かつて等持院撮影所があった 臨済宗天龍寺派 等持院へ
昨日の4月25日(日)から京都府に緊急事態宣言が発出されましたが、ニュース映像を見る限り、観光客が減ったようには思えません。昨年の1回目の緊急時代宣言では、ほとんどの寺院が閉門されましたが、3回目の今回の緊急事態宣言では、閉門はされてないようです。ただ京都国立博物館、京都市京セラ美術館、、福田美術館、嵯峨嵐山文華館、堂本印象美術館、京都府立植物園、京都市動物園、元離宮二条城、東映太秦映画村などは5月11日(火)まで(映画村は15日まで)臨時休業となりました。ただ寺院が開いているので、私は当日、快晴の天気に恵まれたこともあって、ツツジが見頃になった等持院に行きました。
世界文化遺産の仁和寺や龍安寺、金閣寺が"きぬがけの路"に面しているのに、等持院は奥まった住宅街の中にあります。私は何度か車で来ているので慣れてますが、初めて車で来るには少々迷うかも知れませんね。
今日は、きぬがけの路から入りました。もう慣れましたが、迷わず「山門」前に到着。ここから車で入ります。
山門を入ると住宅街ですが、ここはかつて1933年(昭和8年)まで、等持院撮影所がありました。今は面影はまったくありませんが、次に「中門」を車で進みます。
中門から直ぐの所に、「マキノ省三像」が建っています。衣笠山を背にひっそりと、かつての等持院撮影所を見下ろしているマキノ省三です。
今日は天気が良かったわりに、気温は低めで北風が強く吹いてます。それでも車を「表門」前の木陰に止めました。ここの開門は9時ですが、時計は10時4分になっていました。
表門を入る前に、「鐘楼」を見ました。鐘楼は拝観料無しで自由に見られます。特に由緒は調べましたが分かりませんでした。
広い駐車場に車が止まってないようで、空いていると思われます。ただ、等持院は殆どいつも空いてますが・・・。
表門を入ると、正面に雄大な「庫裏」があって、拝観受付があります。この庫裏には足利家の家紋である、二つ引両という丸に2本の線を引いたものが見えますし、屋根の鬼瓦も見所です。
庫裏を入るとチャイムが鳴るので受付に人が出て来られます。靴を下駄箱に預けて上がる前に、見上げると「櫓煙出し」が見えます。かつて寺の台所であった名残でしょう。
拝観料500円を納めると、拝観コースを案内されますが、知ってます。さっそく「方丈(本堂)」に向かいました。達磨図は天龍寺派元管長関牧翁老師筆「祖師像」です。
最初に見るのは「方丈南庭」で、枯山水庭園です。方丈の修復工事に際に、庭園も綺麗に整備されました。正面に見えるのは「唐門」です。
この方丈は、福島正則が1616年(元和2年)に建立した妙心寺塔頭 海福院(2011年の京の冬の旅で特別公開)の方丈を、1818年(文化15年)に等持院に移築されたもの。ご本尊は、釈迦牟尼仏が祀られています。
何度も来てるので知ってますが、受付で「仏像と霊光殿内は撮影禁止です」と言われました。この方丈も、前途したとおり等持院撮影所に使われて相当荒れていたそうです。ただ最近、修復工事をされたので綺麗になりましたね。
方丈から「霊光殿」への渡り廊下も綺麗に修復されました。前途したとおり霊光殿内は撮影禁止ですので、写真はありません。
室町幕府初代将軍・足利尊氏公が日頃信仰されていた地蔵尊(弘法大師空海作)を本尊に左右に達磨大師像と夢想国師像、そして歴代足利将軍木像(5代と14代を除く)、徳川家康(廃仏毀釈により石清水八幡宮から移されたもの)42歳の厄除けの霊験を受けた像が安置されています。
霊光殿を出て方丈と前庭を見ています。予報では今日と明日は天気が良いみたいで、快晴ですね。
方丈から、「芙蓉池」を見ています。何度来ても、ここの庭園は綺麗ですが、作庭の起源は分からないそうです。
受付で言われましたが、書院からスリッパに履き替え、庭園内を散策できます。多分、躑躅やアヤメが咲いているのでしょう楽しみです。
【等持院】
世界文化遺産の仁和寺や龍安寺、金閣寺が"きぬがけの路"に面しているのに、等持院は奥まった住宅街の中にあります。私は何度か車で来ているので慣れてますが、初めて車で来るには少々迷うかも知れませんね。
今日は、きぬがけの路から入りました。もう慣れましたが、迷わず「山門」前に到着。ここから車で入ります。
山門を入ると住宅街ですが、ここはかつて1933年(昭和8年)まで、等持院撮影所がありました。今は面影はまったくありませんが、次に「中門」を車で進みます。
中門から直ぐの所に、「マキノ省三像」が建っています。衣笠山を背にひっそりと、かつての等持院撮影所を見下ろしているマキノ省三です。
今日は天気が良かったわりに、気温は低めで北風が強く吹いてます。それでも車を「表門」前の木陰に止めました。ここの開門は9時ですが、時計は10時4分になっていました。
表門を入る前に、「鐘楼」を見ました。鐘楼は拝観料無しで自由に見られます。特に由緒は調べましたが分かりませんでした。
広い駐車場に車が止まってないようで、空いていると思われます。ただ、等持院は殆どいつも空いてますが・・・。
表門を入ると、正面に雄大な「庫裏」があって、拝観受付があります。この庫裏には足利家の家紋である、二つ引両という丸に2本の線を引いたものが見えますし、屋根の鬼瓦も見所です。
庫裏を入るとチャイムが鳴るので受付に人が出て来られます。靴を下駄箱に預けて上がる前に、見上げると「櫓煙出し」が見えます。かつて寺の台所であった名残でしょう。
拝観料500円を納めると、拝観コースを案内されますが、知ってます。さっそく「方丈(本堂)」に向かいました。達磨図は天龍寺派元管長関牧翁老師筆「祖師像」です。
最初に見るのは「方丈南庭」で、枯山水庭園です。方丈の修復工事に際に、庭園も綺麗に整備されました。正面に見えるのは「唐門」です。
この方丈は、福島正則が1616年(元和2年)に建立した妙心寺塔頭 海福院(2011年の京の冬の旅で特別公開)の方丈を、1818年(文化15年)に等持院に移築されたもの。ご本尊は、釈迦牟尼仏が祀られています。
何度も来てるので知ってますが、受付で「仏像と霊光殿内は撮影禁止です」と言われました。この方丈も、前途したとおり等持院撮影所に使われて相当荒れていたそうです。ただ最近、修復工事をされたので綺麗になりましたね。
方丈から「霊光殿」への渡り廊下も綺麗に修復されました。前途したとおり霊光殿内は撮影禁止ですので、写真はありません。
室町幕府初代将軍・足利尊氏公が日頃信仰されていた地蔵尊(弘法大師空海作)を本尊に左右に達磨大師像と夢想国師像、そして歴代足利将軍木像(5代と14代を除く)、徳川家康(廃仏毀釈により石清水八幡宮から移されたもの)42歳の厄除けの霊験を受けた像が安置されています。
霊光殿を出て方丈と前庭を見ています。予報では今日と明日は天気が良いみたいで、快晴ですね。
方丈から、「芙蓉池」を見ています。何度来ても、ここの庭園は綺麗ですが、作庭の起源は分からないそうです。
受付で言われましたが、書院からスリッパに履き替え、庭園内を散策できます。多分、躑躅やアヤメが咲いているのでしょう楽しみです。
【等持院】
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