遅咲きの梅と春の花が咲き誇る「京都府立植物園」へ
京都府立植物園では、早咲きの桜が咲いている「桜林」の東に「梅林」もあります。例年だったらこの時期にはまだ梅は咲いている筈です。園内MAPの看板で確認し向かいました。
この梅林には、花梅を中心に約60品種、150本がここに栽培されています。ただ時期的に花吹雪が舞ってましたね。
最初は「色玉垣」からで別名「飛梅」と言います。案内には「東風吹かば にほひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」と書かれてました
。
こちらは「茶青」と書かれていました。白梅ですが、少し青みがかっているように思えました。一重咲きです。

こちらは、1つの枝に白、淡い紅色、紅色、絞りの花がつく「思いのまま」です。野梅系・野梅性の八重咲きの中輪。

こちらは「道知辺」で、野梅性の早咲きの品種です。 初めは淡紅色でそののち紫紅色に変わる、一重咲きの大輪花を咲かせます。
名前が分かっているのは「鶯宿」まで。こちらは古来からある在来種の品種ようです。


こちらの梅には名前の記載はありませんでした。少し散り始めていましたが綺麗な白梅でした。
こちらの梅には、まだ蕾が残っています。遅咲きの「紅梅」ですね。ただ、こちらも品種は分かりません。
写真では写らないけど、風が吹くと花びらが舞ってます。花吹雪も綺麗でしたが、やっぱり梅はイマイチでした。



散り始めている「梅林」にも、けっこう人が見に来られてました。数少ない咲いている梅を撮って、早々に出て行きました。


梅林の向かいには、春の花が咲いてます。最初に見たのが「ラッパ水仙」でした。
次に香りただよう「ヒヤシンス」が咲いてます。最近は栽培してませんが、家でも水だけで簡単に花を咲かしてました。
今日のお目当てだった「チューリップ」です。ご覧のように、まだ蕾すらなってません。また咲いた頃に再訪が必要ですね
。


今日で名前を覚えた「ビオラ」です。もう少し暖かくなったら春の花も咲き誇るでしょう、今日は残念です。

先程より小ぶりの「ラッパ水仙」です。それより、ここから綺麗な桜が咲いているし、人も集まっているのが見えました。早速私も見に行きます
。


こちらの桜は、第16代佐野藤右衛門氏により作り出された門外不出の品種、「彬姫桜」です。
佐野藤右衛門は、1832年(天保3年)創業の植木職「植藤」の当主が襲名され、現在は16代目。広沢池にほど近くに邸宅あり春先には見事な桜が咲き誇ります。桜守とし日本全国を飛び回り、傷ついた桜の手当てをし、桜の新種を探されたりされており全国的にも有名です。
この桜は「おかめ桜」と言い、我が家の庭にもあります。今年は2月28日に開花して、3月7日に満開となりました。例年に比べて早すぎます。これならソメイヨシノも記録的に早く咲くかも?です。
最後の桜は「東錦」で、高木五右衛門「桜花集」(1904年・明治37年)に記載がある「江戸」に類似している・・・と書かれてました。





北山門前の花壇も、この時期はイマイチでした。「菜の花(アブラナ)」、「スノーランド」、「ツリパ・バタリニー」(原種(系)チューリップ)が咲いてるぐらいでした。

北山門から比叡山の山頂が見えていたので撮りました。少々肌寒い気候で、入園者も少なかったです。
そこから再び「桜林」まで戻ってきました。ここから駐車場のある正門に戻る・・・つもりじゃありません
。
今日は、久し振りに観覧温室に入るつもりでした。そこの開館は10時からのため時間を待っていたわけです。つづく。
【京都府立植物園】

この梅林には、花梅を中心に約60品種、150本がここに栽培されています。ただ時期的に花吹雪が舞ってましたね。
最初は「色玉垣」からで別名「飛梅」と言います。案内には「東風吹かば にほひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」と書かれてました

こちらは「茶青」と書かれていました。白梅ですが、少し青みがかっているように思えました。一重咲きです。





























佐野藤右衛門は、1832年(天保3年)創業の植木職「植藤」の当主が襲名され、現在は16代目。広沢池にほど近くに邸宅あり春先には見事な桜が咲き誇ります。桜守とし日本全国を飛び回り、傷ついた桜の手当てをし、桜の新種を探されたりされており全国的にも有名です。










そこから再び「桜林」まで戻ってきました。ここから駐車場のある正門に戻る・・・つもりじゃありません

今日は、久し振りに観覧温室に入るつもりでした。そこの開館は10時からのため時間を待っていたわけです。つづく。
【京都府立植物園】
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