真言宗総本山 東寺 別格本山 観智院「秋期特別公開」へ

世界文化遺産 教王護国寺(東寺)「秋期特別公開」が9月20日(月・祝)が始まり、「金堂・講堂」「宝物館」に行き、残りは真言宗総本山 東寺 別格本山 観智院だけとなりました。私は、2020年(令和2年)8月6日に行って以来となります。

IMG_0653.jpgIMG_0654.jpg東寺北大門を出て、観智院に向かって歩いて行くと、「洛南高校って何処?」と聞かれたので、写真左が洛南高校です。陸上の桐生選手やタレントの森脇さんの母校ですね

IMG_0655.jpg10時45分に「山門」前に着きました。まだ帰りの新幹線の時間には余裕があったので、ここもゆっくり見て行きます。

IMG_0657.jpgIMG_0656.jpg「山門」を入り拝観受付所のある「庫裏」から堂内に入ります。そこで共通券を差し出し堂内に入る前に受付の人から注意が・・・?。

IMG_0658.jpg「写真撮影はお庭のみでお願いします」と。それで皆を先に「客殿」に案内しました。

客殿に入ると、ラッキーなことに「京都SKY観光ガイド協会」の方がスタンバイされており、私らのグループだけでしたが、ガイドをしていただきました。ここから最後の本堂まで、ずっとです。ありがたいですね、私も初めて知ったことが多々ありました。それでガイドさんと同行したので堂内の写真は、過去に撮ったものです。

IMG_0673.jpgIMG_0674.jpg客殿内部は、上段の間、次の間、羅城の間、暗あんの間、使者の間からなり、最初に案内して貰ったのは「羅城(らじょう)の間」でした。

IMG_0675.jpg次が武者隠しの「控えの間」でした。ここの天井が紙で出来ていることはガイドさんに聞いて初めて知りました。

IMG_0676.jpgIMG_0677.jpg多分、次は「暗あんの間」でしょう、ここは案内が無く宮本武蔵筆が残る障壁画に移ります。

IMG_0661.jpgIMG_0662.jpg手前が「次の間」、奥が「上段の間」で、ここには宮本武蔵筆の「鷲図」および「竹図」の障壁画があります。ただ見た所、真意は不明ですね。

IMG_0665.jpgIMG_0666.jpgIMG_0667.jpg2017年(平成29年)に生まれ変わった新しい「涅槃禄長者の庭~」と呼ばれる枯山水庭園です。この中に真言密教の無限の宇宙観と涅槃寂静の境地を表しています。

CIMG1647.jpgこちらが以前の「五大の庭」です。弘法大師が唐から日本へ帰国される様子が、枯山水で現わされていました。ご覧のように大きく変わりました。

EPSON119.jpg
堂内は撮影禁止のため、2014年(平成26年)に貰ったポストカードから。ガイドさんはここで最後の案内をして貰いました。最初は私らだけのグループでしたが、いつの間にか10数名に膨れ上がってましたね

本尊の五尊はいずれも蓮の花弁で象どられた蓮台に結跏趺坐し、獅子、象、馬、孔雀、迦楼羅(かるら)という鳥獣の上に鎮座している。 山科の安祥寺の恵運が請来したと伝えられ、学僧の賢宝が安祥寺から移して本尊とされた。

案内が終わったら、右手には「愛染明王坐像」に家族がお参りしました。無事安産を祈願したのでしょう。後は自由行動です。

IMG_0678.jpgIMG_0679.jpgこの本堂の前に「土蔵」と「六地蔵尊」が祀られていましたので撮ってみました。

IMG_0669.jpgIMG_0659.jpg本堂と客殿の間には、創建当時から残る受「四方正面の庭」(桃山時代)の庭園があります。

IMG_0671.jpg次が「書院」ですが撮影禁止です。襖絵は浜田泰介画伯の「四季の図」「春の朝」「初夏の芽」「秋の音」「新雪」と題された作品が見られます。

IMG_0672.jpgIMG_0685.jpg書院と本堂に挟まれた、小さな庭園です。小さなお地蔵さんが可愛かったので撮って見ました

このあと廊下にでたあと右奥に進むと、茶室楓泉亭」があるので最後に見ていきます。なお、茶室内は撮影禁止のため写真はありません。

IMG_6628.jpgIMG_0680.jpgIMG_0681.jpgIMG_0682.jpgIMG_0683.jpgIMG_0684.jpg室町時代に、足利家や上流武士が楽しんだ書院風の茶室で、貴人口をもつ本席と奥の席からなり、露地庭園には獅子落としも見えました。ただ庭の水やりをされていたのは残念です。

ここから受付に戻り、東京の土産にここの御守りを持って帰って貰いました。そして11時13分に、玄関から出て行きました。

IMG_0686.jpgIMG_0687.jpg門を出る前に「静観堂」に私だけ寄りました。中には弘法大師像がお祀りされています。

ここから東寺の駐車場に戻り出て行きましたが、充分2時間以内で出られました。ここを出て大宮通りに出ますが、高架には上がりません。下の道を通って八条通りに出て、そこを右折し八条通りを東に進み京都駅八条口を目指します。八条口には一般車両の乗降口が設けられていますが、この日も渋滞してました。あまりにも停車できる台数が少ないので問題となっているエリアで、少し待ってガードマンさんの案内で二重停車し、東京の家族は下車。荷物を素早く出して車を出しました。私は、これで何処にも寄らず帰りました。

【真言宗総本山 東寺 別格本山 観智院】

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック