国宝 十一面観音を見に聖林寺へ
岡寺のある奈良県明日香村を出て、次に桜井市を目指します。桜井市には安倍文殊や長谷寺が有名ですが、ナビを入れて貰ったのは聖林寺です。
多武峰(とうのみね)街道の入り口にあたる小高い丘陵上にあるのが国宝「十一面観音」で広く知られているのが聖林寺(しょうりんじ)です。聖林寺は桜井市街地の南方、北方に奈良盆地を見下ろす小高い位置にあります。伝承では712年(和銅5年)に多武峰妙楽寺(現・談山神社)の別院・遍照院として藤原鎌足の長子・定慧(じょうえ)が鎌足の菩提を祀るため創建したといいます。建物は長い歴史の間に幾多の戦火で火災に遭い、現在の建物は江戸時代中期に再建されてものです。
10時23分に駐車場に着きました。料金は納経所で払うシステムです。
聖林寺の山門まで、登りです。車では行けないでしょう。田園風景が広がるなか彼岸花が綺麗でした。
けっこうな坂道を登って「山門」に着きました。お彼岸のためでしょうか墓参の方が多かったです。
山門を入ると時に、奈良県桜井市の市街地が見えました。綺麗ですね。
拝観受付所&納経所は、本堂の横にありました。
拝観料400円、御朱印代300円、駐車料金500円でした。車で来たのかどうかも聞かれませんでした。車以外で、ここまで来るのは困難かと思います。一応JR桜井駅より談山神社行きの奈良交通のバスはあるようですが。
今日は、国宝 十一面観音を見に来たので、御朱印もそれにしました。ご本尊のは別途あります。
こちらのが「本堂」です。拝観は、拝観受付所の横から入ります。
堂内は撮影禁止でした。ご本尊は子安延命地蔵尊で、江戸中期に造られた丈六の大石仏で、お参りさせて貰いました。
本堂から見た、桜井市市街地です。
いよいよお目当ての「観音堂」です。聖林寺の旧観音堂は、2021年(令和3年)5月から耐震・改修工事が行われ、今年の8月1日からリニューアルした観音堂での拝観がスタートされました。
観音堂に祀られている国宝「十一面観音」は、天平彫刻の名品で、日本を代表する仏像の一つです。奈良時代の760年代に東大寺の造仏所で造られた木心乾漆像で、その願主は天武天皇の孫である智努王とする説が有力です。この像は、もとは三輪山を拝する「大神神社(おおみわじんじゃ)」の、最も古い神宮寺として設けられた「大御輪寺(だいごりんじ)」の本尊として祀られてきました。かつては四天王に守られ、前立観音の他、左右に多くの仏像が並び立ち、背面には薬師如来一万体が描かれた板絵がある荘厳の中に祀られてきました。1868年(慶応4年)5月16日、神仏分離令により、大御輪寺と親交の深かった聖林寺に移されたといわれています。当時の住職は高僧大心(聖林寺再興七世)。三輪流神道の正嫡であり、東大寺戒壇院の長老であった大心以外にこの仏像を正式に拝める僧はなかったのでしょう。
今年の2月5日(土)~3月27日(日)まで、奈良国立博物館 東新館で「国宝 聖林寺十一面観音~三輪山信仰のみほとけ~」と題して、見ることができました。そして観音堂をリニューアルされたニュースを見て、この日に来た訳です。写真は撮れませんでしたが、360°見られるようになってました。座ってゆっくり鑑賞することもできます。遠路遙々来て見て良かったですし友人に感謝ですね。
観音堂には約5分ほど居ました。全部で3組でしたので、ゆっくり見られました。この写真は観音堂から外の景気を撮りました。
もう一度、本堂から桜井市市街地を撮りました。天気が大変良かったです。
10時37分に「山門」から出て行きました。
10時42分に聖林寺の駐車場を出て行きました。墓参りの方も来られているので、駐車場は、ほぼ満車状態でした。
このあと、同じ桜井市内にある寺院を尋ねます。
多武峰(とうのみね)街道の入り口にあたる小高い丘陵上にあるのが国宝「十一面観音」で広く知られているのが聖林寺(しょうりんじ)です。聖林寺は桜井市街地の南方、北方に奈良盆地を見下ろす小高い位置にあります。伝承では712年(和銅5年)に多武峰妙楽寺(現・談山神社)の別院・遍照院として藤原鎌足の長子・定慧(じょうえ)が鎌足の菩提を祀るため創建したといいます。建物は長い歴史の間に幾多の戦火で火災に遭い、現在の建物は江戸時代中期に再建されてものです。
10時23分に駐車場に着きました。料金は納経所で払うシステムです。
聖林寺の山門まで、登りです。車では行けないでしょう。田園風景が広がるなか彼岸花が綺麗でした。
けっこうな坂道を登って「山門」に着きました。お彼岸のためでしょうか墓参の方が多かったです。
山門を入ると時に、奈良県桜井市の市街地が見えました。綺麗ですね。
拝観受付所&納経所は、本堂の横にありました。
拝観料400円、御朱印代300円、駐車料金500円でした。車で来たのかどうかも聞かれませんでした。車以外で、ここまで来るのは困難かと思います。一応JR桜井駅より談山神社行きの奈良交通のバスはあるようですが。
今日は、国宝 十一面観音を見に来たので、御朱印もそれにしました。ご本尊のは別途あります。
こちらのが「本堂」です。拝観は、拝観受付所の横から入ります。
堂内は撮影禁止でした。ご本尊は子安延命地蔵尊で、江戸中期に造られた丈六の大石仏で、お参りさせて貰いました。
本堂から見た、桜井市市街地です。
いよいよお目当ての「観音堂」です。聖林寺の旧観音堂は、2021年(令和3年)5月から耐震・改修工事が行われ、今年の8月1日からリニューアルした観音堂での拝観がスタートされました。
観音堂に祀られている国宝「十一面観音」は、天平彫刻の名品で、日本を代表する仏像の一つです。奈良時代の760年代に東大寺の造仏所で造られた木心乾漆像で、その願主は天武天皇の孫である智努王とする説が有力です。この像は、もとは三輪山を拝する「大神神社(おおみわじんじゃ)」の、最も古い神宮寺として設けられた「大御輪寺(だいごりんじ)」の本尊として祀られてきました。かつては四天王に守られ、前立観音の他、左右に多くの仏像が並び立ち、背面には薬師如来一万体が描かれた板絵がある荘厳の中に祀られてきました。1868年(慶応4年)5月16日、神仏分離令により、大御輪寺と親交の深かった聖林寺に移されたといわれています。当時の住職は高僧大心(聖林寺再興七世)。三輪流神道の正嫡であり、東大寺戒壇院の長老であった大心以外にこの仏像を正式に拝める僧はなかったのでしょう。
今年の2月5日(土)~3月27日(日)まで、奈良国立博物館 東新館で「国宝 聖林寺十一面観音~三輪山信仰のみほとけ~」と題して、見ることができました。そして観音堂をリニューアルされたニュースを見て、この日に来た訳です。写真は撮れませんでしたが、360°見られるようになってました。座ってゆっくり鑑賞することもできます。遠路遙々来て見て良かったですし友人に感謝ですね。
観音堂には約5分ほど居ました。全部で3組でしたので、ゆっくり見られました。この写真は観音堂から外の景気を撮りました。
もう一度、本堂から桜井市市街地を撮りました。天気が大変良かったです。
10時37分に「山門」から出て行きました。
10時42分に聖林寺の駐車場を出て行きました。墓参りの方も来られているので、駐車場は、ほぼ満車状態でした。
このあと、同じ桜井市内にある寺院を尋ねます。
この記事へのコメント