真夏の常寂光寺へ
小倉池の蓮を見た後、常寂光寺「花蓮展」に行ってみようと思い寄りました。ただ7月13日(水)に前を通ったときにあった看板「花蓮展」が今日はありません。散って閉まったのかなぁ・・・。
9時1分に「山門」前に着くと、ちょうど開門されたばかりでした。先客が1名先に入られたので、続いて私が入りました。
拝観料は500円で、お題目を2種いただきました。常寂光寺は日蓮宗です。御朱印じゃなくお題目なんですね。不思議とここのお題目は初めていただきました。
拝観料を納めると前方に「仁王門」が見えます。この仁王門は、もと本圀寺客殿の南門として貞和年間(1345〜49)に建立されたものを、1616年(元和2年)に移築されたそうです。

仁王門をくぐると前方に急な石段があって、登ります。
登り切ると正面に「本堂」があって、非公開です。第二世通明院日韶上人(日野大納言輝資の息男)代に小早川秀秋の助力を得て、桃山城客殿を移築して本堂としたものです。
2011年(平成23年)4月29日~5月5日の間、「全額東日本大震災義援金」と題して、堂内が公開され入りました。それ以来本堂内の公開は無いですね。
帰りは、この石段を降りないので撮っておきました。
本堂前から展望所に移動する前に句碑がありました。「落葉ふんで 道新しく ひらけたり 義生」と書かれており、脚本家の高桑義生の作です。
こちらが「展望所」で、冬場と違い木々で眺望は良くないです。
展望台の対面には「妙見堂」があります。1974年(昭和49年)に妙見堂本殿と拝殿の大改築がされたそうです。

この高所に展望所があるので、暑くて疲れていますが、頑張って登ります。その前に本堂の裏手に入り裏庭を見てみます。

「裏庭」からは書院が見えます。前途したとおり2011年(平成23年)4月29日~5月5日の間、「全額東日本大震災義援金」と題して、堂内が公開された時書院も公開されました。

本堂の裏から、まだまだ登って行きます。左手には竹林がありますが、今日は寄りません。

石段を登ると右手に「多宝塔」がありますが、帰りも通るので、今はスルーです。

次の石段を登ると、「歌仙祠(かせんし)」があって、1890年(明治23年)の建立です。内部には藤原定家、藤原家隆像が祀られており、扁額の「歌遷祠」は富岡鉄斎の筆によるものです。

その先にあるのが「時雨亭跡」の石碑が建っています。江戸時代の中頃まで、ここに時雨亭がありましたが、昭和初期の台風により倒壊したそうです。

さらに登ると「展望所」があります。ただ暑くて疲れてここから降りることに。
まだ少しだけ登れば最高点があるんですが、今日は暑くて疲れました。

石段を降りると「多宝塔」の前に出ます。桃山時代建築の重要文化財建造物で、1620年(元和6年)、京都町衆によって寄進されました。内部に釈迦、多宝二仏を安置されていますが、通常非公開です。
さらに降りていくと「開山堂」があります。2004年(平成16年)に、明石本立寺(ほんりゅうじ)野口僧正とその夫人によって建立されました。日禛上人坐像を安置しています。

開山堂から正面に多宝塔を見た後、本堂横に下ります。
下って行くと「妙見堂」横で休憩です。水分の補給と汗を拭いました。




帰りは「鐘楼」横から降ります。こちらは「末吉坂」と呼ばれる参道です。


末吉坂から奥の参道から降りると、「女の碑」があるので寄りました。碑には「女ひとり生きここに平和を希う」と書かれています。その隣の碑には、第二次世界大戦では200万人という若者が犠牲になり、その若者たちと結ばれるはずの多くの女性が、戦後に独身のまま生きざるをえなかった・・・と書かれています。碑文揮毫は、当時の参議院議員市川房枝さんです。


その先には「砂田明の碑」があります。1928年(昭和3年)京都生まれの舞台俳優さんだそうで、常寂光寺の志縁廟への納骨を機に、砂田明を敬愛する人々の手によりこの記念碑が建立されました。
さらに降りて行くと、「小倉百人一首編纂之地」と「定家山荘跡」の石碑があります。


仁王門まで戻ってくると、周辺には「桔梗」が咲いてました。


帰りに蓮を見ておきました。やっぱりほぼ終わってましたね、残念です。
帰りにご住職の飼い猫「くろべぇ」が居たので撮りました。ほぼ寝ていましたね。

9時27分頃に出て行きました。やっぱり夏場は堪えます。男性用の日傘を使ってますが、この猛暑では・・・。
ここから歩いて帰り、水シャワー浴びました。散歩するのなら、もっと早朝でないと危ないです。

拝観料は500円で、お題目を2種いただきました。常寂光寺は日蓮宗です。御朱印じゃなくお題目なんですね。不思議とここのお題目は初めていただきました。




2011年(平成23年)4月29日~5月5日の間、「全額東日本大震災義援金」と題して、堂内が公開され入りました。それ以来本堂内の公開は無いですね。














































ここから歩いて帰り、水シャワー浴びました。散歩するのなら、もっと早朝でないと危ないです。
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