西国三十三ヵ所 第8番札所 豊山 長谷寺へ
聖林寺を出て、北西に車を走らせると国道165号線に出ます。国道165号線は初瀬の交差点までで、その交差点を左折し、旧初瀬街道を走りますが、道幅は狭くなります。ほどなく走ると左折するよに案内が出ているので、一方通行の道路を登りそして下ると長谷寺の門前に出ます。車は長谷寺の門前を通り越して、長谷寺境内駐車場に11時頃に車を止めました。
次の訪問は、2019年(平成元年)9月19日以来の西国三十三ヵ所 第8番札所 豊山 長谷寺です。
686年(朱鳥元年)、道明上人が第40代天武天皇のために「銅板法華説相図」を川原寺の初瀬山の中腹西の岡に安置したことに始まり、後に727年(神亀4年)徳道上人が第45代聖武天皇の勅願によってご本尊十一面観世音菩薩を東の岡に祀られてました。徳道上人は観音信仰にあつく、西国三十三ヵ所観音霊場を開かれた大徳として知られ、長谷寺はその根本道場とも呼ばれるゆえんであり、長谷詣、長谷信仰は全国に広がりました。1588年(天正16年)専誉僧正が入山され、長谷寺は関係寺院3千ケ寺を有する真言宗豊山派の総本山として、西国三十三ヵ所 第八番札所として、信徒は2百万人を数えます。また、四季を通じて境内が花に彩られる「花の御寺」として親しまれています。
駐車場に先に500円を払い、そのまま直進すると「仁王門」前に出ます。そこに拝観受付所があるので、拝観料400円を納め入ります。
ここから本堂に通じる長い長い石段をゆっくり登って行きます。この石段の上に屋根が付いており「登廊(のぼりろう)」と呼ばれています。
5月の連休前後には、長谷寺では牡丹が咲き誇ります。ただ、今は何もありません。
この石段は歩幅が合いにくいです。ここは下登廊と中登廊の間に建つのが「繫屋(つなぎや)」で、「水屋(手と口を清める所)」があります。
ここで、振り向いて見ました。「登廊(のぼりろう)」の屋根が綺麗です。
ここから石段の歩幅が歩きやすくなります。連休最終日で、登る人も降りてくる人も多いです。
次に中登廊と上登廊の繫ぎ目建つのが「蔵王堂」ですが、人が多いので帰りに寄ることにして先を急ぎます。
この石段が最後です。登り切ると本堂と納経所があるので、最後の一踏ん張り。頑張ります。
11時9分に登り切りました。「納経所」を見ると空いていそうなので、先に御朱印をいただきました。
御朱印は「西国三十三ヵ所草創1300年」の印入りです。散華もいただきました。
正面に見えているのが「愛染堂」と、その奥に」三社権現」がありますが、体が疲れているので寄りませんでした。
このあと納経所では行列が出来ていたので先に寄って正解でした。順序は逆ですが、このあと「本堂」でお参りします。
本堂内は撮影できないのでお参りを済ませると外に出ました。ここは大変混雑してました。
2019年(平成元年)9月19日にいただいた散華です。本尊「十一面観世音菩薩立像」(重要文化財)、開眼法要は733年(天平5年)に行基が勤めましたが、その後、幾度か火災に遭い、現在の本尊は1538年(天文7年)の再興像。
京都の清水寺の舞台に似ている「本堂」は。686年(朱鳥元年)、道上人が長谷寺を建立したときは、本堂は違う場所でした。その後、巨大なご本尊を祀るため747年(天平19年)に今の本堂を建立。そのあと幾度か火災に遭い、現在のお堂は、江戸幕府3大将軍・徳川家光によって1650年(慶安3年)に建立。2004年(平成16年)に国宝に指定されました。
このあとは、舞台からの眺望を楽しみました。見晴らしは良いです。
この舞台から五重塔が見えてますが、2019年(平成元年)9月19日に散策したので、今日は行きません。
今日は、行きに通った参道を戻ります。疲れたので・・・。
行き来スルーした「三百餘社(重要文化財)」に寄りました。1650年(慶安3年)の建立。登廊を下った右手に建っていました。
その向かいには、左から「馬頭夫人(めずぶにん)宮」「八幡宮」「住吉宮」と並んで建っています。ここ長谷寺が牡丹の名所になったのは、馬頭夫人と関係があるそうです。
中登廊と上登廊の繫ぎ目に洞があったので寄りました。洞は不明ですが、奥の梅は「紀貫之 故郷の梅」で「はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香にほひける」と書いてありました。
こちらの句碑は1798年(寛政10年)元旦に登嶺されたときに詠まれ俳句。「此裡(このうち)に春をむかへて 我れもけさ 清僧の部也 梅の花」(一茶)と書いてあります。
行きにスルーした「蔵王堂」です。帰りも多かったけど隙がありました。殿内には「蔵王権現三尊像」が祀られており、釈迦如来(過去仏)、千手観音(現在仏)、弥勒菩薩(永未仏)三世の利益を表します。1577年(天正5年)の創建。1650年(慶安3年)徳川光圀公の命により再建されました。
11時24分に、長谷寺の入口まで降りて来ました。友人と相談して、ここで昼食を摂ります。
近鉄電車などで来たら、ここから長谷寺に入ります。天気も良かったし参拝者も多かったです。
車を長谷寺駐車場に置いたまま、ここから歩いて番外札所に行ってみます。
次の訪問は、2019年(平成元年)9月19日以来の西国三十三ヵ所 第8番札所 豊山 長谷寺です。
686年(朱鳥元年)、道明上人が第40代天武天皇のために「銅板法華説相図」を川原寺の初瀬山の中腹西の岡に安置したことに始まり、後に727年(神亀4年)徳道上人が第45代聖武天皇の勅願によってご本尊十一面観世音菩薩を東の岡に祀られてました。徳道上人は観音信仰にあつく、西国三十三ヵ所観音霊場を開かれた大徳として知られ、長谷寺はその根本道場とも呼ばれるゆえんであり、長谷詣、長谷信仰は全国に広がりました。1588年(天正16年)専誉僧正が入山され、長谷寺は関係寺院3千ケ寺を有する真言宗豊山派の総本山として、西国三十三ヵ所 第八番札所として、信徒は2百万人を数えます。また、四季を通じて境内が花に彩られる「花の御寺」として親しまれています。
駐車場に先に500円を払い、そのまま直進すると「仁王門」前に出ます。そこに拝観受付所があるので、拝観料400円を納め入ります。
ここから本堂に通じる長い長い石段をゆっくり登って行きます。この石段の上に屋根が付いており「登廊(のぼりろう)」と呼ばれています。
5月の連休前後には、長谷寺では牡丹が咲き誇ります。ただ、今は何もありません。
この石段は歩幅が合いにくいです。ここは下登廊と中登廊の間に建つのが「繫屋(つなぎや)」で、「水屋(手と口を清める所)」があります。
ここで、振り向いて見ました。「登廊(のぼりろう)」の屋根が綺麗です。
ここから石段の歩幅が歩きやすくなります。連休最終日で、登る人も降りてくる人も多いです。
次に中登廊と上登廊の繫ぎ目建つのが「蔵王堂」ですが、人が多いので帰りに寄ることにして先を急ぎます。
この石段が最後です。登り切ると本堂と納経所があるので、最後の一踏ん張り。頑張ります。
11時9分に登り切りました。「納経所」を見ると空いていそうなので、先に御朱印をいただきました。
御朱印は「西国三十三ヵ所草創1300年」の印入りです。散華もいただきました。
正面に見えているのが「愛染堂」と、その奥に」三社権現」がありますが、体が疲れているので寄りませんでした。
このあと納経所では行列が出来ていたので先に寄って正解でした。順序は逆ですが、このあと「本堂」でお参りします。
本堂内は撮影できないのでお参りを済ませると外に出ました。ここは大変混雑してました。
2019年(平成元年)9月19日にいただいた散華です。本尊「十一面観世音菩薩立像」(重要文化財)、開眼法要は733年(天平5年)に行基が勤めましたが、その後、幾度か火災に遭い、現在の本尊は1538年(天文7年)の再興像。
京都の清水寺の舞台に似ている「本堂」は。686年(朱鳥元年)、道上人が長谷寺を建立したときは、本堂は違う場所でした。その後、巨大なご本尊を祀るため747年(天平19年)に今の本堂を建立。そのあと幾度か火災に遭い、現在のお堂は、江戸幕府3大将軍・徳川家光によって1650年(慶安3年)に建立。2004年(平成16年)に国宝に指定されました。
このあとは、舞台からの眺望を楽しみました。見晴らしは良いです。
この舞台から五重塔が見えてますが、2019年(平成元年)9月19日に散策したので、今日は行きません。
今日は、行きに通った参道を戻ります。疲れたので・・・。
行き来スルーした「三百餘社(重要文化財)」に寄りました。1650年(慶安3年)の建立。登廊を下った右手に建っていました。
その向かいには、左から「馬頭夫人(めずぶにん)宮」「八幡宮」「住吉宮」と並んで建っています。ここ長谷寺が牡丹の名所になったのは、馬頭夫人と関係があるそうです。
中登廊と上登廊の繫ぎ目に洞があったので寄りました。洞は不明ですが、奥の梅は「紀貫之 故郷の梅」で「はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香にほひける」と書いてありました。
こちらの句碑は1798年(寛政10年)元旦に登嶺されたときに詠まれ俳句。「此裡(このうち)に春をむかへて 我れもけさ 清僧の部也 梅の花」(一茶)と書いてあります。
行きにスルーした「蔵王堂」です。帰りも多かったけど隙がありました。殿内には「蔵王権現三尊像」が祀られており、釈迦如来(過去仏)、千手観音(現在仏)、弥勒菩薩(永未仏)三世の利益を表します。1577年(天正5年)の創建。1650年(慶安3年)徳川光圀公の命により再建されました。
11時24分に、長谷寺の入口まで降りて来ました。友人と相談して、ここで昼食を摂ります。
近鉄電車などで来たら、ここから長谷寺に入ります。天気も良かったし参拝者も多かったです。
車を長谷寺駐車場に置いたまま、ここから歩いて番外札所に行ってみます。
この記事へのコメント
それが続いていく様子は、絵になる光景ですね。
本堂の舞台も、結構広いのですね。
青空の下、ここからの眺めもいいでしょう。
五重塔も有名ですよね。
長谷寺は、桜や牡丹が大変綺麗なので有名です。
写真は撮れませんが、ご本尊も見所の一つです。
ただ、近鉄を利用すると、往復するのも大変なんです。行きは下って、帰りは登り、それがきついです。
車なら、直ぐ横まで行けるので、やっぱり車がお勧めです。