「平家物語」平清盛が愛した祇王、仏御前、祇女、母刀自が余生を過ごした祇王寺へ
9月6日(月)は、今まで覆っていた太平洋高気圧から、北の移動性高気圧に覆われ涼しい朝を迎えました。東京などの関東では雨が続き、涼しいのを通り越して寒いらしいですね。京都は日中、まだまだ暑いです。この日の最高気温は、31.8℃でした。ただ湿度は38%だったようです。
今日は、祇王寺の奥にある滝口寺に行ってみようと思い、奥嵯峨まで来て見たんですが、その前に空いているように見えたので、今年の5月19日以来の祇王寺に入りました。



家から歩いて9時36分に着きました。多分、誰も居ないと思われるなか拝観受付所で拝観料300円を納めました。

5月19日に来た時は雨降りでしたが、今日は天気が良かったので苔も光っており大変綺麗です
。



門をくぐり「草庵」の前に広がる苔庭が本当に綺麗で、ここに来る目的では無かったけど来て見て良かったです。苔庭に咲く「ヤブラン」も綺麗ですね。






苔が美しいので、向こうに「草庵」を見ながら巡りました。今日は拝観者も居ないし、庭を手入れされてる方も居ないのでゆっくり巡れましたね、それにしても苔が綺麗です。


綺麗な苔庭の一隅に「フタバアオイ」が植わってました。江戸幕府徳川家の家紋ですよね。

祇王寺にも竹林はありますが数は少ないです。奥嵯峨の化野念仏寺の竹林も綺麗ですけど・・・。
次に「苔棚」を見ました。ここでは代表的な苔について紹介されてます。右から「一両(アリドオシの別名)」「十両(ヤブコウジの別名)」「百両(カラタチバナの別名)」「千両(センリョウ科)」「万両(ヤブコウジ科)」でした。
「平家物語」に書かれている、祇王が清盛のもとを去る時に、屋敷の襖に書き付けたとされる歌碑があって、「萌え出づるも 枯るるも同じ 野辺の草 いづれか秋に あはではつべき」と刻まれています。



綺麗な苔庭を回って「草庵」までやって来ました。ここの近くには、見頃の「シュウカイドウ」が咲いてました。

草庵にはまだ入らないで先に「花玉手水(蹲踞)」を見に行きました。流れ落ちる水を見ると涼を感じますね。


そして、ようやく「草庵」までやって来ました。以前、ここには飼い猫が多く居ましたが、最近は見かけなくなりました。

草庵に入る前に、先に「ホオズキ」を撮りました。綺麗に熟してオレンジ色になってますね。

入ると先に仏壇前でお参りです。右から「仏御前」「祇女」「本尊大日如来」「平清盛」「祇王」「母刀自」と並んでいます。

今日は天気が良かったので、苔庭は綺麗に見えましたが、この「吉野窓」はイマイチですね。天気良すぎです。



庵内で少しばかり休憩をし、出て行きました。草庵の入り口には「水琴窟」がありましたが、音色は確認してません。


最後に向かったのが、正面向かって左の宝篋印塔が「祇王、祇女、刀自の墓」。右の五輪塔は「平清盛の供養塔」で、いずれも鎌倉時代に作られたものです。




帰るつもりで拝観受付所まで戻ると、その裏に入れるのが分かったので行ってみました。確認してませんが「黒髪塚 高岡智照尼供養塔」でしょうか?。高岡智照尼は長らく荒れていたお堂を居として、祇王寺の復興に尽力した人物です。
9時52分に、ここを出ました。結局、私が居る間は誰も来られませんでした。これから祇王寺は紅葉の季節を迎えます。それまでにコロナが終息しているでしょうか?。
ここを出て、今日の目的であった滝口寺に向かいました。5月19日に来た時は、表門は固く閉まってましたが・・・?。
【祇王寺】

今日は、祇王寺の奥にある滝口寺に行ってみようと思い、奥嵯峨まで来て見たんですが、その前に空いているように見えたので、今年の5月19日以来の祇王寺に入りました。




















































9時52分に、ここを出ました。結局、私が居る間は誰も来られませんでした。これから祇王寺は紅葉の季節を迎えます。それまでにコロナが終息しているでしょうか?。
ここを出て、今日の目的であった滝口寺に向かいました。5月19日に来た時は、表門は固く閉まってましたが・・・?。
【祇王寺】
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