「本阿弥家の菩提寺」日蓮宗 本山 叡昌山 本法寺へ

尊陽院を出て、こちらも2019年(令和元年)11月18日以来、来て無かった本法寺に行くことにしました。

1436年(永享8年)日親(にっしん)上人の創建。もとは四条高倉にあり一条戻橋辺に移ったが、1587年(天正15年)に現在地に移る。光悦の寄進状を添えた紫紙金字法華経(重文)、長谷川等伯の釈迦大涅槃図(重文)など貴重な寺宝がある。庭園「三巴の庭」は本阿弥光悦の作庭で、国の名勝に指定。涅槃会館にて宝物展示あり。境内諸堂のうち、本堂、開山堂、多宝塔、庫裡、書院、大玄関、唐門、鐘楼、経蔵、宝蔵、石橋等、京都府有形文化財に指定されている。

IMG_4802.jpg尊陽院を出ると、境内北側に「開山堂」が見えます。2019年(令和元年)11月18日には入れました。

IMG_4809.jpgIMG_4810.jpgIMG_4856.jpgIMG_4901.jpg拝観入口は「庫裏」の中にあります。ここを入るとチャイムが鳴りました。

IMG_4898.jpg拝観料500円を納め、御朱印もいただきました。拝観は順路の通り進みます。

IMG_4858.jpgIMG_4897.jpg最初に「宝物館」に入りました。メインは長谷川等伯筆大涅槃図」のレプリカですね。

2階にも上がれますが、何回か来ているので今日は登りませんでした。それより、宝物館前の庭園に注目です。「十の庭(つなしのにわ)」と呼ばれています。理由は後程。

IMG_4859.jpgIMG_4860.jpgIMG_4863.jpg数字を数える時に、一つ二つ・・・・・九つと・・・つが付きます。10は"つ"が付きません。そのことから10を“つなし”と読ませています。

IMG_4862.jpg今日は「開山堂」には入れません。前途したとおり2019年(令和元年)11月18日には入れました。

IMG_4865.jpg次に、ここのメインである「巴の庭」に向かいます。

IMG_4866.jpgIMG_4867.jpg渡り廊下を通って「書院」に入ります。今日も開いてます。

IMG_4869.jpgIMG_4870.jpgIMG_4872.jpgIMG_4873.jpgIMG_4877.jpgIMG_4878.jpgIMG_4879.jpgIMG_4880.jpg書院」奥の寺宝に関しては撮影禁止でした。暑かったで、ここで少し休憩させて貰いました。

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拝観入口でいただいた「御題目」です。

IMG_4874.jpgIMG_4876.jpgIMG_4871.jpg次に腰を下ろして「巴の庭」の見学です。

IMG_4884.jpgIMG_4889.jpg目立つ10角形の蓮池の左横にある石を日と読みます。そして蓮池を蓮と読ませて、日蓮となります。作庭者の本阿弥光悦は熱心な日蓮宗信者で、この本法寺が菩提寺でもあります。

IMG_4883.jpg奥には「巴の築山」があって、そこには「枯瀧」が造られています。

IMG_4895.jpgIMG_4894.jpgIMG_4893.jpgこちらは案内には「光悦垣」とありました。

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10時28分頃に、ここを出て行きました。この時期ですので誰も来られ無かったです。

ここから市バスに乗るか、地下鉄烏丸線に乗るか特別決めて無かったので、仁王門から出て行く前に、見てない所を撮って行きます。

IMG_4902.jpg先程「十の庭(つなしのにわ)」から見ていた「勅使門」です。

IMG_4806.jpg最後に仁王門前にあった、焼失を免れた「鐘楼」(京都府指定有形文化財)がありました。

IMG_4807.jpg最後が境内の南西に、天明の大火で焼失を免れた「経蔵」(京都府指定有形文化財)を撮って、ここを出て行きました。

仁王門を出て、市バスで帰ることに決めました。「堀川寺ノ内」から「二条城前」まで乗り、そこから地下鉄東西線二条城前駅から帰路に着きました。

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