妙心寺塔頭 養徳院「月例直書き御朱印の授与」へ
妙心寺塔頭 養徳院では、毎月第一土曜日と日曜日(9時~16時)に「月例直書き御朱印の授与」をされており、10月2日(土)に行ってきました。養徳院では妙心寺山内の大雄院、桂春院と三ヶ寺がコラボレーションして「うちわ御朱印」を9月2日~5日に100枚限定で授与されたとき、私は9月2日(木)に行き、御朱印をいただきました。その時からInstagramをフォローしていたら9月29日に「10月月例直書き御朱印のご案内」とアップされ、この日のイベントを知った訳です。9月2日(木)の時も「直書き御朱印」をお願いしたところ、2面にわたり綺麗な御朱印だったこともあって、本日も来て見た訳です。
9時27分頃に、妙心寺第二駐車場に車を入れ、石畳の妙心寺境内を養徳院に向け歩きます。今日は台風16号が去って台風一過の秋晴れです。
9時32分に「山門」前に着きました。空いていたらええのになぁ・・・と思いながら玄関に向かいます。

玄関に入ると、多くの靴が置いてあります。やっぱり、ここの朱印は人気がありますね
。
私は、「月例直書き御朱印」に初めて来たので要領が分からなかったですが、ここでどの朱印を書いて貰うかチェックを入れ朱印帳と一緒に出す方法でした。そして番号札を貰い堂内で待ちます。
ざっと見た所、5組か6組待ちのようです。私の後は3組だけでしたので、堂内が空いて頃に写真を撮りました。



9月2日(木)は土砂降りの天気のため堂内も薄暗かったけど、今日は快晴の天気で明るいです。
ご本尊は、釈迦如来三像(中央に釈迦如来像と右に白像に乗られた普賢象菩薩像と、左に獅子に乗られた、文殊菩薩像)が祀られてて、その左横に石河家代々の位牌、右には住職代々の位牌が安置されてました。






本堂から「帯流庭」を撮りました。ただ天気良すぎで綺麗に撮れません。じっと待っているのも暇なんで、外に出て庭を撮りに行きます。

9月2日(木)は土砂降りのため「水琴窟」の音色を聞けなかったので、今日は聞きました
。


水琴窟の奥、「芙蓉の花」が綺麗に咲いてます。9月2日(木)も咲いていたので、長いですよね
。





養徳院では、6時~17時まで開門されているので、十三重石塔、燈籠のある枯山水庭園はいつでも見られます。

本堂裏の庭園に「帯流庭」と言う名前が付いたようです。2017年(平成29年)に完成した「池泉回遊式の庭」で、井戸からわき上がる水が帯のような細い流れとなり池が出来る。まさに細い流れが合わさって、やがては大きな流れとなり大海に注ぎ込む大自然を表されてます。




戻って来たら、私の2組前の方が呼ばれたので、もうすぐのようです。そして1組前の方が呼ばれ・・・?。

10時ちょうどに呼ばれ、朱印帳を受取り写真を撮りました。ここに来てから約30分たってましたね。それと御朱印の内容ですがFacebookに書かれているので
。
「吾心似秋月」(わがこころしゅうげつににたり)
禅僧寒山の詩の一節です。秋の澄みきった空に浮かぶ月の如く私の心に一点の曇りもないというこの詩は、我々禅僧が常に持つべき心の有り様を説いています。自分が世界を見ていると思って見る景色、世界の一部に私がいると思って見る景色、この二つの違いは何でしょう?これが分かれば心が更に磨かれるはずです。
「不識」(ふしき)
10月5日は達磨大師の御命日です。達磨大師は武帝との問答で完膚なきまでに武帝を喝破した挙げ句、あなたは何者か?と訪ねる武帝にただ一言「不識」と達磨大師は仰いました。「知らん!」と仰ったのです。自分が向き合い、どう思うかが相手そのものであるのにまだ聞くか。鋭い達磨大師の一言です。我々はしっかりと見ているのか?正に核心を突く一言です。
30分もかかるとは思って無かったけど、良かったです。普段は土曜、日曜は人が多いので出掛けることは稀ですが、来月も行ってみようと思いました
。
【妙心寺塔頭 養徳院】







ざっと見た所、5組か6組待ちのようです。私の後は3組だけでしたので、堂内が空いて頃に写真を撮りました。




ご本尊は、釈迦如来三像(中央に釈迦如来像と右に白像に乗られた普賢象菩薩像と、左に獅子に乗られた、文殊菩薩像)が祀られてて、その左横に石河家代々の位牌、右には住職代々の位牌が安置されてました。






























「吾心似秋月」(わがこころしゅうげつににたり)
禅僧寒山の詩の一節です。秋の澄みきった空に浮かぶ月の如く私の心に一点の曇りもないというこの詩は、我々禅僧が常に持つべき心の有り様を説いています。自分が世界を見ていると思って見る景色、世界の一部に私がいると思って見る景色、この二つの違いは何でしょう?これが分かれば心が更に磨かれるはずです。
「不識」(ふしき)
10月5日は達磨大師の御命日です。達磨大師は武帝との問答で完膚なきまでに武帝を喝破した挙げ句、あなたは何者か?と訪ねる武帝にただ一言「不識」と達磨大師は仰いました。「知らん!」と仰ったのです。自分が向き合い、どう思うかが相手そのものであるのにまだ聞くか。鋭い達磨大師の一言です。我々はしっかりと見ているのか?正に核心を突く一言です。
30分もかかるとは思って無かったけど、良かったです。普段は土曜、日曜は人が多いので出掛けることは稀ですが、来月も行ってみようと思いました

【妙心寺塔頭 養徳院】
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