国名勝指定記念 特別拝観 仁和寺御所庭園へ
世界文化遺産 仁和寺では、2021年(令和3年)3月26日付で、京都市指定名勝「仁和寺庭園」が、国指定名勝「仁和寺御所庭園」として官報告示されました。それで、6月19日より、「国名勝指定記念 特別拝観 仁和寺御所庭園」として、従来の拝観料500円から800円と値上げされました。値上げされたので、何か拝観内容が変わったのかなぁ・・・と思い、7月12日(月)に行ってみることに。
余談ですが、その翌日13日(火)に「九州北部と中国が梅雨明け」、14日(水)に「北陸地方が梅雨明け」、16日(金)「関東甲信・東北で梅雨明け」、近畿地方の梅雨明けは17日(土)で、過去最長62日間の長い梅雨でした。それで、12日は曇りで昼から雨が降りましたが、蒸し蒸しするほど暑かったです。
9時40分頃に仁和寺の駐車場に車を入れました。止まっている車は、殆どボックス型のタクシーです。多分、修学旅行生が来てるのでしょう。
境内には「東門」から入りました。暑いので、ゆっくり歩いて「本坊表門」(重要文化財)前でやってきて、「拝観受付所」にて拝観料800円を納め、門をくぐります。
門を入り正面にある大玄関から上がりますが、特別公開とあったので、この「皇族門」から庭園に入れるかも・・・と思っていました。
予想が外れたけど「大玄関」から靴を脱いで上がりました。何処が特別拝観なのか、この先が気になります。
入ると「南庭」が見えてきました。向こうには「宸殿」も見えてますが、特別変わったことはありません。
先に「白書院」の室内を見ていきます。特別変わったことはありません。襖絵は、1937年(昭和12年)に福永晴帆画伯によって、松を主題にした景色が描かれました。
「南庭」と「宸殿」を撮りましたが、何も変化は無いですね。見た所、タクシーの運転手さんに連れられた修学旅行生は何組か来ているようです。
次に順路通りに進み、「宸殿」前にある、「右近の橘」「左近の桜」を撮りました。
南庭を見ながら宸殿に入り、そこから見た「白書院」です。誰も居ないように見えますが修学旅行生は来てます。
次に宸殿から「宸殿北庭」が見えました。ここも以前と変わらない風景です。ただ茶室「飛濤亭」が綺麗になってました。
この「宸殿北庭」には、池越しに「五重塔」や「霊明殿」が見えますし、流れ落ちる滝も見えます。
宸殿北庭は、1690年(元禄3年)~1691年(元禄4年)に作庭されたことが「御室御記」に記されており、1646年(正保3年)の境内再建前後に、ほぼ現在みる形となったと考えられている。さらに大正時代に7代目小川治兵衛が樹木の手入れや植裁、池護岸の修理等の整備を行っている。同様に宸殿南庭も7代目小川治兵衛の作庭である。仁和寺の庭園は、江戸時代の寺院の池泉式庭園の形相を残し、さらには優れた風致景観を持つ造園価値が評価され、国名勝庭園として指定を受けた。
写真上から、「下段の間」「中段の間」「上段の間」です。最初の「下段の間」では、2020年(令和2年)11月7日~8日に「第33期竜王戦」豊島将之竜王(30)に羽生善治九段(50)が挑戦する竜王戦七番勝負第が行われたようです。
「宸殿」と「御所庭園」を見た後は、向かいに見えている「霊明殿」に向かいます。先ずは渡り廊下を通ります。
「霊明殿」の内部には歴代門跡の尊牌が安置され、ご本尊は薬師如来座像ですが秘仏です。
「霊明殿」の裏手には、重要文化財に指定されてる茶室「遼廓亭」、「飛濤亭」に通じる石畳が見えます。2014年(平成26年)には京都市文化観光資源保護財団主催で鑑賞させてもらいました。
「霊明殿」の裏手が工事中のため一周はできません。それで元に戻ると庭園の滝口が見えてました。
「霊明殿」から降りてくると、次に「黒書院」に入ります。ここまで特別拝観は何も無いですね。
黒書院の最初の部屋が「柳の間」で、ここではビデオ鑑賞できますが工事中でした。次が「松の間」「上段の間及び秋草の間」と続きます。
ここから順路通りに進めば「大玄関」に出ます。大玄関からは2組の修学旅行生が入ってこられました。仁和寺では高校生以下は無料なんですね。
それで、特別公開の見所は・・・結論・・・特別公開とうたってますが、以前の公開と何も変わってません。300円値上がっただけでした。
仁和寺ではゼロ・ヒガシダの彫刻展を7月4日より開催されてました。この作品、左が「IRORIⅡ」、右が「阿羅漢」です。
反対側には「祈り鶴の碑」がありました。期間限定で世界遺産と現代アートのコラボレーションを楽しめるみたいで、境内には6点も作品があるみたいです。
10時4分に御殿を出ました。特別公開のタイトルに騙された・・・のは言い過ぎですが、少し落胆しましたね。せっかく来たので、このあと境内を散策します。
【仁和寺】
余談ですが、その翌日13日(火)に「九州北部と中国が梅雨明け」、14日(水)に「北陸地方が梅雨明け」、16日(金)「関東甲信・東北で梅雨明け」、近畿地方の梅雨明けは17日(土)で、過去最長62日間の長い梅雨でした。それで、12日は曇りで昼から雨が降りましたが、蒸し蒸しするほど暑かったです。
9時40分頃に仁和寺の駐車場に車を入れました。止まっている車は、殆どボックス型のタクシーです。多分、修学旅行生が来てるのでしょう。
境内には「東門」から入りました。暑いので、ゆっくり歩いて「本坊表門」(重要文化財)前でやってきて、「拝観受付所」にて拝観料800円を納め、門をくぐります。
門を入り正面にある大玄関から上がりますが、特別公開とあったので、この「皇族門」から庭園に入れるかも・・・と思っていました。
予想が外れたけど「大玄関」から靴を脱いで上がりました。何処が特別拝観なのか、この先が気になります。
入ると「南庭」が見えてきました。向こうには「宸殿」も見えてますが、特別変わったことはありません。
先に「白書院」の室内を見ていきます。特別変わったことはありません。襖絵は、1937年(昭和12年)に福永晴帆画伯によって、松を主題にした景色が描かれました。
「南庭」と「宸殿」を撮りましたが、何も変化は無いですね。見た所、タクシーの運転手さんに連れられた修学旅行生は何組か来ているようです。
次に順路通りに進み、「宸殿」前にある、「右近の橘」「左近の桜」を撮りました。
南庭を見ながら宸殿に入り、そこから見た「白書院」です。誰も居ないように見えますが修学旅行生は来てます。
次に宸殿から「宸殿北庭」が見えました。ここも以前と変わらない風景です。ただ茶室「飛濤亭」が綺麗になってました。
この「宸殿北庭」には、池越しに「五重塔」や「霊明殿」が見えますし、流れ落ちる滝も見えます。
宸殿北庭は、1690年(元禄3年)~1691年(元禄4年)に作庭されたことが「御室御記」に記されており、1646年(正保3年)の境内再建前後に、ほぼ現在みる形となったと考えられている。さらに大正時代に7代目小川治兵衛が樹木の手入れや植裁、池護岸の修理等の整備を行っている。同様に宸殿南庭も7代目小川治兵衛の作庭である。仁和寺の庭園は、江戸時代の寺院の池泉式庭園の形相を残し、さらには優れた風致景観を持つ造園価値が評価され、国名勝庭園として指定を受けた。
写真上から、「下段の間」「中段の間」「上段の間」です。最初の「下段の間」では、2020年(令和2年)11月7日~8日に「第33期竜王戦」豊島将之竜王(30)に羽生善治九段(50)が挑戦する竜王戦七番勝負第が行われたようです。
「宸殿」と「御所庭園」を見た後は、向かいに見えている「霊明殿」に向かいます。先ずは渡り廊下を通ります。
「霊明殿」の内部には歴代門跡の尊牌が安置され、ご本尊は薬師如来座像ですが秘仏です。
「霊明殿」の裏手には、重要文化財に指定されてる茶室「遼廓亭」、「飛濤亭」に通じる石畳が見えます。2014年(平成26年)には京都市文化観光資源保護財団主催で鑑賞させてもらいました。
「霊明殿」の裏手が工事中のため一周はできません。それで元に戻ると庭園の滝口が見えてました。
「霊明殿」から降りてくると、次に「黒書院」に入ります。ここまで特別拝観は何も無いですね。
黒書院の最初の部屋が「柳の間」で、ここではビデオ鑑賞できますが工事中でした。次が「松の間」「上段の間及び秋草の間」と続きます。
ここから順路通りに進めば「大玄関」に出ます。大玄関からは2組の修学旅行生が入ってこられました。仁和寺では高校生以下は無料なんですね。
それで、特別公開の見所は・・・結論・・・特別公開とうたってますが、以前の公開と何も変わってません。300円値上がっただけでした。
仁和寺ではゼロ・ヒガシダの彫刻展を7月4日より開催されてました。この作品、左が「IRORIⅡ」、右が「阿羅漢」です。
反対側には「祈り鶴の碑」がありました。期間限定で世界遺産と現代アートのコラボレーションを楽しめるみたいで、境内には6点も作品があるみたいです。
10時4分に御殿を出ました。特別公開のタイトルに騙された・・・のは言い過ぎですが、少し落胆しましたね。せっかく来たので、このあと境内を散策します。
【仁和寺】
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