西国番外札所 長谷寺開山堂 法起院へ

長谷寺の入口を出て、歩いてやって来たのは西国番外札所 長谷寺開山堂 法起院です。約3分で着きました。こちらは2006年(平成18年)8月14日以来、来てませんでした。当初の予定では、この法起院の無料駐車場に止めて、長谷寺に行くつもりでしたが、ここの駐車場は満車でしたね。皆さん考えることは同じのようです😊。

西国三十三ヵ所観音霊場巡礼は、718年(養老2年)に徳道上人(とくどうしょうにん)によって始められました。その徳道上人は656年(第37代斉明天皇2年)播磨国で生まれ、20歳で初瀬の道明上人につ研修し、やがて長谷寺の開基となります。法起院は晩年当地に隠棲されたところで、江戸時代前期の1695年(元禄8年)に長谷寺化主の英岳僧正が当院を再興し、長谷寺開山堂とされました。開山堂(本堂)には徳道上人像を安置。境内には上人御廟の十三重石塔、触れると願いを叶えてくれる上人靴脱ぎ石があります。

IMG_5960.jpgIMG_5961.jpg11時27分に着いて、「山門」をくぐります。見たところ拝観者は多そうです。

IMG_5962.jpgIMG_5963.jpg山門を入ると正面に「開山堂(本堂)」がありますが、正面から太陽の光を浴びるので眩し過ぎです。

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本堂の右手に「納経所」があって、御朱印は「西国三十三ヵ所草創1300年」の印入りですが、番外札所のため散華はありません。

IMG_5965.jpg開山堂(本堂)」の右手に「賓頭盧尊」が祀られてました。

IMG_5966.jpgIMG_5985.jpgまた、左手には「手水鉢」がありました。それにしても人が多いので写真難しいです。

IMG_5968.jpg本堂の左側には、「徳道上人御廟 十三重石塔」があって、上人が晩年当院の松の木の上から、法起菩薩と化したと言われ、当院の名前もそこら名付けられたと言います。

IMG_5969.jpgIMG_5970.jpg布袋尊の奥に行けたので入って見ました。初瀬川が見えるかなぁ・・・と思い行って見たけど無理でした。

IMG_5974.jpg徳道上人「沓脱の石」があって、前途したとおり、松の木の上から法起菩薩として化し去ったと言われ、その沓脱の跡が残り、今に伝えられています。なお、この石に触れると願いが叶うとか。

IMG_5972.jpgこちらは「庚申堂」で、はせ庚申 青面金剛は江戸時代の作とされ、秘仏の尊像は毎年庚申日に御開帳されます。

IMG_5976.jpgIMG_5982.jpg庚申堂の左手には「地蔵尊」が祀られていました。古くからの信者などから寄進され、立ち並んでいます。

IMG_5981.jpgさらに左手には「稲荷社」があって稲荷大明神が祀られています。

IMG_5980.jpg馬頭観音」が祀られているお堂で、お隣には「弘法大師像」もありました。

IMG_5978.jpg天竺招来「仏足石」で、インドで製作されたものだそうです。

IMG_5983.jpgIMG_5984.jpg最後に「弁財天堂」です。弁財天は金運、福知、延寿のご利益があると信仰されています。

IMG_5988.jpg11時33分に、法起院を出ました。これからお昼を摂りたいと思います。

長谷寺門前駐車場に車を停めているので、そこまで戻る途中にある「奈良漬 白酒屋」で、私の好物である奈良漬けを買いました。そして、そのお隣で酢屋長でお昼をいただくことにしました。

IMG_5992.jpgIMG_5989.jpgIMG_5991.jpgにゅうめん定食」1300円をいただきました。御飯は松茸が入ってましたし、山菜と胡麻豆腐が付いてました。

12時頃に長谷寺の駐車場に戻り出て行きました。行きに来た道は一方通行のため、帰りは酢屋長や法起院の前を通りました。次は、友人が行きたい所です。

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