サツキ咲く庭園 等持院へ
5月25日の臨済宗天龍寺派 等持院のTwitterで、「庭園のサツキが見頃を迎えてます」と書かれていました。2017年(平成29年)6月3日以来、サツキが咲いてる頃に来て無かったので5月31日(月)に行ってきました。
梅雨の長雨が上がり、梅雨前線が南海上に下がると、カラッとした晴天が続きました。この日も雲一つない晴天です。
暑いので「表門」から離れた木陰に車をとめました。表門の周りにもサツキが咲いていたので、庭園・・・期待できますね
。

表門を入ると、正面に雄大な「庫裏」があって、そこには足利家の家紋「二つ引両」が見えます。
庫裏を入り、下駄箱に靴を預けますが、既に何足かあるので先客がいるのは確実です
。受付で拝観料500円を納めて、いつものルートから見て行くことにしました。
先ずは「方丈(本堂)」に向かいますが、その前にある達磨図は天龍寺派元管長関牧翁老師筆「祖師像」です。


方丈には誰も居ませんでした。綺麗なサツキ咲く庭園を見られているのでしょう
。新緑の美しい「方丈南庭」を見て次へと向かいます。
先は急ぎたい気持ちを抑えて、お参りとお賽銭は済ませました
。ご本尊は、釈迦牟尼仏が祀られています。撮影禁止ですが・・・。

歴代足利将軍の木像が祀られている「霊光殿」は帰りに寄ることにして、先に庭園に向かいます。


「方丈(本堂)」裏の縁側から、芙蓉池越しに茶室「清漣亭」を見ています。サツキは少し過ぎたかもしれませんが咲いてました。綺麗です
。


等持院の庭園は東西に分かれ、西の庭は芙蓉池と称し衣笠山を借景にした池泉回遊式であり北側に義政公好みの茶室「清漣亭」があります。庭園には書院からスリッパに履き替えて散策します。


前途したとおり茶室「清漣亭」ですが、ここ最近は結界を造られ、この茶室を見られなくなりました。


茶室「清漣亭」前から、「方丈(本堂)」と「書院」を見ています。先に庭園に入られた先客を写らないように・・・少々苦労しました
。
茶室「清漣亭」横にある「司馬温公形手水鉢」は見られなくなりました。ただ「等持院形灯籠」は遠くから見えています。


次に庭園の東側に移動します。そこには「心字池」を中心にした庭園で、手前にはもうずく見頃になりそうな半夏生が植わっています。








心字池湖畔に咲く、サツキを見ながら「蓬莱島」までやって来ました。ここから石橋を渡ります。

この島にはかつて「妙音閣」がありましたが、1950年(昭和25年)にジェーン台風の強風により倒壊し、今は礎石しか残っていません。ここにもサツキが咲いています。
蓬莱島から戻り、苑路にある足利家15代の供養塔という「十三重塔」を見て方丈裏まで戻りました。

今日は、「足利尊氏公のお墓」と言われる室町幕府初代将軍の宝篋印塔によって、その台座に注目しました。そこには、足利尊氏の命日が刻んであると知ったからです。
足利尊氏の命日は、延文3年4月30日です。台座の右側に「延文三年」、左に「四月三十日」が読み取れました。文字は霞んで見にくいですが・・・。



書院に戻り、前回と同様、お茶席でお菓子をいただきました。京菓子司 笹屋守栄さんのお菓子が美味しかったからです
。

帰りに「霊光殿」に寄りました。足利尊氏の念持仏として信仰されたいた「利運地蔵尊」(弘法大師作)が本尊として祀られており、他に歴代足利将軍像など、今回もゆっくり鑑賞させて貰いました。
この等持院には、かつて等持院撮影所がありました。その名残に中門近くに「マキノ省三像」が建っています。その原形が等持院に寄贈されありました。
綺麗なサツキを見られ、美味しいお菓子も食べられ良かったです。ここには10時37分に出て行きました。
いつの間にか、先客の姿も無く駐車場に止まっていた車も出て行ってましたね。等持院は、金閣寺・龍安寺・仁和寺と違って「きぬかけの路」から離れているので、拝観者は何時行っても少ないです。住宅街の中にあるので車で行く場合、道を覚えるのに時間がかかりました
。今は、問題なく行けますけど
。次回は半夏生を見てみたいです。
【等持院】

















































足利尊氏の命日は、延文3年4月30日です。台座の右側に「延文三年」、左に「四月三十日」が読み取れました。文字は霞んで見にくいですが・・・。







この等持院には、かつて等持院撮影所がありました。その名残に中門近くに「マキノ省三像」が建っています。その原形が等持院に寄贈されありました。
綺麗なサツキを見られ、美味しいお菓子も食べられ良かったです。ここには10時37分に出て行きました。
いつの間にか、先客の姿も無く駐車場に止まっていた車も出て行ってましたね。等持院は、金閣寺・龍安寺・仁和寺と違って「きぬかけの路」から離れているので、拝観者は何時行っても少ないです。住宅街の中にあるので車で行く場合、道を覚えるのに時間がかかりました


【等持院】
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