「平家物語」の悲恋の舞台 奥嵯峨 祇王寺へ
5月19日(水)、前日の天気予報は曇りでしたが、当日は朝から雨降りでした。予報も午前は雨降りで昼から曇りと変わってましたね。この日は、所用があって、朝から傘を差して出掛け用事が終わり次第、徒歩で久し振りの祇王寺に向かいました。
祇王寺は、紅葉が見事で京都でも人気のある寺院の一つです。私は2011年12月4日に散り紅葉を見に行ってから、来てませんでした。
「平家物語」の悲恋の舞台である祇王寺は、元の名を往生院祇王寺でした。しかし、明治初期の廃仏毀釈により廃寺となってしまいます。残された仏像は旧地頭の大覚寺によって保管されてましたが、元京都府知事北垣国道氏の別荘一棟の寄進をうけ、大覚寺門跡楠玉諦師の尽力により再建されたのが、現在の祇王寺です。
現在、京都は緊急事態宣言下となっとおり、祇王寺が開門されているかどうか分かりませんでした。調べると開門されているようでしたが・・・?。
9時27分、ここが開いているのを見て、ホッとしました。せっかくここまで汗をかきながらやって来たからね。でも、マスクは汗でずぶ濡れになってしまいました。
祇王寺は真言宗大覚寺派の塔頭尼寺で、拝観料は大覚寺との共通券もありますが、ここだけにしました。300円でしたね。
苑内に入り参道を歩くと、中央に雨に濡れた美しい苔に覆われた「苔庭」が見えます。その奥が本堂にあたる「草庵」です。
雨にしたたる苔庭を見ながら、いったん茅葺きの門を出ます。外に出るわけではなく、このあと綺麗青モミジや苔庭を巡ります。
この苔庭に「フタバアオイ(双葉葵)」がありました。今年は中止となりましたが、5月15日に賀茂御祖神社(下鴨神社)と、賀茂別雷神社(上賀茂神社)で行われる「葵祭」の飾り付けで用いられます。
ここで「苔棚」には代表的な苔について紹介されてました。右から「一両(アリドオシの別名)」「十両(ヤブコウジの別名)」「百両(カラタチバナの別名)」「千両(センリョウ科)」「万両(ヤブコウジ科)」でした。
綺麗な「苔庭」を見ながら「草庵」までやって来ました。以前、来た時は開いて無かった扉が開いてて、ここから内部を見ることが出来るようになってましたね。
「草庵」の前には「蹲踞」があって、そこから見る「苔庭」も綺麗で、雨降りでも充分楽しむことができました。
誰も居ないので、傘を前に開いたまま置いておき、靴を脱いで上がりゆっくりさせてもらいます。
仏壇には、右から「仏御前」「祇女」「本尊大日如来」「平清盛」「祇王」「母刀自」と並んでいます。以前、飼い猫がウロウロしてたんですが、今日は見られなかったです。
草庵の控えの間にある大きな丸窓を「吉野窓」と言います。境内の緑葉を通って差し込む日差しが障子に色とりどりの色彩を映し出しますね。以前、ネスカフェの香味焙煎のCMに使われたので覚えてました。
いつ来ても人が多かったので、草庵内でゆっくり見させて貰いました。「往生院」の扁額もありましたね。
草庵で、雨が上がるのを待ちましたが、止む気配はありません。再び傘を差して、最後の目的地に向かいました。
最後に向かったのは・・・向かって右の五輪塔が平清盛の供養塔で、左の宝篋印塔が祇王、祇女、刀自の墓で、いずれも鎌倉時代に造られたものです。
雨に濡れた石碑を見付けましたが、何が書かれているか分かりません。それで出口に向かっていると「祇王寺祇女桜」と書かれて立て札がありましたが、どれが桜なんでしょうか?。
9時47分に祇王寺を出て行きました。「祇王の小路」も行きたかったけど、調べると10時開店でした。
ここから先の「滝口寺」にも行ってみようと思って石段を登って行きましたが、門は固く閉まってました。開門されてるのかなぁ・・・分かりません。ここから雨の中帰路に着きました。
【祇王寺】
祇王寺は、紅葉が見事で京都でも人気のある寺院の一つです。私は2011年12月4日に散り紅葉を見に行ってから、来てませんでした。
「平家物語」の悲恋の舞台である祇王寺は、元の名を往生院祇王寺でした。しかし、明治初期の廃仏毀釈により廃寺となってしまいます。残された仏像は旧地頭の大覚寺によって保管されてましたが、元京都府知事北垣国道氏の別荘一棟の寄進をうけ、大覚寺門跡楠玉諦師の尽力により再建されたのが、現在の祇王寺です。
現在、京都は緊急事態宣言下となっとおり、祇王寺が開門されているかどうか分かりませんでした。調べると開門されているようでしたが・・・?。
9時27分、ここが開いているのを見て、ホッとしました。せっかくここまで汗をかきながらやって来たからね。でも、マスクは汗でずぶ濡れになってしまいました。
祇王寺は真言宗大覚寺派の塔頭尼寺で、拝観料は大覚寺との共通券もありますが、ここだけにしました。300円でしたね。
苑内に入り参道を歩くと、中央に雨に濡れた美しい苔に覆われた「苔庭」が見えます。その奥が本堂にあたる「草庵」です。
雨にしたたる苔庭を見ながら、いったん茅葺きの門を出ます。外に出るわけではなく、このあと綺麗青モミジや苔庭を巡ります。
この苔庭に「フタバアオイ(双葉葵)」がありました。今年は中止となりましたが、5月15日に賀茂御祖神社(下鴨神社)と、賀茂別雷神社(上賀茂神社)で行われる「葵祭」の飾り付けで用いられます。
ここで「苔棚」には代表的な苔について紹介されてました。右から「一両(アリドオシの別名)」「十両(ヤブコウジの別名)」「百両(カラタチバナの別名)」「千両(センリョウ科)」「万両(ヤブコウジ科)」でした。
綺麗な「苔庭」を見ながら「草庵」までやって来ました。以前、来た時は開いて無かった扉が開いてて、ここから内部を見ることが出来るようになってましたね。
「草庵」の前には「蹲踞」があって、そこから見る「苔庭」も綺麗で、雨降りでも充分楽しむことができました。
誰も居ないので、傘を前に開いたまま置いておき、靴を脱いで上がりゆっくりさせてもらいます。
仏壇には、右から「仏御前」「祇女」「本尊大日如来」「平清盛」「祇王」「母刀自」と並んでいます。以前、飼い猫がウロウロしてたんですが、今日は見られなかったです。
草庵の控えの間にある大きな丸窓を「吉野窓」と言います。境内の緑葉を通って差し込む日差しが障子に色とりどりの色彩を映し出しますね。以前、ネスカフェの香味焙煎のCMに使われたので覚えてました。
いつ来ても人が多かったので、草庵内でゆっくり見させて貰いました。「往生院」の扁額もありましたね。
草庵で、雨が上がるのを待ちましたが、止む気配はありません。再び傘を差して、最後の目的地に向かいました。
最後に向かったのは・・・向かって右の五輪塔が平清盛の供養塔で、左の宝篋印塔が祇王、祇女、刀自の墓で、いずれも鎌倉時代に造られたものです。
雨に濡れた石碑を見付けましたが、何が書かれているか分かりません。それで出口に向かっていると「祇王寺祇女桜」と書かれて立て札がありましたが、どれが桜なんでしょうか?。
9時47分に祇王寺を出て行きました。「祇王の小路」も行きたかったけど、調べると10時開店でした。
ここから先の「滝口寺」にも行ってみようと思って石段を登って行きましたが、門は固く閉まってました。開門されてるのかなぁ・・・分かりません。ここから雨の中帰路に着きました。
【祇王寺】
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