1200年の歴史を誇る古典菊 「大覚寺 嵯峨菊展」へ
真言宗大覚寺派大本山 旧嵯峨御所大覚寺門跡の大沢池を一周し、次に入口で購入した「お堂エリア」のチケットを、五大堂下にある受付で見せると、日付印を押されます。自分の靴を袋に入れ、置いてあるスリッパを履いて階段を登ると、そこは五大堂の「観月台」です。
お堂エリアで、靴を袋に入れているのは、大沢池から来た人だけだと思っていたら、間違いでした。
今日は、お堂エリアから大沢池エリアに降りる人が多かったようです。紅葉を見るのは大沢池ですので、入口で案内されたのでしょう。

「五大堂」は江戸中期の創建で、大覚寺の本堂にあたります。堂内は撮影禁止で、お参りだけ済ませました。


「五大堂」の前面には、嵯峨菊が綺麗に咲いています。
「嵯峨菊展」は、秋を彩る大覚寺の風物詩です。嵯峨菊は嵯峨天皇の御代、大沢池の菊ヶ島に自生していた嵯峨野独特の野菊。様々な風情ある嵯峨菊を、大覚寺境内の中で一般公開されます。期間は、11月1日(火)~11月30日(水)まで。
前方に見えているのは「勅使門」で、その前の枝垂れ桜は、咲くと見事です。
五大堂から「御霊殿(安井堂)」を見ています。
また、こちらは五大堂から見た「心経前殿(御影堂)」で、ともに後程お参りに向かいます。
五大堂に対面にあるのが「宸殿」で、少しだけ紅葉が見えていますね。
渡り廊下を通って「御霊殿(安井堂)」に、入りお参りしました。
安井堂から、奥に「霊宝館」があって、秋の公開時期ですが、今日は入りません。
霊宝館を通過し、「心経前殿(御影堂)」の裏側に回り込むと正面に「勅封心経殿」がありはました。
60年に一度開扉され、前回は2018年(平成30年)の「勅封般若心経戊戌開封法会」で堂内に入りました。
そこから非公開となった「霊明殿」を撮りました。前は公開されていたのに残念です。2020年(令和2年)3月13日(金)に来て入ったのが、最後となりました。
こちらも非公開となった「正寝殿」が遠くに見えています。霊明殿とともに2020年(令和2年)3月13日(金)に来て入ったのが、最後となりました。
「心経前殿(御影堂)」の裏手から「村雨の廊下」を見ています。こちらは後程、通ります。
「心経前殿(御影堂)」の正面に回り込んで、堂内に入りお参りしました。堂内は撮影禁止です。
御影堂から正面に「勅使門」と「石舞台」を見ています。
御影堂から「御霊殿(安井堂)」を見ると、天気が良いので、思い切り逆光となりました😊。




御影堂前にも、綺麗に咲いている嵯峨菊の展示がありました。綺麗ですね、嵯峨菊😊。




「村雨の廊下」沿いにも嵯峨菊の展示があったので、一つ一つ見て行くとともに撮りました。
9時32分に、最後の「宸殿」に着きました。こちらは襖絵を見て行きます。

何度も来てますが「紫宸殿」の裏手から見て行きます。最初は「鶴の間」。狩野山楽筆で複製です。

次が「紅梅の間」。襖絵13面に、紅梅図(重要文化財)が描かれています。こちらも複製です。
中庭を挟んで「正寝殿」が見えています。非公開になったのは残念ですね。次に正面に回り込みます。


次に正面に回って、「宸殿牡丹の間」を見ます。18面の襖絵(複製)は、宸殿でもっとも広い33畳敷きの部屋を飾っています。狩野山楽筆で重要文化財です。

最後が「宸殿松の間」。襖10面、腰障子6面、壁貼付絵2面、伝狩野永徳筆。複製です。


宸殿前に、ようやく紅葉が見られました。嵯峨菊とコラボですね😊。






宸殿前にも嵯峨菊の展示があります。普段、降りることができないので、宸殿を正面から見られる貴重な瞬間です。
宸殿に着く頃に、拝観者が随分増えました。皆さん、靴を袋に入れているので、大沢池に降りられるのでしょう。このあと、出口に向かいます。

帰りは「式台玄関」から出ます。そこには輿が展示されてて、この部屋は「大玄関 松の間」と言い、障壁画は狩野永徳です。複製です😊。
9時46分に、ここを出て行くときに、驚いたことに、拝観受付に行列が出来てました。
10数名の方が並ばれており、一人一人に大沢池エリアの説明をされているのでしょう、そうか、団体さんかなぁ?。
先程、堂内から見た「式台玄関」前の嵯峨菊です。
こちらは、先程宸殿前から見ていた紅葉です。今度は、外から見てみました。



この無料エリアで見られる嵯峨菊を撮ってから出て行きます。
9時47分に「玄関門」から出て行きました。



帰りに、駐車場を見ると、観光バスが数台停まってました。9時50分、ここを出て帰路につきました。
今年は、大沢池もお堂も天気に恵まれて良かったです。少し汗をかきましたが、ここから歩いて帰りました。

今日は、お堂エリアから大沢池エリアに降りる人が多かったようです。紅葉を見るのは大沢池ですので、入口で案内されたのでしょう。





「嵯峨菊展」は、秋を彩る大覚寺の風物詩です。嵯峨菊は嵯峨天皇の御代、大沢池の菊ヶ島に自生していた嵯峨野独特の野菊。様々な風情ある嵯峨菊を、大覚寺境内の中で一般公開されます。期間は、11月1日(火)~11月30日(水)まで。







60年に一度開扉され、前回は2018年(平成30年)の「勅封般若心経戊戌開封法会」で堂内に入りました。





































宸殿に着く頃に、拝観者が随分増えました。皆さん、靴を袋に入れているので、大沢池に降りられるのでしょう。このあと、出口に向かいます。



10数名の方が並ばれており、一人一人に大沢池エリアの説明をされているのでしょう、そうか、団体さんかなぁ?。











今年は、大沢池もお堂も天気に恵まれて良かったです。少し汗をかきましたが、ここから歩いて帰りました。
この記事へのコメント
素晴らしいですね。広々とした石庭と周囲の緑の庭園に、彩りを添えるカラフルな嵯峨菊。決して派手に主張せず、しなやかにお庭に演出していますね。
正直この種類はあまり見たことがありません。
こちらに似合っていますね。
それから、正寝殿の襖絵も圧倒的な和の美しさ。
これを見られたら感激だろうな。
そんな近くに大覚寺が有るなんて羨ましいですよ。
嵯峨菊、初めて知りました。変わった菊ですね。
私も来年の11月には行ってみようと思います。(^^♪
古代菊の嵯峨菊は、私が知る限り、京都府立植物園でみ見られる筈です。
この時期には見られないので、紅葉の大沢池、嵯峨菊のお堂と、いつもセットで来ています。
嵯峨菊は、京都府立植物園でも多分、見られます。
嵯峨菊展の時は、大沢池では綺麗な紅葉も見られるのでお勧めです。
是非、行って見てください。