京都国立博物館「凝然国師没後700年 特別展 鑑真和上と戒律のあゆみ」へ

4月15日(木)は、前売り券を購入していた京都国立博物館凝然国師没後700年 特別展 鑑真和上と戒律のあゆみ」(前期)に行きました。

奈良の唐招提寺には、2015年(平成27年)1月18日に、一度だけ行きましたが、「鑑真和上像特別公開」の期間(6月5日~6月7日)外だったため「鑑真和上像」は見ることができなかったので、この展覧会を知り、是非行きたいと・・・それで前売り券も買ってしまった次第です

IMG_4051.jpg「三井リパーク京都国立博物館前」に9時00分に車を入れましたが、予想外にガラガラです。行列を覚悟してきましたが・・・?。

前売りを買っているので、機械にURコードを通すだけです。そして検温され手指消毒をしてからは入れます。右手に耐震工事中の「明治古都館」を見ながら歩いて行きます。

IMG_4052.jpgIMG_4054.jpgIMG_4055.jpg展覧会は「平成知新館」で行われています。入ってから気づいたことですが、それにしても人が少ないです。

IMG_4056.jpgIMG_4057.jpg
IMG_4060.jpg
9時8分に入館すると、係の方から「展覧会は3階から見てください」と案内され、エレベーターまで誘導され3階から見ていく事に。

IMG_4061.jpg本音は、いち早く「鑑真和上像」を見たかったですが、何階か分かりません。入口で聞いてみると1階でした。ただ、ここから見ていきます。

EPSON120.jpg

3階では、第1章戒律のふるさと~南山大師道宣に至るみちすじ~」と、第2章鑑真和上来日~鑑真の生涯と唐招提寺の創建~」を鑑賞します。
2階では、第2章鑑真和上来日~鑑真の生涯と唐招提寺の創建~」の続きと、第3章⽇本における戒律思想の転換点~最澄と空海~」、第4章日本における戒律運動の最盛期~鎌倉新仏教と社会運動~」を鑑賞です。

IMG_4059.jpgそれで、いよいよ目的の1階に降りて来ました。1階では第4章日本における戒律運動の最盛期~鎌倉新仏教と社会運動~」と、第5章近世における律の復興」を鑑賞です。

お目当ての「鑑真和上坐像」は、1階の最も奥に展示されてました。唐招提寺御影堂修理により、この京都国立博物館が見られることが実現したんでしょう。唐招提寺から輸送されるので魂は抜かれているでしょう、でもそっと手を合わせましたね。

20130420ganjin1.jpg
京都国立博物館でもポストカードを購入しましたが、こちらは2015年(平成27年)1月18日に唐招提寺を訪れたときに購入したものでしょう・・・多分

「鑑真和上坐像」の部屋も誰も居なかったので、ゆっくりじっくり鑑賞でたので良かったです。このあと第5章「近世における律の復興」を見た後、出て来ました。

IMG_4065.jpgIMG_4064.jpg1階にある「ショップ」で買い物をしてから、少しベンチに座って休憩しました。今日は天気が良いので、このあと2017年(平成29年)11月20日(月)来て無かったので、庭園を久し振りに見ていきます。

IMG_4058.jpgIMG_4068.jpgここから西を見ると、重要文化財に指定されてる「表門」が見えています。2014年(平成26年)11月8日(土)には内部を見せて貰いました。

IMG_4070.jpgIMG_4071.jpg庭の丸池のほとりは、フランスの彫刻家ロダン(1840~1917)の「考える人」という作品があります。

IMG_4072.jpgIMG_4073.jpgIMG_4074.jpgIMG_4075.jpgIMG_4076.jpgIMG_4078.jpg2017年(平成29年)11月20日(月)以来、久し振りに来たので、博物館敷地の東側に移動します。1895年(明治28年)10月竣工の「明治古都館」は現在、免震改修他の基本計画を進めるため、展示は行われていません。

IMG_4079.jpgIMG_4080.jpgIMG_4090.jpg久し振りに茶室堪庵(たんあん)」に来て見ました。この茶室は1958年(昭和33年)に上田堪一郎氏より寄贈された、江戸時代初期京都における公家文化の伝統を受け継いだ数寄屋造りの建物です。

IMG_4081.jpgIMG_4083.jpgIMG_4084.jpgIMG_4085.jpgIMG_4086.jpgIMG_4087.jpgIMG_4088.jpgIMG_4089.jpg母屋には八畳の書院座敷を中心として正面に広縁、左脇に玄関、裏に水屋があり、庭に面して自然と一体をなす空間は、軽快な屋根の取り合わせや黒木の落ち着いた色調とともに、桂離宮から学んだものと思われます。

IMG_4091.jpgIMG_4093.jpgIMG_4101.jpgIMG_4102.jpgまた、このエリアでは「墳墓表飾石造遺物(ふんぼひょうしょくせきぞういぶつ)」が点在しています。朝鮮半島では、高貴な人びとの墳墓のまわりを石彫像で装飾することが、古代より伝統的に行われてきました。

IMG_4094.jpgIMG_4097.jpgIMG_4098.jpgIMG_4099.jpgIMG_4100.jpgここで、「藤棚」を見付けました。行ってみると、濃い香りが漂ってて蜂も来てます。まったく知らなかったことですが、綺麗な藤の花を見られて良かったです。

IMG_4104.jpgIMG_4105.jpgここから愛宕山も見えてました。これから、あの麓まで帰ります

ここから「三井リパーク京都国立博物館前」まで戻りました。精算すると、9時00分から10時28分で、料金は600円で済みました。今日は、ここだけで帰りました。なお、チケットは前売り券を購入しているので、確実に後期も行きます。アップするかどうかは分かりませんが・・・

緊急事態宣言発出による政府の要請により、新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため、4月25日(日)から5月11日(火)まで全館臨時休館となりました。

5月12日(水)から緊急事態宣言が31日(月)まで延長となりましたが、京都国立博物館は12日から再開されました。ただ「凝然国師没後700年 特別展 鑑真和上と戒律のあゆみ」展の延長はありません。

※.後期展には4月27日に行く予定にしてました。それが休館となって行く日を検討しましたが、どうしても予定がつかず、後期展を断念し、払い戻しを受けることにしました。

【京都国立博物館】

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック