jpgIMG_1428.jpgIMG_1430.jpg散り始めている「梅林」にも、けっこう人が見に来られてました。数少ない咲いている梅を撮って、早々に出て行きました。

IMG_1431.jpgIMG_1432.jpgIMG_1433.jpg梅林の向かいには、春の花が咲いてます。最初に見たのが「ラッパ水仙」でした。

IMG_1434.jpg次に香りただよう「ヒヤシンス」が咲いてます。最近は栽培してませんが、家でも水だけで簡単に花を咲かしてました。

IMG_1435.jpg今日のお目当てだった「チューリップ」です。ご覧のように、まだ蕾すらなってません。また咲いた頃に再訪が必要ですね

IMG_1436.jpgIMG_1437.jpgIMG_1438.jpg今日で名前を覚えた「ビオラ」です。もう少し暖かくなったら春の花も咲き誇るでしょう、今日は残念です。

IMG_1439.jpgIMG_1440.jpg先程より小ぶりの「ラッパ水仙」です。それより、ここから綺麗な桜が咲いているし、人も集まっているのが見えました。早速私も見に行きます

IMG_1441.jpgIMG_1447.jpgIMG_1446.jpgこちらの桜は、第16代佐野藤右衛門氏により作り出された門外不出の品種、「彬姫桜」です。

佐野藤右衛門は、1832年(天保3年)創業の植木職「植藤」の当主が襲名され、現在は16代目。広沢池にほど近くに邸宅あり春先には見事な桜が咲き誇ります。桜守とし日本全国を飛び回り、傷ついた桜の手当てをし、桜の新種を探されたりされており全国的にも有名です。

IMG_1450.jpgこの桜は「おかめ桜」と言い、我が家の庭にもあります。今年は2月28日に開花して、3月7日に満開となりました。例年に比べて早すぎます。これならソメイヨシノも記録的に早く咲くかも?です。

IMG_1456.jpg最後の桜は「東錦」で、高木五右衛門「桜花集」(1904年・明治37年)に記載がある「江戸」に類似している・・・と書かれてました。

IMG_1457.jpgIMG_1458.jpgIMG_1459.jpgIMG_1460.jpgIMG_1461.jpgIMG_1467.jpg北山門前の花壇も、この時期はイマイチでした。「菜の花(アブラナ)」、「スノーランド」、「ツリパ・バタリニー」(原種(系)チューリップ)が咲いてるぐらいでした。

IMG_1463.jpgIMG_1465.jpg北山門から比叡山の山頂が見えていたので撮りました。少々肌寒い気候で、入園者も少なかったです。

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そこから再び「桜林」まで戻ってきました。ここから駐車場のある正門に戻る・・・つもりじゃありません

今日は、久し振りに観覧温室に入るつもりでした。そこの開館は10時からのため時間を待っていたわけです。つづく。

【京都府立植物園】

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