ムラサキシキブ(紫式部)や彼岸花が咲く妙心寺塔頭 退蔵院へ

この日、最後に案内したのは妙心寺塔頭 退蔵院で、足立美術館の庭園を手がけた中根金作氏の庭園が残るので、是非見て欲しかったからです

IMG_0587.jpg11時1分に着きました。普段、お墓参りに行かれる方を見かけることは稀ですが、この日は多かったです。明日から彼岸の入りですからね。

IMG_0588.jpg表の枝垂れ桜の看板見て、「本当に、そんなに綺麗に咲くの?」と聞いてきたので、「あとで枝垂れ桜案内するよ」と。

拝観料は600円でしたが、この時は忘れてましたがJAF会員なら50円引きになったのに・・・残念

IMG_0589.jpgIMG_0590.jpg最初にお参りするため、重要文化財に指定されている「袴腰(はかまごし)大玄関」をくぐりました。

IMG_0594.jpgIMG_0593.jpg「方丈」前に着くと、堂内からお経の声が聞こえてきて、檀家さんが法要中のように見えたので靴を脱いで上がるは止めました。

IMG_0591.jpgそれで「元信の庭」も、下からの見学となりました。東京では珍しいのか、熱心に見てくれて良かったです。

IMG_0592.jpgIMG_0625.jpg次がメインの「余香苑(よこうえん)」ですが、入口の鯰の欄干を案内すると「気がつかなかったわ」と

IMG_0596.jpg門を入った左手には「陽の庭」があって、白砂が敷き詰められています。そして春には見事な枝垂れ桜は、ここで見られます。

IMG_0597.jpgIMG_0598.jpg何度か来ているのに気づかなかったのが、ここにある「羅漢石」です。立て札で分かりました

IMG_0599.jpgここから藤棚の方を見ると1組見えました。連休の谷間でも空いてますね。この時、京都は緊急時代宣言下でした。

IMG_0600.jpgIMG_0602.jpg次に「四阿」近くの「織部灯籠」を案内しようと思っていたら、彼岸花が綺麗に咲いてました。

織部灯籠は、戦国武将で茶人でもあった古田織部(1544~1615)が創案した灯籠の形であるといわれている。四角柱の竿石の上部が十字架様に張りだし、地面に直接埋め込んで建てるのが主な特徴で、竿石の形や彫像から、キリシタン灯籠とも呼ばれている。

IMG_0604.jpgその先の「水琴窟」にも寄って、音色を聞いて貰いました。特段、反応は無かったけど・・・

IMG_0612.jpg水琴窟から藤棚までやって来て、この風景を見て貰いました。この時間なら逆行なんですけど、曇り空で絶好の天気でしたね。東京の家族も綺麗な庭園を喜んでくれました

IMG_0606.jpgIMG_0609.jpgIMG_0611.jpgIMG_0613.jpg瓢箪池の畔には「ムラサキシキブ(紫式部)」が植えられており、紫の実が美しいです。

IMG_0615.jpgIMG_0616.jpg緊急時代宣言下では、土曜日、日曜日限定で営業されている茶席「大休庵」には、今日は入りません。等持院でお菓子食べたら

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帰りに売店で3軒分の「是什麼」を買って、持たせました。京菓子の老舗老松さんが作られているので、大変美味しいお菓子です。ここでしか買えないのでね

IMG_0621.jpgIMG_0622.jpgIMG_0624.jpg木襟に黒砂の「陰の庭」を紹介しました。庭に何か花が咲いてますが、遠いので分かりませんでした。

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11時25分に退蔵院を出ました。もうお昼だし、実家に帰るつもりで妙心寺の総門を出て第二駐車場に戻るつもりが・・・?。

ここから用事があると言うことで、三条京阪までの行き方を聞かれたけど、タクシーで行くことを勧めました。それで、ここで別れ私らは実家に帰りました。

【妙心寺塔頭 退蔵院】

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