京都随一新緑の庭園「春の特別公開」天龍寺塔頭 宝厳院へ
5月5日(水・祝)は一日中雨降りでした。朝から夜遅くまで雨はやみまなく降り続いたと思います。その日の天気予報で、気象予報士さんは「天気は回復しますが黄砂が襲来します」と言ってました。そして翌日になって、雨は上がり天気は快晴でしたが、・・・しかし、予報に反して青空が広がっています
。その日の夕方の天気予報で、その予報士さんは「少しは黄砂が来たようですが外れてスイマセン」と
。キャスターの方も、「洗濯物室内で干して来た」と言われ、小さくなってました
。ただ、明後日の土曜日には濃い黄砂が来るらしいです。本当かなぁ
。
我が家は、連休中巣籠もりしていたので、連休明けに新緑が美しい宝厳院に青モミジを家族を連れて見に行きました。私は3月26日に桜を見に来ましたが、家族は初めての訪問です
。
8時55分に、天龍寺の法堂前に車を止めました。宝厳院は9時開門のため、ゆっくりゆっくり歩いて行きます。

天気予報の黄砂は気になりましたが、昨日の雨降りで新緑は綺麗だろうなぁ・・・と予想はしてましたが・・・?。
まだ時間が早いので、「湯豆腐 嵯峨野」前の羅漢像を見ていきました。ここで宝厳院の門を開けられている音が聞こえてきたので向かいます。


着くと早速「拝観受付所」で拝観料500円を納めていると、後ろに3組並ばれています。桜の時期でも空いていたのに、これは驚きです。
まだまだ連休中なんでしょうね。それより案内で茶席をやられているようで、後で入ってみるか考えます
。

入る時、「昨日の雨で新緑が光ってますよ」と言われたとおり、見事な青モミジでした
。

最初にみるは「苦海」と呼ばれる小石が敷き詰められた海です。この苦海を先を争って石の舟で渡り、対岸にある釈迦如来(三尊石で表現)のもとに説法を獣たちが聞きに行く様子を表しています。
また、三尊石の左には「瀧門瀑」があります。これは中国の黄河中流にある滝で激流を登り切った鯉魚は龍となるという伝説の登龍門を表しています。




新緑の香りに包まれなが、苑路を奥に進むと「破岩の松」に出会います。この不思議な松は現在、枯死してしますが、岩の割れ目から松の種が芽を吹き、成長とともに岩を砕いて樹高が10㍍近くになったと言います。


次に「本堂」には向かわず苑路を進みます。すると目の前に巨石が
。「碧岩」と言い、約2億年前の海底に堆積した微生物やプランクトンが水圧で圧縮されて出来た「岩石(チャート)」です。大堰川上流の山手より産出されたようです。


昨日の雨降りで、苔も輝いていますね。新緑も苔も綺麗です。天気も良く、黄砂も来なくて良い日に来たものです
。
次に「書院」前にあるのが「豊丸垣(ほうがんがき)」と呼ばれる竹を利用した独特の垣根で、豊丸とは茶人の名前だそうです。

次の巨石が獅子の顔に似た「獅子岩」です。こちら「岩石(チャート)」でした。1799年(寛政11年)発行の「都林泉名勝図鑑」(秋里籬島 著)に記載されてるそうです。

こちらが「書院」で、「第40回 京の夏の旅」で内部が公開されました。猛烈に暑い夏の日でしたね。

庭園内にも「羅漢像」があります。案内では羅漢とは、釈尊の弟子で崇高な修行者「悟りを得た人」を意味します。
この苔むした庭園内に「座禅石」が、その奥に「豊丸垣」が見えています。宝厳院は臨済宗の寺院で、ここで僧侶が座禅されたのでしょうか?。



前回来てて、初めて気づいた「旧渡月橋親柱」です。それで、ここを通ったので知ったふりして家族に紹介しました
。




そのまま苑路を出口に向かって歩いていくと、非公開の茶席「青嶂軒(せいしょうけん)」がありますが、今日も閉まって見られません。

先程の豊丸垣にもありましたが、こちらの垣は「宝厳院垣」と呼ばれています。それで出口に戻ってきたので茶席を注文することにしました。
茶席の申込みは受付のみです。1席500円で、そちらに向かいました。この日の最低気温は10.6℃で肌寒さを感じましたが、この時間ぐらいから、ぐんぐん気温が上がってきました
。
【天龍寺塔頭 宝厳院】





我が家は、連休中巣籠もりしていたので、連休明けに新緑が美しい宝厳院に青モミジを家族を連れて見に行きました。私は3月26日に桜を見に来ましたが、家族は初めての訪問です

















































茶席の申込みは受付のみです。1席500円で、そちらに向かいました。この日の最低気温は10.6℃で肌寒さを感じましたが、この時間ぐらいから、ぐんぐん気温が上がってきました

【天龍寺塔頭 宝厳院】
この記事へのコメント