花の寺 天台宗 勝持寺へ
十輪寺の駐車場で、友人が次の目的地をナビに入力します。そしてナビの誘導で、花の寺 勝持寺の駐車場に着きました。さほど広くない駐車場は、ほぼ満車の状態でした。そのうち数台がタクシーでしたね。
勝持寺には、2011年(平成23年)12月9日に、ほぼ散ってしまった紅葉を見に来たことがあります。それ以来ですから、約10年振りの訪問です。
勝持寺と願徳寺が同じ駐車場で、私は願徳寺には行ったことがありませんが、今日も行きません。友人に聞くと、あまり良く無いことを聞いたので・・・。
駐車場に着いたのが11時28分、そこから歩いて「南門」前に11時31分に着きました。前回来てますが、すっかり忘れてました。
勝持寺は、京の西山連峯の麓にあって、小塩山大原院勝持寺と呼ぶ古刹です。679年(白鳳8年)第40代天武天皇の勅によって神変大菩薩(しんぺんだいぼさつ)役行者(えんのぎょうじゃ)が創建したのが始まりで、791年(延暦10年)に伝教大師最澄が第50代桓武天皇の勅を奉じて堂塔伽羅を再建し、薬師瑠璃光如来を一刀三礼をもって刻み本尊としました。838年(承和5年)第54代仁明(にんみょう)天皇の勅によって塔頭49院を建立しましたが、応仁の兵火に遭い、仁王門を除きすべて焼失。現在の建物は乱後に再建されたものです。
南門を入って正面に「拝観受付所」があるので、拝観料400円を納め有料エリアに入って行きます。
入ると右手に「阿弥陀堂(本堂)」がありますが、混雑していたので帰りに寄ることにします。まずは庭園を見ます。
自然のままの庭園には、少し散り始めている紅葉が綺麗でした。半端ないほど人が多いです。
それで、先ずは「冴野の沼(さえののぬま)」と呼ばれる池回りから見て行くことに。
庭園(境内)には、西行桜をはじめ数種類約100本の桜が植わっており、その大半を占めるのはソメイヨシノで、例年4月上旬には満開となります。また、それと同数の自生したモミジも植わっているので、11月中下旬には見頃を迎えます。
「鐘楼」周りの紅葉も綺麗です。人気スポットで写真を撮るのに待ちました。
さらに紅葉を見ながら進むと「魚籃観音(ぎょらんかんのん)」がありました。西遊記にも出てくる観音様で、竹の篭を持ち、その中に魚が入っています。日本では昔から魚関係の人達の信仰を集めています。
この辺りは「桜ヶ丘」と呼ばれるぐらい、春には桜が咲き誇りますが、秋の紅葉も見事です。
庭園(境内)のもっとも奥にある桜ヶ丘まで行き、再び鐘楼前まで戻ってきました。
ここに来た時、多くの人が居たので後回しにした「不動堂」が空いたので、上がります。
不動堂に上がると、ガラスの向こうに不動明王が見えました。ここでお参りしていると、友人が・・・?。
「不動堂の奥に行けるよ」と教えてくれたので向かってみると・・・?。
岩窟中に安置された「不動明王」がライトに照らされてました。行けるとは・・・知らなかったです。
弘法大師空海が平安時代り始め、眼病に苦しむ人達のため、不動明王に病魔退散を祈願されたところ、霊験あらたかであったため、石不動明王を刻んで岩窟中に安置されたと伝わります。
前回見てなかった不動明王にお参りしたあと、石段を降りて来ました。上からみる紅葉も綺麗ですね。
結局「阿弥陀堂(本堂)」が空くことは無かったです。阿弥陀堂は覗くだけで、収蔵庫の「瑠璃光殿」に向かいます。
阿弥陀堂の東に「瑠璃光殿」があって、内部は撮影禁止です。
重要文化財 薬師如来像(本尊) 左手の薬壺から右手で薬を摘ままれる珍しいお姿。
重要文化財 薬師如来像(胎内仏) 本尊の胎内から発見された座高9.1㌢の小さな仏様。
重要文化財 金剛力士像 山麓にある仁王門に安置されていた寄せ木造りで、湛慶・慶秀の作。
日光菩薩像・月光菩薩像・十二神将像(薬師如来の眷属仏)、西行法師像、醍醐天皇勅額など。
紅葉も綺麗ですが、ここの仏像も良かったです。二人でゆっくり鑑賞しお参りさせて貰いました。
11時50分頃に、ここの有料エリアを出て来ました。紅葉は予想以上に綺麗でした。
帰る前に、拝観受付所の東にトイレがあるので、それを済ませて出て行くことに。
11時51分に「南門」を出ました。ここより遙か先に「仁王門」がありますが、また見られませんでしたね。
友人が車を置いてある駐車場に向かう途中に、京都市街地が見えました。ここも標高が高いようです。
今日は、私一人で臨川寺に行く予定が、ここまでやって来ました。帰りに「ラーメン横綱 桂五条店」に寄って、二人で昼食を済ませ、このあと家まで送ってくれました。明日も、二人で紅葉を回る予定です。
【勝持寺】
勝持寺には、2011年(平成23年)12月9日に、ほぼ散ってしまった紅葉を見に来たことがあります。それ以来ですから、約10年振りの訪問です。
勝持寺と願徳寺が同じ駐車場で、私は願徳寺には行ったことがありませんが、今日も行きません。友人に聞くと、あまり良く無いことを聞いたので・・・。
駐車場に着いたのが11時28分、そこから歩いて「南門」前に11時31分に着きました。前回来てますが、すっかり忘れてました。
勝持寺は、京の西山連峯の麓にあって、小塩山大原院勝持寺と呼ぶ古刹です。679年(白鳳8年)第40代天武天皇の勅によって神変大菩薩(しんぺんだいぼさつ)役行者(えんのぎょうじゃ)が創建したのが始まりで、791年(延暦10年)に伝教大師最澄が第50代桓武天皇の勅を奉じて堂塔伽羅を再建し、薬師瑠璃光如来を一刀三礼をもって刻み本尊としました。838年(承和5年)第54代仁明(にんみょう)天皇の勅によって塔頭49院を建立しましたが、応仁の兵火に遭い、仁王門を除きすべて焼失。現在の建物は乱後に再建されたものです。
南門を入って正面に「拝観受付所」があるので、拝観料400円を納め有料エリアに入って行きます。
入ると右手に「阿弥陀堂(本堂)」がありますが、混雑していたので帰りに寄ることにします。まずは庭園を見ます。
自然のままの庭園には、少し散り始めている紅葉が綺麗でした。半端ないほど人が多いです。
それで、先ずは「冴野の沼(さえののぬま)」と呼ばれる池回りから見て行くことに。
庭園(境内)には、西行桜をはじめ数種類約100本の桜が植わっており、その大半を占めるのはソメイヨシノで、例年4月上旬には満開となります。また、それと同数の自生したモミジも植わっているので、11月中下旬には見頃を迎えます。
「鐘楼」周りの紅葉も綺麗です。人気スポットで写真を撮るのに待ちました。
さらに紅葉を見ながら進むと「魚籃観音(ぎょらんかんのん)」がありました。西遊記にも出てくる観音様で、竹の篭を持ち、その中に魚が入っています。日本では昔から魚関係の人達の信仰を集めています。
この辺りは「桜ヶ丘」と呼ばれるぐらい、春には桜が咲き誇りますが、秋の紅葉も見事です。
庭園(境内)のもっとも奥にある桜ヶ丘まで行き、再び鐘楼前まで戻ってきました。
ここに来た時、多くの人が居たので後回しにした「不動堂」が空いたので、上がります。
不動堂に上がると、ガラスの向こうに不動明王が見えました。ここでお参りしていると、友人が・・・?。
「不動堂の奥に行けるよ」と教えてくれたので向かってみると・・・?。
岩窟中に安置された「不動明王」がライトに照らされてました。行けるとは・・・知らなかったです。
弘法大師空海が平安時代り始め、眼病に苦しむ人達のため、不動明王に病魔退散を祈願されたところ、霊験あらたかであったため、石不動明王を刻んで岩窟中に安置されたと伝わります。
前回見てなかった不動明王にお参りしたあと、石段を降りて来ました。上からみる紅葉も綺麗ですね。
結局「阿弥陀堂(本堂)」が空くことは無かったです。阿弥陀堂は覗くだけで、収蔵庫の「瑠璃光殿」に向かいます。
阿弥陀堂の東に「瑠璃光殿」があって、内部は撮影禁止です。
重要文化財 薬師如来像(本尊) 左手の薬壺から右手で薬を摘ままれる珍しいお姿。
重要文化財 薬師如来像(胎内仏) 本尊の胎内から発見された座高9.1㌢の小さな仏様。
重要文化財 金剛力士像 山麓にある仁王門に安置されていた寄せ木造りで、湛慶・慶秀の作。
日光菩薩像・月光菩薩像・十二神将像(薬師如来の眷属仏)、西行法師像、醍醐天皇勅額など。
紅葉も綺麗ですが、ここの仏像も良かったです。二人でゆっくり鑑賞しお参りさせて貰いました。
11時50分頃に、ここの有料エリアを出て来ました。紅葉は予想以上に綺麗でした。
帰る前に、拝観受付所の東にトイレがあるので、それを済ませて出て行くことに。
11時51分に「南門」を出ました。ここより遙か先に「仁王門」がありますが、また見られませんでしたね。
友人が車を置いてある駐車場に向かう途中に、京都市街地が見えました。ここも標高が高いようです。
今日は、私一人で臨川寺に行く予定が、ここまでやって来ました。帰りに「ラーメン横綱 桂五条店」に寄って、二人で昼食を済ませ、このあと家まで送ってくれました。明日も、二人で紅葉を回る予定です。
【勝持寺】
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