臨済宗大本山 建仁寺塔頭 両足院「初夏の半夏生の庭園特別公開」へ
臨済宗大本山 建仁寺塔頭 両足院は、通常非公開ですが、庭園内の半夏生が見頃となる時期に「初夏の半夏生の庭園特別公開」と題して公開されます。半夏生の時期には過去3度来ています。3回のうち1回は、半夏生がまったく色づいて無いときに行ったので実質2回です。2011年(平成23年)7月2日と2013年(平成25年)6月27日に来た時は、見事な色づき具合でした。あれから9年も行ってないので、久しぶりに行ってみることにしました。
公開時期は、6月1日(水)~7月10日(日)で、時間が11:00~16:00。拝観料が1000円(本堂参拝・書院拝観・庭園散策を含む)でした。拝観時間が11時と、遅いなぁ・・・と思っていたら、Twitter情報で、「各回12名様限定 人数限定初夏の特別拝観」を知りました。内容が、9時30分~10時45分と8時00分~9時15分の75分間を12名以下で自由に散策できると言うこと。拝観料が1500円と、通常より500円割高です。その分人が少ないだろう・・・と思い予約したのが6月22日(水)8時00分~の回でした。色づき具合は、毎回Twitterで確認してて、見頃かなぁ・・・と思い当日を迎えましたが、朝から生憎の雨降り。梅雨に入ったので仕方ないですね。
数年前まで通勤ルートだった懐かしい両足院には、嵐電嵐山駅から嵐電で四条大宮に向かいます。
四条大宮から阪急電車に乗り換え、河原町駅まで行きます。懐かしい通勤ラッシュですね、電車を降りてから地上に出るまで5分もかかりました。地上に出て木屋町通りを南下、そして鴨川を団栗橋で渡り、団栗通りをそのまま東に進み、建仁寺の境内には「陀枳尼尊天(豊川稲荷)」から入りました。
8時1分に両足院前に着きました。8時拝観開始に遅れたのは、ラッシュ時の混雑を忘れていたからです。
入ると「拝観受付所」に行きましたが誰も居ません。呼ぶと中から出て来られ受付して貰いました。
拝観料は事前決済で、名前を言えばチェックされ、聞くと今日のこの時間の拝観者は3名と言うことが分かりました。他の2名は先に受付を済まされ既に入られています。
入ると先ず「方丈」へ案内されます・・・と書いてあるだけですが、「閼伽井庭」には井戸がありました。建仁寺本坊の「〇△口乃庭」に似てますね。閼伽(仏膳に供える水)を汲む井戸とその水を受ける水鉢がこの庭の象徴です。
「方丈」にある仏間にはご本尊阿弥陀如来像が安置されています。
写真撮影は、何処を撮ってもOKですが、ご本尊のみ撮影禁止と書いてありました。
方丈を庭沿いに進み、次に左に見えている「大書院」に入ります。
3人しか居ないので、独占で見ているようなものです。次に、方丈の玄関に行き靴を履いて庭に降ります。
方丈の南側に広縁があって、そこに階段があるので、そこから降ります。「唐門」より南は帰りに寄ってみます。
雨が降り続いているので、唐門前に置いてあるお寺のビニール傘を借りました。先ずは庭園に入る前の門をくぐります。
入ると、半夏生が群生している庭に出ます。半夏生は綺麗に色づいてました。ただ最盛期は、もう少し先かも知れません。
池の向こうに茶室が見えていますが、池の周りをこれから巡ります。
先程居た「大書院」を庭から見ています。雨降りのなか庭の半夏生を近くで観賞です。
この時間帯では、私一人だけ庭に降りていたので、誰かが写り込む心配は皆無です。雨だけが余計ですが・・・。
庭園から「方丈」と「大書院」を見ています。通常拝観の11時からでは、この写真は無理でしょうね。
次に茶室「水月亭」の内部の見学です。上がることはできませんが躙り口が開いているので見られます。
水月亭では、織田有楽斎好みの如庵(国宝)の写しとして大村家より1910年(明治43年)に建てられた茶室で、2畳半台目です。ここから近い正伝永源院にあった茶室ですね。
お隣が茶室「臨池亭」で、2013年(平成25年)6月27日には、ここでお菓子をいただきました。大村梅軒好みの茶室で、6畳。高台寺にあった大村家の別荘の茶室を1926年(昭和元年)に移築されたものです。
空いているので、池を一周させて貰いました。裏手はに「十三重石塔」がありました。このあと方丈まで戻ると・・・。
方丈に上がらず、唐門の奥も見てました。ここは以前の拝観入口だったところです。ここは「唐門前庭」と呼ばれ、通常非公開の「高麗門(大門)」をくぐって唐門までの方丈への参道であり、分岐の小径は、墓参道でもあります。
庭園は、このあと2周ほどしました。帰る頃に雨が止んだこともあって、ゆっくり鑑賞させて貰いました。
最後に大書院で休憩。ここには9時15分まで居ることができますが、もう見る所も無いので出て行くことに。
帰りに「毘沙門天堂」に寄りました。両⾜院の毘沙⾨天は、鞍⾺寺毘沙⾨天の胎内仏でした。「関が原の戦い」の際に⿊⽥⻑政が徳川⽅として出陣する際、この尊像を内兜に収めて奮戦し、勝利を収めたといわれています。
8時56分に、ここを出ました。雨降りで蒸し蒸して、大変暑いため、全身汗だくになりました。
このあと、懐かしい街並みを通り六波羅蜜寺に向かいます。
公開時期は、6月1日(水)~7月10日(日)で、時間が11:00~16:00。拝観料が1000円(本堂参拝・書院拝観・庭園散策を含む)でした。拝観時間が11時と、遅いなぁ・・・と思っていたら、Twitter情報で、「各回12名様限定 人数限定初夏の特別拝観」を知りました。内容が、9時30分~10時45分と8時00分~9時15分の75分間を12名以下で自由に散策できると言うこと。拝観料が1500円と、通常より500円割高です。その分人が少ないだろう・・・と思い予約したのが6月22日(水)8時00分~の回でした。色づき具合は、毎回Twitterで確認してて、見頃かなぁ・・・と思い当日を迎えましたが、朝から生憎の雨降り。梅雨に入ったので仕方ないですね。
数年前まで通勤ルートだった懐かしい両足院には、嵐電嵐山駅から嵐電で四条大宮に向かいます。
四条大宮から阪急電車に乗り換え、河原町駅まで行きます。懐かしい通勤ラッシュですね、電車を降りてから地上に出るまで5分もかかりました。地上に出て木屋町通りを南下、そして鴨川を団栗橋で渡り、団栗通りをそのまま東に進み、建仁寺の境内には「陀枳尼尊天(豊川稲荷)」から入りました。
8時1分に両足院前に着きました。8時拝観開始に遅れたのは、ラッシュ時の混雑を忘れていたからです。
入ると「拝観受付所」に行きましたが誰も居ません。呼ぶと中から出て来られ受付して貰いました。
拝観料は事前決済で、名前を言えばチェックされ、聞くと今日のこの時間の拝観者は3名と言うことが分かりました。他の2名は先に受付を済まされ既に入られています。
入ると先ず「方丈」へ案内されます・・・と書いてあるだけですが、「閼伽井庭」には井戸がありました。建仁寺本坊の「〇△口乃庭」に似てますね。閼伽(仏膳に供える水)を汲む井戸とその水を受ける水鉢がこの庭の象徴です。
「方丈」にある仏間にはご本尊阿弥陀如来像が安置されています。
写真撮影は、何処を撮ってもOKですが、ご本尊のみ撮影禁止と書いてありました。
方丈を庭沿いに進み、次に左に見えている「大書院」に入ります。
3人しか居ないので、独占で見ているようなものです。次に、方丈の玄関に行き靴を履いて庭に降ります。
方丈の南側に広縁があって、そこに階段があるので、そこから降ります。「唐門」より南は帰りに寄ってみます。
雨が降り続いているので、唐門前に置いてあるお寺のビニール傘を借りました。先ずは庭園に入る前の門をくぐります。
入ると、半夏生が群生している庭に出ます。半夏生は綺麗に色づいてました。ただ最盛期は、もう少し先かも知れません。
池の向こうに茶室が見えていますが、池の周りをこれから巡ります。
先程居た「大書院」を庭から見ています。雨降りのなか庭の半夏生を近くで観賞です。
この時間帯では、私一人だけ庭に降りていたので、誰かが写り込む心配は皆無です。雨だけが余計ですが・・・。
庭園から「方丈」と「大書院」を見ています。通常拝観の11時からでは、この写真は無理でしょうね。
次に茶室「水月亭」の内部の見学です。上がることはできませんが躙り口が開いているので見られます。
水月亭では、織田有楽斎好みの如庵(国宝)の写しとして大村家より1910年(明治43年)に建てられた茶室で、2畳半台目です。ここから近い正伝永源院にあった茶室ですね。
お隣が茶室「臨池亭」で、2013年(平成25年)6月27日には、ここでお菓子をいただきました。大村梅軒好みの茶室で、6畳。高台寺にあった大村家の別荘の茶室を1926年(昭和元年)に移築されたものです。
空いているので、池を一周させて貰いました。裏手はに「十三重石塔」がありました。このあと方丈まで戻ると・・・。
方丈に上がらず、唐門の奥も見てました。ここは以前の拝観入口だったところです。ここは「唐門前庭」と呼ばれ、通常非公開の「高麗門(大門)」をくぐって唐門までの方丈への参道であり、分岐の小径は、墓参道でもあります。
庭園は、このあと2周ほどしました。帰る頃に雨が止んだこともあって、ゆっくり鑑賞させて貰いました。
最後に大書院で休憩。ここには9時15分まで居ることができますが、もう見る所も無いので出て行くことに。
帰りに「毘沙門天堂」に寄りました。両⾜院の毘沙⾨天は、鞍⾺寺毘沙⾨天の胎内仏でした。「関が原の戦い」の際に⿊⽥⻑政が徳川⽅として出陣する際、この尊像を内兜に収めて奮戦し、勝利を収めたといわれています。
8時56分に、ここを出ました。雨降りで蒸し蒸して、大変暑いため、全身汗だくになりました。
このあと、懐かしい街並みを通り六波羅蜜寺に向かいます。
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