奥嵯峨にある平家物語ゆかりの祇王寺へ

4月8日(金)は、二尊院の桜を見に行こうと思い家を出て、途中の清涼寺(嵯峨釈迦堂)境内の桜を見てから、愛宕街道を緩やかに登って行くと、二尊院前に8時55分に着きました。まだ開門まで5分もあるので、そこから再び愛宕街道を登って行き、向かったのが紅葉で有名な祇王寺で、9時少し前に着きました。

二尊院も紅葉で有名ですが桜でも知られています。ただ祇王寺の桜は聞いたことがあません。本当に桜が無いかどうか自分で確かめに来た・・・のと、春先の苔庭がどんなもんか見てみたいと思ったわけです。

IMG_9959.jpgIMG_9960.jpgIMG_9961.jpg私が着いた時、まだ門は閉まってました。ただ、直ぐに開いたので、待ち時間10秒ぐらいでしたね

ここは大覚寺の境内塔頭にあたるので、大覚寺との共通券があります。確認したかったのは、「今日共通券を買って、その日のうちに行かないといけないのか?」でしたが、いつでもOKということで、祇王寺と大覚寺の共通券を購入しました。200円お得です。それと、御朱印もお願いしました。古い朱印帳に空きがあるのが分かったので、書き置きをいただきました。

IMG_9962.jpg拝観料と御朱印代金を納め、この門を入ります。

IMG_9963.jpg入ると「草庵」の奥にヤマザクラが見えました。ただ、散り始めてますね、もう少し早く来たら良かったです。

IMG_9964.jpgIMG_9965.jpgIMG_9966.jpg冬枯れでも苔は綺麗でした。周りの木々の葉が落ちているので、庭全体が見えて綺麗です。

IMG_9967.jpgIMG_9988.jpgIMG_9970.jpgIMG_9971.jpgIMG_9972.jpgIMG_9973.jpgIMG_9974.jpg本堂にあたる「草庵」を見ながら、綺麗な苔庭を巡ります。庭にはこの時期、花は咲いてませんが、苔が綺麗ですね。

IMG_9975.jpgこちらは「苔棚」です。ここでは代表的な苔について紹介され、右から「一両(アリドオシの別名)」「十両(ヤブコウジの別名)」「百両(カラタチバナの別名)」「千両(センリョウ科)」「万両(ヤブコウジ科)」でした。

IMG_9976.jpgIMG_9977.jpgIMG_9978.jpgIMG_9979.jpgこちらは「山吹」で、綺麗に咲いています。ここで山吹が咲いているので、山吹で有名な松尾大社も咲いているでしょうね。

IMG_9980.jpg「草庵」前にある「蹲踞」です。今日は花で飾られてませんが、シンプルで綺麗です。

IMG_9981.jpgIMG_9982.jpgIMG_9983.jpgIMG_9984.jpg「苔庭」を巡ったあと、次に「草庵」に入ります。

IMG_0004.jpgIMG_9991.jpg草庵に入る前に「水琴窟」の音を聞きました。近づかなくても綺麗に聞こえてきます

IMG_9992.jpgIMG_9993.jpgIMG_9994.jpg先にお参りを済ませました。右から「仏御前」「祇女」「本尊大日如来」「平清盛」「祇王」「母刀自」と並んでいます。

IMG_9998.jpgIMG_9995.jpgIMG_9996.jpgここでは有名な「吉野窓」です。今日も天気が良いので上手に撮れないです

IMG_9999.jpgいただいた御朱印です。古い朱印帳に空きが見つかったので、書き置きをいただきました。左が期間限定の御朱印です。

IMG_9997.jpg家から歩いて登ってきたので、ここで休憩をさせて貰いました。汗を拭ったので、ここを出て行きます。

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草庵を出て、左手に石碑がありますが、調べても分かりませんでした。

IMG_0005.jpgIMG_0006.jpgIMG_0007.jpgここを出る前に向かったのが、平家物語ゆかりの場所です。左の宝篋印塔が「祇王、祇女、刀自の墓」。右の五輪塔は「平清盛の供養塔」で、いずれも鎌倉時代に作られたものです。

IMG_0009.jpgIMG_0010.jpgIMG_0011.jpgIMG_0012.jpgIMG_0013.jpgIMG_0014.jpg9時18分に祇王寺を出て行きました。下って行った先には「ギャラリー祇王寺」が、オープンされたんですが、コロナ禍で最近はいつも閉まってます。

ここから当初の目的地である二尊院に向かいました。

【祇王寺】

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