珍しい地湧金蓮(チュウキンレイ)咲く常寂光寺へ
京都市は、8月30日(月)まで7日連続の熱帯夜。そして3日連続の猛暑日と暑さが続いてました。8月中旬に8日続いた長雨で気温は平年より、かなり低かったこともあって、この暑さは体に堪えます
。
夏の甲子園も記録的な順延になるほどの長雨は、まるで梅雨のような天気でした。結局長雨(8月12日~19日)のため、私は自宅に籠もっている日が多かったです。それで雨が上がった25日に龍安寺、そして30日に常寂光寺に行ったわけです。(20日に妙心寺に行ってますが午前は晴れましたが午後から雨降りでした)
この日の最低気温が26℃。着いた時の時間は9時35分で、既に気温計は32℃になってました。本当は奥嵯峨に歩いて行くつもりでしたが、この気温のため断念し、常寂光寺まで車でやって来た次第です。
常寂光寺の駐車場は、無料で数台は止められます。紅葉の時期以外は止められないことは無いです
。
山門を潜ると前方に「拝観受付所」があるので、拝観料500円を納め入ります。見た所、誰も居ないようですが・・・?。

拝観料を納めると前方に「仁王門」が見えます。茅葺きの仁王門は、青モミジに映えますね。綺麗です。この仁王門は、もと本圀寺客殿の南門として貞和年間(1345〜49)に建立されたものを、1616年(元和2年)に移築されたそうです。
「仁王門像」は、身の丈約2㍍、運慶の作と伝わる。仁王門像は目と足腰の病にご利益があるとされ、近在の檀信徒が「わらじ」を奉納して病気平癒を祈願されてるそうです。

仁王門をくぐり正面の階段を登る前に振り向くと、茅葺きに雑草が生えてきます。これが秋になると真っ赤に染まります
。
JR東海「そうだ京都、行こう。」の会員限定イベントで、「紅葉特別ライトアップ」があり2015年(平成27年)12月と2017年(平成29年)12月に行きました。それはそれは見事な紅葉でした
。
仁王門を出ると三叉路に出ますが、ここは真っ直ぐに石段を登ります。登り切った先には・・・?。
石段を登り切り振り返ります。帰りは、この石段から降りないので撮っておきました。
登り切った先には「本堂」があって、通常は入れません。2011年(平成23年)4月29日~5月5日の間、「全額東日本大震災義援金」と題して、堂内が公開されました。
本堂の向かって左手に展望台があるので、そちらに向かう途中に、「落葉ふんで 道新しく ひらけたり 義生」と書かれた句碑がありました。脚本家の高桑義生の句で、私は知りませんが「鳴門秘帖」「無法松の一生」の映画を書かれた方だそうです。
その句碑の先が「展望台」です。ただ、ここからはあまり京都市街が良く見えません。ここには、他にも展望台があるので、後程向かいます。


展望台の裏手には「妙見堂」があって、寄って行きます。1974年(昭和49年)に妙見堂本殿と拝殿の大改築がされたそうです。

拝殿を通って本殿前まで行けますが、通常非公開で200年(平成18年)には、格天井の修復がされましたが見られません。ただ、嵐山花灯路の「夜間特別拝観」では見ることができます。


次に境内の石段を登りますが、その前に本堂裏の庭を見に行きました。ここも苔が綺麗で、必ず寄りますね
。





本堂の裏手を出て、妙見堂本殿の横を進むと、最近整備された「竹林」に出ます。せっかく来たので、この竹林も散策しました。
ここから常寂光寺で、もっとも高い所まで登って行きます。暑いので汗が噴き出てきますが頑張ります
。

そのまま登らず、途中の「多宝塔」に寄りました。1620年(元和6年)建立と伝わり、内部の公開は聞いたことがありません。釈迦如来と多宝仏が安置されてるそうです。

多宝塔は、帰りにも通るのであっさり通過し、再び石段を登りきった先に「時雨亭跡」の石碑が建っています。江戸時代の中頃まで、ここに時雨亭がありましたが、昭和初期の台風により倒壊したそうです。
時雨亭跡の側には「歌仙祠(かせんし)」があります。1890年(明治23年)建立。1994年(平成6年)修復工事。内部には、藤原定家、藤原家隆像が祀られており、扁額の「歌遷祠」は富岡鉄斎の筆によるものです。
ここから常寂光寺の最高点まで急な石段を頑張って登ります。登り切ると京都市街を見下ろせる展望台があるからです。

ここから京都の市街地を見下ろせます。代表的な建物では清涼寺(嵯峨釈迦堂)の本堂が見えました。


最高点の展望台から、今度は急な石段を下ります。そして下った先には「多宝塔」があるわけです。
行きに通った多宝塔は、そのままスルーして、行きとは違うルートから下ります。その前に「開山堂」に寄りました。開山堂は2004年(平成16年)に、明石本立寺(ほんりゅうじ)野口僧正とその夫人によって建立されました。日禛上人坐像を安置しています。

開山堂から、元来た石段を下って行きます。下に見えているのは、右手が「妙見堂」、左手が「本堂」です。




石段を降りていくと、展望台に出ますが行きで見ているのでスルーです
。本堂前を通って次に「鐘楼」の前までやって来ました。

この鐘楼の前に、山門前の看板に書いてあった「地湧金蓮(チュウキンレイ)」が咲いてました。私は初めて見ましたが綺麗です。
何度も来てますが、季節毎に楽しめます。今日も人が少ない・・・と言うか誰も居ないので、ゆっくり散策できました。ここから仁王門前を通って山門から出て行きます。
【常寂光寺】


夏の甲子園も記録的な順延になるほどの長雨は、まるで梅雨のような天気でした。結局長雨(8月12日~19日)のため、私は自宅に籠もっている日が多かったです。それで雨が上がった25日に龍安寺、そして30日に常寂光寺に行ったわけです。(20日に妙心寺に行ってますが午前は晴れましたが午後から雨降りでした)
この日の最低気温が26℃。着いた時の時間は9時35分で、既に気温計は32℃になってました。本当は奥嵯峨に歩いて行くつもりでしたが、この気温のため断念し、常寂光寺まで車でやって来た次第です。





「仁王門像」は、身の丈約2㍍、運慶の作と伝わる。仁王門像は目と足腰の病にご利益があるとされ、近在の檀信徒が「わらじ」を奉納して病気平癒を祈願されてるそうです。



JR東海「そうだ京都、行こう。」の会員限定イベントで、「紅葉特別ライトアップ」があり2015年(平成27年)12月と2017年(平成29年)12月に行きました。それはそれは見事な紅葉でした













































何度も来てますが、季節毎に楽しめます。今日も人が少ない・・・と言うか誰も居ないので、ゆっくり散策できました。ここから仁王門前を通って山門から出て行きます。
【常寂光寺】
この記事へのコメント