臨済宗妙心派塔頭 ​養徳院 6月の月例直書き御朱印授与へ

妙心寺塔頭 養徳院での6月の直書き御朱印授与は4日(土)と5日(日)で、私は5日(日)に行ってきました。

IMG_2221.jpgいつも乗っているバスでは、門前で約15分ぐらい待つことになるので、今日は9時を回るバスで来ました。

IMG_2191.jpg妙心寺の境内に入ったのが9時3分。ここからゆっくり歩いて向かいます。

IMG_2219.jpg天気がイマイチですが、傘は要りません。空いていたらいいのになぁ・・・と。写真は明智風呂です。

IMG_2192.jpg9時8分に養徳院の門前に着きました。現在養徳院さんは、本堂の工事中で、何処で御朱印をいただけるのかなぁ?。

IMG_2211.jpgIMG_2193.jpg門を入ると、工事用のプレハブ小屋から声を掛けていただき、こちらで御朱印されてました。朱印帳を差し出すと番号札は3番でした。

IMG_2194.jpgIMG_2195.jpgIMG_2196.jpgIMG_2197.jpgお寺の方より、お参りは十三重塔の前でとお伺いしたので、こちらでお参り。ただ賽銭箱がないので、お賽銭は無しです。

IMG_2198.jpgIMG_2200.jpgIMG_2201.jpgIMG_2202.jpgIMG_2204.jpgIMG_2206.jpgIMG_2207.jpg直ぐに戻っても、御朱印待つだけなので、庭園をゆっくり鑑賞・・・と言っても毎月来ているからね、もう見る所ありません。

それで9時14分頃に戻ると、私の番号札呼ばれました。私が居る間は誰も来られませんでした。

IMG_2209.jpg蛙鳴是仏声(あめいこれぶっしょう)」

蛙鳴蝉噪是仏声という言葉がございます。ゲコゲコとなくカエル、ミンミンと喧しい蝉、美しい声とはお世辞にも言えない生き物です。しかしその声を嫌う心はもっと醜い。精一杯生きるために鳴いている真剣な姿を蔑む心は美しいとは言えません。「カエルや蝉の声が喧しい」と思うのではなく「一生懸命鳴いているな」と思える心が仏の心と言えるのです。

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潤乾坤(けんこんうるおす)」

「一滴乾坤を潤す」一滴の水が天地を潤す様の言葉です。一粒の水が世界を潤すわけがない。確かにそうかもしれんません。しかしこんな話があります。江戸時代の農政家として有名な大原幽学は松尾寺で提宗和尚に教えを賜わります。宗教に対して並々ならぬ関心があった幽学は多くの教えを納得できず、仏教の教えを教わるため提宗和尚を訪ねました。
するといきなり米を研がされます。小間使いされている気になりながら研ぎ終わると提宗和尚に烈火のごとく怒られます。
「お前の腐った根性を見せてやるからそろばんをとってこい」そう提宗和尚に言われ一粒の米から24の芽が出て、更に24の芽が育つと24本の稲になり、一つの稲から300の米粒が取れることを説かれます。「24の稲からとれる米粒は一合4勺の米に価する、その米粒全てを翌年すべて撒いたらどうなる?更にそこから収穫された米を撒けばどうなる?」幽学がオロオロしていると「米一粒であれ、ただで生まれてくるわけがないだろう!その米粒の一つ一つに愛情を注いでいる百姓を見てきたのではないのか!そんなことも分からんお前が偉そうに宗教を納得できないなど聞いて呆れる!」いかがでしょう?一粒の水であれ、米粒であれ扱う心があれば無限の可能性がある。その可能性が世界を潤すのです。

いつものように、御朱印の内容については、養徳院さんのFBから転載です。難しいことは分かりませんから。

IMG_2210.jpg山門から出て行くときに、お一人とすれ違いました。4番目の方ですね。

IMG_2213.jpgIMG_2214.jpgIMG_2217.jpgIMG_2215.jpg帰りに妙心寺仏殿に寄って、お参りしお賽銭をさせて貰いました。

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今日は、空いていたので、いつものバスに乗ることが出来ました。今月も可愛い御朱印をいただけて良かったです。今日は天気がイマイチのため、ここだけで帰りました。

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