大本山天龍寺塔頭 大亀山 宝厳院「2022年 春の特別拝観」へ
天龍寺曹源池庭園の大方丈前の床几に座って時間を調整し、9時開門の宝厳院に向かいました。紅葉の名所である宝厳院も、春には新緑が綺麗で、「2022年 春の特別拝観」として6月30日(木)まで公開されます。宝厳院のTwitterを見ると石楠花(シャクナゲ)が見頃と出ていたので、天龍寺の次に行ってみました。
9時1分に着きました。天龍寺でも空いていたので、ここには誰も居ないだろう・・・と思い込んでましたが、1組2名が先客でしたね
。
先客がいたので、入る前に「モミジのトンネル」を撮りました。紅葉も綺麗ですが、新緑も美しいです。
拝観料は500円。本堂には別途料金がいることを案内されましたが行きません。



最初は「苦海」と呼ばれる小石が敷き詰められた海です。この苦海を先を争って石の舟で渡り、対岸にある釈迦如来(三尊石で表現)のもとに説法を獣たちが聞きに行く様子を表しています。対岸に躑躅が咲いてますね。
綺麗な苔庭に躑躅が咲いています。今日は新緑と躑躅と石楠花を楽しみます。
苑路を進むと「迎え松」と書かれた名札がありました。


新緑の香りに包まれなが、苑路を奥に進むと「破岩の松」に出会います。この不思議な松は現在、枯死してしますが、岩の割れ目から松の種が芽を吹き、成長とともに岩を砕いて樹高が10㍍近くになったと言います。
ここで苑路を外れ本堂に向かいます。突き当たりには茶席「無畏庵」がありますが今日は入りません。奥に進みます。

石楠花の奥に「本堂」があります。宝厳院では本堂に入るのに別途料金がかかります。ここの本堂は1度入れば充分です。
本堂前の十三重石塔前にも綺麗に石楠花が咲いています。

本堂から苑路に戻りますが、「無礙光堂(むげこうどう)」の前を通ります。その前にも石楠花が咲いてました。
苑路に戻り進むと、今度は「送り松」と書かれた名札がありました。
次に目にする巨石が「碧岩」です。約2億年前の海底に堆積した微生物やプランクトンが水圧で圧縮されて出来た「岩石(チャート)」です。大堰川上流の山手より産出されたようです。

碧岩の奥の苔庭にも石楠花が咲いています。

次に「豊丸垣(ほうがんがき)」の前に来ました。竹を利用した独特の垣根で、豊丸とは茶人の名前だそうです。
秋には真っ赤に染まる庭園も、今は新緑が綺麗です。
苑路前方に見えてきた巨石は「獅子岩」です。

苔庭に咲く石楠花が綺麗です。
そして、この巨石が獅子の顔に似た「獅子岩」です。こちら「岩石(チャート)」でした。1799年(寛政11年)発行の「都林泉名勝図鑑」(秋里籬島 著)に記載されてるそうです。



庭園側から見た「書院」です。2015年(平成27年)の「京の夏の旅」で、書院側から庭園を見ることが出来ました。


秋の紅葉の名所ですが、このように新緑も綺麗です。苑路を進み「獅子岩」の裏側までやって来ました。

苑路左手には「羅漢像」があります。案内では羅漢とは、釈尊の弟子で崇高な修行者「悟りを得た人」を意味します。


ここで、帰りのバスの時間を確認すると、まだ余裕があったので、しばし休憩しました。

汗を拭ったあと苑路を進み左手にある「旧渡月橋親柱」を撮りました。
非公開の茶席「青嶂軒(せいしょうけん)」です。なかなか公開されないですね。
今日は天気予報は良く無かったですが、今まで晴れてくれてました。この時間から曇りだしました。


9時18分にここを出て行きました。紅葉の時期ではありませんが、結構な人が来られますね。以外でした。
スマホで市バスの運行状況を見ると、接近中と出ていたので、ここから早足でバス停まで行き市バスに乗ることができ、帰りました。
【宝厳院】


















































スマホで市バスの運行状況を見ると、接近中と出ていたので、ここから早足でバス停まで行き市バスに乗ることができ、帰りました。
【宝厳院】
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