令和4年度「春期京都非公開文化財特別公開」大行寺へ
5月13日(金)は、午後から夜にかけて警報級の大雨が降るとの予報が出てました。午前中は大丈夫かなぁ・・・と思い、令和4年度「春期京都非公開文化財特別公開」大行寺に市バスに乗って向かいました。
大行寺も、先に訪問した雙林寺、金光寺と同様、昨年公開されましたが、途中で拝観中止となりました。ただ見所は快慶作の、阿弥陀如来像(重文)だけでしょう。それで拝観料1000円はと思いましたが、通常非公開だし、御朱印を貰える機会も無いことだしで来て見た訳です。ただ予想外にバスを降りるとポツポツと雨が降って来ました。予報より早いなぁ・・・と思いながら、四条烏丸から歩いて7分ぐらいで着きました。
大行寺は、長谷山(ちょうこくさん)北ノ院と号する真宗仏光寺派の寺院です。寺伝によれば、1821年(文政4年)仏光寺高倉の月見御殿(豊臣秀吉が月を賞した御殿)跡に、清和源氏佐竹の流れをくむ学頭信暁(しんぎょう)僧都によって創建されたと伝わります。度々の災禍により焼失し、現在の本堂は1929年(昭和4年)に再建されました。堂内に安置する本尊阿弥陀如来立像(重文)は、来迎形の阿弥陀で、左足枘外側に「巧匠法眼快慶(こうしょうほうげんかいけい)」の銘が記されています。仏師快慶が法眼位にあった時期の秀作です。また書院には1856年(安政3年)信暁によって建てられた仏足跡(石)の断片が残り、大行寺型と呼ばれ、四系統ある仏足跡の一系統を代表するものであるが、1864年(元治元年)の兵火によって粉砕されました。境内にある仏足跡(石)は、1987年(昭和62年)に原図を基に復元されました。
いつものように看板を撮って、門を撮ろうとしたら、受付の学生さんに「撮るな」と言われ、カチンと。
この「公益財団法人 京都古文化 保存協会」に言われているのでしょうけど仏光寺通り沿いからの写真撮影もNGとは考えられません。靴を袋に入れて本堂に上がると案内が始まってました。先に御朱印をと思い行ってみると、浄土真宗では御朱印は無いらしいです(西本願寺や東本願寺ではありません)。その替わりの拝観記念のをいただきました。堂内の受付は檀家さんがされていたようで、テレビで有名な(私は存知あげません)住職の英月さんも出て来られてました。ご住職の法話が毎時15分と45分にあるみたいですが、私は快慶作の阿弥陀如来立像にお参りすると早々と出て行くことにしました。先の受付の件でカリカリ来てて、檀家さんに「10分から法話があるから」と引き留められましたが、出て行きました。滞在時間10分です。
鎌倉時代の仏師、快慶作の阿弥陀如来立像です。座高82㌢で、ライトに照らされていたので、表情まで良く見えました。
表に出て、仏光寺通りを渡って撮影すると、学生さんが「撮るな」と。「二度と来るか」と言って(独り言)四条烏丸に向かいました。
お参りに来て、気分を悪くして帰るとは思いませんでしたが、多分、この団体さんが主催するイベントには、もう来ません(多分)。拝観料も1000円と割高だし。
帰る時に、外から「仏石跡」を撮ることが出来ました。
雨が降ってきたこともあって、急いで四条烏丸まで戻り、予定より早い市バスで蜻蛉返りしました。今回訪問した、寺院で純粋に非公開は無かったようです。ただ予約拝観は面倒だし御朱印のため回ったけど。この団体の主催は秋にもあるでしょうけどね。
【大行寺】
大行寺も、先に訪問した雙林寺、金光寺と同様、昨年公開されましたが、途中で拝観中止となりました。ただ見所は快慶作の、阿弥陀如来像(重文)だけでしょう。それで拝観料1000円はと思いましたが、通常非公開だし、御朱印を貰える機会も無いことだしで来て見た訳です。ただ予想外にバスを降りるとポツポツと雨が降って来ました。予報より早いなぁ・・・と思いながら、四条烏丸から歩いて7分ぐらいで着きました。
大行寺は、長谷山(ちょうこくさん)北ノ院と号する真宗仏光寺派の寺院です。寺伝によれば、1821年(文政4年)仏光寺高倉の月見御殿(豊臣秀吉が月を賞した御殿)跡に、清和源氏佐竹の流れをくむ学頭信暁(しんぎょう)僧都によって創建されたと伝わります。度々の災禍により焼失し、現在の本堂は1929年(昭和4年)に再建されました。堂内に安置する本尊阿弥陀如来立像(重文)は、来迎形の阿弥陀で、左足枘外側に「巧匠法眼快慶(こうしょうほうげんかいけい)」の銘が記されています。仏師快慶が法眼位にあった時期の秀作です。また書院には1856年(安政3年)信暁によって建てられた仏足跡(石)の断片が残り、大行寺型と呼ばれ、四系統ある仏足跡の一系統を代表するものであるが、1864年(元治元年)の兵火によって粉砕されました。境内にある仏足跡(石)は、1987年(昭和62年)に原図を基に復元されました。
いつものように看板を撮って、門を撮ろうとしたら、受付の学生さんに「撮るな」と言われ、カチンと。
この「公益財団法人 京都古文化 保存協会」に言われているのでしょうけど仏光寺通り沿いからの写真撮影もNGとは考えられません。靴を袋に入れて本堂に上がると案内が始まってました。先に御朱印をと思い行ってみると、浄土真宗では御朱印は無いらしいです(西本願寺や東本願寺ではありません)。その替わりの拝観記念のをいただきました。堂内の受付は檀家さんがされていたようで、テレビで有名な(私は存知あげません)住職の英月さんも出て来られてました。ご住職の法話が毎時15分と45分にあるみたいですが、私は快慶作の阿弥陀如来立像にお参りすると早々と出て行くことにしました。先の受付の件でカリカリ来てて、檀家さんに「10分から法話があるから」と引き留められましたが、出て行きました。滞在時間10分です。
鎌倉時代の仏師、快慶作の阿弥陀如来立像です。座高82㌢で、ライトに照らされていたので、表情まで良く見えました。
表に出て、仏光寺通りを渡って撮影すると、学生さんが「撮るな」と。「二度と来るか」と言って(独り言)四条烏丸に向かいました。
お参りに来て、気分を悪くして帰るとは思いませんでしたが、多分、この団体さんが主催するイベントには、もう来ません(多分)。拝観料も1000円と割高だし。
帰る時に、外から「仏石跡」を撮ることが出来ました。
雨が降ってきたこともあって、急いで四条烏丸まで戻り、予定より早い市バスで蜻蛉返りしました。今回訪問した、寺院で純粋に非公開は無かったようです。ただ予約拝観は面倒だし御朱印のため回ったけど。この団体の主催は秋にもあるでしょうけどね。
【大行寺】
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