藤の花を見に妙心寺塔頭 退蔵院「余香苑」へ
4月14日(水)は、藤の花を期待して妙心寺塔頭 退蔵院に行きました。2019年(令和元年)5月2日以来だと思いますが、ここの藤棚に咲く藤も綺麗ですが、まだ日が早いかも・・・と。ただ、近所には、もう藤の花が満開となったからね。

今朝も所用を済ませてから車で向かいました。妙心寺第二駐車場に止めて、「山門」前に9時33分着きました。

「拝観受付所」に行くと、張り紙があってJAFの会員証を見せると50円引きになりました。それで550円を納めて境内に入って行きます。

案内に従って進むと、1966年(昭和41年)に国の重要文化財に指定されました、唐破風造りの「袴腰(はかまごし)の大玄関」をくぐります。

くぐると「方丈(本堂)」を見ます。応仁の乱後、1597年(慶長2年)に再建された方丈で、方丈前の額に入っているのは、本物は京都国立博物に寄託されている国宝「瓢鮎図」です。
ここは素通り出来ない「元信の庭」です。室町時代の画聖“狩野元信”が作成した言われる枯山水庭園だそうです。

次に、この退蔵院にメインである「余香苑(よこうえん)」に向かいます。入口にある門には鯰の彫刻があるので、見過ごさずくぐりした。
門を入った左手には「陽の庭」があって、白砂が敷き詰められています。向かいの「陰の庭」は、帰りに寄ることにして先を急ぎます。
ここから正面の藤棚が見えました。見た所、誰も居ないようです。ここで初めて、この庭園では誰も居ないことが分かりました。

この退蔵院では、趙有名な枝垂れ桜も、見頃は過ぎてましたね。この辺りには山吹が咲き始めていました。ここでは必ず「織部灯籠」を見ていきます。

誰も居ないので、「水琴窟」も寄って、柄杓に水をすくい、水をかけて音色を聞きました。


昭和の名作庭家の中根金作氏により、1963年(昭和38年)から3年の月日を費やして完成された「余香苑(よこうえん)」です。
ここでは正面から庭園を見渡すと、奥行きが生まれ、庭園が広く見えるように設計され、一年を通して、紅しだれ桜や藤、サツキ、蓮、金木犀、そして紅葉など彩ります。

池には、錦鯉を優雅に泳いでいます。餌が欲しいのか寄ってきますが・・・
。ここでは牡丹も咲き始めてました。

池の側の「四阿」で少しばかり休憩しました。そして次に藤の花の撮影です。




まぁ・・・そこそこ綺麗に咲いてました。もう少し垂れ下がってくれたら良かったのに・・・が本音です。見頃はもう少し先でしょうね。


ここで茶席「大休庵」を利用することにしまた・・・と言うのも、長らくコロナ禍のため土日限定で営業されてましたが、3月21日(日)以降は、平日も営業を再開されたからです。
この茶席も2020年(令和2年)4月6日以来です。一服500円で誰も居ないので、好きな所に座れます
。





お菓子は、老舗の老松さん謹製の「是什麼(これなんぞ)」です。食べる前に、「中に入ってるフルーツを当ててください」と言われました。
私は、レーズンだと思ったですが、答えは「ドライチェリー」でした。レーズンは秋に出るそうです。そして売店にて、お土産に「是什麼(これなんぞ)」を買って帰りました
。



帰りに、黒砂の「陰の庭」を撮りました。この2つの庭は、物事や人の心の二面性を伝えているそうで、陰の庭に8つ、陽の庭に7つ、合計15の石が配されています。


10時1分に「山門」から出て来ましたが、誰も来られ無かったです。藤が見頃となったら来られたのでは?
。
※京都府へのまん延防止等重点措置の適用を受け、4月19日(月)より売店(茶席)業務が土日祝のみの営業となりました。
予定では、これで帰るつもりでしたが、もう一箇所寄って行こうと思いつきました
。
【妙心寺塔頭 退蔵院】





















































※京都府へのまん延防止等重点措置の適用を受け、4月19日(月)より売店(茶席)業務が土日祝のみの営業となりました。
予定では、これで帰るつもりでしたが、もう一箇所寄って行こうと思いつきました

【妙心寺塔頭 退蔵院】
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