妙心寺塔頭 東林院「沙羅の花を愛でる会」へ
6月15日~30日まで、通常非公開の妙心寺塔頭 東林院(とうりんいん)で、「沙羅の花を愛でる会」が開かれます。私は2006年(平成18年)6月20日と2011年(平成23年)6月25日の過去2回行ってました。もう10年も行ってないので今年は行ってみようと思っていたところ、21日(月)の天気が朝から快晴だったとことから、用事を済ませてから妙心寺に向かうことに。
いつものように、妙心寺第二駐車場に車を9時40分頃止めました。東林院の開門は9時30分からで、思っていたより早く着けました。
映画やドラマの撮影で使われる、石畳をゆっくり歩いていき、ようやく山門が見えてきました。
山門前に受付があるので、そこで1600円を納めます。そのとき名前を聞かれるので、名前を書かれた「茶券」を忘れずに持って入ります。
山門から玄関まで見所がありますが、先ずは「方丈」を目指します。この時、9時50分頃でしたが、既に多くの靴がそこにありました。
方丈に上がると、拝観券と茶券を渡します。さほど広くない方丈には、ざっと20名弱の人が来られていました。やっぱり人気ありますね。先に、まだ縁側に人が少ない間に庭の写真を撮ろうとしたら、直ぐに名前を呼ばれたので座ることに・・・。
お菓子は「鼓月」さんの沙羅の花をイメージした、ここでしか食べられない和菓子、干菓子をいただきました。
私がお菓子をいただいてると、後ろを振り返ると誰も居ません。ここに入ったときは、6名の方がお菓子を食べられていたんですが・・・。
お菓子のあとは、急いで「本堂前庭」にある、10数本の沙羅双樹からなる「沙羅の林」で、青苔に落花した沙羅の花を眺めました。
方丈の西側にも沙羅の花が落ちてます。多分、お寺の方が綺麗に並べて行かれるのでしょう。
沙羅の花は「ナツツバキ」と呼ばれ、白い椿のような花を咲かせますが、一日に落花してしまいます。そのはかなさが拝観者の心を打ちリピータの多い「沙羅の花を愛でる会」なんでしょう。そして10時10分頃に僧侶の方の説法が始まりました。以前は西川玄房住職さんがされてましたが、今日は副住職さんでしょうか分かりませんが・・・。
いつの間にか、鈴なりの人です。私は縁側に座れましたが話しが終わるまで出られません。団体さんが来ないのに、この人気・・・驚きです。
今年の「沙羅の花を愛でる会」は15日から始まりましたが、沙羅の花のピークは、その15日だったようです。今年は例年になく咲くの早かったのと、私が訪れた日は天気が良すぎて、花が萎れ言われた言われました。沙羅の花は、朝に咲けば夕方から夜にかけて、パタパタと落ちてしまう「一日花」と呼ばれる可憐ではかないです。今から45年前に始められた行事で、「今日元気で庭の前に来て花を愛でられることに感謝し、幸せを感じ、お茶を一杯のんでほっこりとした気持ちになってもらう」そんなふうに思いやってますと。
約15分、面白おかしく話されました。これも人気なんですね。話しが終わると、後ろの人に縁側を譲り私は堂内のご本尊にお参りです。
ご本尊は「観世音菩薩」様でした。私もそうですが、皆さん沙羅の花をお目当てに来られているので、観音様に手を合わせている人は少ないですね。
10時30分に、ここを出ました。新型コロナウイルスの感染対策で、座る位置も指定するシールや常に扇風機が回ってましたが、正直密でした。
ここを出ると、行きはスルーしましたが、一つ一つ見て行きます。先ずはご住職手作りの「沙羅の花」で屋根に取り付けてあるそうです。
お隣は、何が書かれているか読めませんが「山田無文老大師作のご染筆」と案内版にはありました。
次に、案内版には「東海大光老大師御手作り陶板」と書かれており、「帰るとき来た時よりも美しく」と刻まれています。
そして、奥には「クチナシ」の花が綺麗に咲いてます。少し、峠は過ぎたようですが・・・。
こちらは、一輪だけ「花菖蒲」が咲いています。ここは沙羅の花だけはなく、帰りも楽しめました。
山門を出て、門前に咲いている「アジサイ」に寄りました。ただ、見頃は残念ながら過ぎてましたね、天気良すぎです・・・梅雨なのに・・・。
こちらは「松葉菊」です。足元に咲いてました。住職さんの話しでは、例年に比べると30%ほど少ないらしいです。団体さんが来ないからでしょうね。
この日、西川玄房住職さんの姿はありませんでしたが、6月22日のKBS京都「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演されました。偶然、ラジオを聞いてたら東林院を紹介され、住職さんが出てこられたわけです。お元気そうでなによりです。ここから妙心寺第二駐車場に戻り帰りました。
【妙心寺塔頭 東林院】
いつものように、妙心寺第二駐車場に車を9時40分頃止めました。東林院の開門は9時30分からで、思っていたより早く着けました。
映画やドラマの撮影で使われる、石畳をゆっくり歩いていき、ようやく山門が見えてきました。
山門前に受付があるので、そこで1600円を納めます。そのとき名前を聞かれるので、名前を書かれた「茶券」を忘れずに持って入ります。
山門から玄関まで見所がありますが、先ずは「方丈」を目指します。この時、9時50分頃でしたが、既に多くの靴がそこにありました。
方丈に上がると、拝観券と茶券を渡します。さほど広くない方丈には、ざっと20名弱の人が来られていました。やっぱり人気ありますね。先に、まだ縁側に人が少ない間に庭の写真を撮ろうとしたら、直ぐに名前を呼ばれたので座ることに・・・。
お菓子は「鼓月」さんの沙羅の花をイメージした、ここでしか食べられない和菓子、干菓子をいただきました。
私がお菓子をいただいてると、後ろを振り返ると誰も居ません。ここに入ったときは、6名の方がお菓子を食べられていたんですが・・・。
お菓子のあとは、急いで「本堂前庭」にある、10数本の沙羅双樹からなる「沙羅の林」で、青苔に落花した沙羅の花を眺めました。
方丈の西側にも沙羅の花が落ちてます。多分、お寺の方が綺麗に並べて行かれるのでしょう。
沙羅の花は「ナツツバキ」と呼ばれ、白い椿のような花を咲かせますが、一日に落花してしまいます。そのはかなさが拝観者の心を打ちリピータの多い「沙羅の花を愛でる会」なんでしょう。そして10時10分頃に僧侶の方の説法が始まりました。以前は西川玄房住職さんがされてましたが、今日は副住職さんでしょうか分かりませんが・・・。
いつの間にか、鈴なりの人です。私は縁側に座れましたが話しが終わるまで出られません。団体さんが来ないのに、この人気・・・驚きです。
今年の「沙羅の花を愛でる会」は15日から始まりましたが、沙羅の花のピークは、その15日だったようです。今年は例年になく咲くの早かったのと、私が訪れた日は天気が良すぎて、花が萎れ言われた言われました。沙羅の花は、朝に咲けば夕方から夜にかけて、パタパタと落ちてしまう「一日花」と呼ばれる可憐ではかないです。今から45年前に始められた行事で、「今日元気で庭の前に来て花を愛でられることに感謝し、幸せを感じ、お茶を一杯のんでほっこりとした気持ちになってもらう」そんなふうに思いやってますと。
約15分、面白おかしく話されました。これも人気なんですね。話しが終わると、後ろの人に縁側を譲り私は堂内のご本尊にお参りです。
ご本尊は「観世音菩薩」様でした。私もそうですが、皆さん沙羅の花をお目当てに来られているので、観音様に手を合わせている人は少ないですね。
10時30分に、ここを出ました。新型コロナウイルスの感染対策で、座る位置も指定するシールや常に扇風機が回ってましたが、正直密でした。
ここを出ると、行きはスルーしましたが、一つ一つ見て行きます。先ずはご住職手作りの「沙羅の花」で屋根に取り付けてあるそうです。
お隣は、何が書かれているか読めませんが「山田無文老大師作のご染筆」と案内版にはありました。
次に、案内版には「東海大光老大師御手作り陶板」と書かれており、「帰るとき来た時よりも美しく」と刻まれています。
そして、奥には「クチナシ」の花が綺麗に咲いてます。少し、峠は過ぎたようですが・・・。
こちらは、一輪だけ「花菖蒲」が咲いています。ここは沙羅の花だけはなく、帰りも楽しめました。
山門を出て、門前に咲いている「アジサイ」に寄りました。ただ、見頃は残念ながら過ぎてましたね、天気良すぎです・・・梅雨なのに・・・。
こちらは「松葉菊」です。足元に咲いてました。住職さんの話しでは、例年に比べると30%ほど少ないらしいです。団体さんが来ないからでしょうね。
この日、西川玄房住職さんの姿はありませんでしたが、6月22日のKBS京都「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演されました。偶然、ラジオを聞いてたら東林院を紹介され、住職さんが出てこられたわけです。お元気そうでなによりです。ここから妙心寺第二駐車場に戻り帰りました。
【妙心寺塔頭 東林院】
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